【ハンドメイド】リボンでヒヤシンスを刺してみよう!作り方とポイントをご紹介
今回の記事は、見ているだけで明るくなれる「ヒヤシンスの花」の刺し方のご紹介です。
基本のステッチで簡単に刺すことができるヒヤシンスのリボン刺繍の刺し方と綺麗に刺すためのポイントを写真付きで解説します。
それでは早速、リボンを用意して刺してみましょう♡
リボンでヒヤシンスの花を刺してみよう
今回の記事では、香りの良い花を咲かせるヒヤシンスの花の刺し方をご紹介します。
玉ねぎのようなコロンとした球根から生えてくるヒヤシンス、小学校で水耕栽培をしたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
リボン刺繍ではいろいろな花を刺すことができるんです。今回はヒヤシンスの小さな花を大きめのフレンチノットステッチで表現してみました。
今回の記事では、綺麗に刺すポイントもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
それでは早速、涼やかなヒヤシンスの花をリボンで刺してみましょう!
準備するもの
- 刺繍針
- 刺繍糸:緑色
- リボン刺繍針
- リボン:お好きな色
- 布(木綿、リネンなど)
- 刺繍枠(必要であれば)
- ハサミ
ヒヤシンスは青紫や赤紫の他に、ピンクや黄色、白などカラフルな色展開があるので、お好みの色で刺繍してみてください。
道具やステッチの詳細はこちらの記事を参考にしてみてください。
ヒヤシンスの刺し方
図案を写す
好きな布に図案を写していきます。図案の写し方はお好みで大丈夫です。花のバランスを考えて丁寧に写しましょう。
緑色の刺繍糸と針を用意する
緑色の刺繍糸をカットして刺繍針に通し、玉止めします。この刺繍糸はヒヤシンスの茎を刺すために使用します。
茎を刺す
ヒヤシンスの茎をアウトラインステッチで刺していきます。
緑色のリボンを用意する
緑色のリボンをカットして、リボン刺繍針に通します。先端は玉結びして布から抜けないようにしましょう。リボンの玉止めの仕方は先ほどご紹介した記事を参考にしてみてくださいね。
葉っぱを刺す
ヒヤシンスの葉っぱを刺していきます。ヒヤシンスの葉っぱはまっすぐ生えているのが特徴なので、ストレートステッチで刺しましょう。
お好きな色のリボンを用意する
お好きな色のリボンをカットして、リボン刺繍針に通します。こちらもリボンの先端は玉結びにしてください。
花びらを刺す
ヒヤシンスのもこもこしたボリューム感のある花を表現するために、花びらはフレンチノットステッチで刺していきます。
はじめに、先端の尖った部分だけは短めのストレートステッチで刺します。
次に、2回巻きのフレンチノットステッチで花びらを刺していきます。全体の形がやや先細りの楕円形になるように意識しましょう。空白部分を埋めるようにぎっしり刺してみてくださいね。
完成!
ヒヤシンスの花の刺繍が完成しました!
今回は紫色のリボンで花びらを刺してみましたが、色を変えるだけで雰囲気の異なる花が完成します。そちらもぜひ試してみてくださいね。
綺麗なヒヤシンスを刺すポイント
綺麗なヒヤシンスを刺すために気をつけたいポイントを簡単に2つお伝えします。
花の形は楕円形に刺す
ヒヤシンスはまっすぐに伸びた茎と葉っぱ、縦長に咲いた花たちが特徴的な植物です。そんなヒヤシンスの見た目を表現するためにも、フレンチノットステッチは全体が楕円形になるように意識して刺しましょう。あまり細長くしてしまうとラベンダーやムスカリのように見えてしまうので、太めの楕円形に刺すのがおすすめです。
花びらを隙間なく刺す
ヒヤシンスの花自体はぎっしりと密集して咲いているわけではないのですが、リボン刺繍で表現する際はフレンチノットステッチを隙間なく刺してあげた方が綺麗に見えます。ステッチに隙間があると、花びらがばらけているような印象になってしまい、花の形が歪に見えてしまいます。
ヒヤシンスと神話の関係
「ヒヤシンス」という名前は、ギリシャ神話に登場する美少年ヒュアキントスに由来するそうです。
ある日、スポーツ万能だったヒュアキントスが太陽神アポロンと円盤投げをしていたところ、円盤を頭をぶつけて命を落としてしまいます。それを嘆いたアポロンは、ヒュアキントスの頭部から流れる血から花を咲かせました。それが、ヒヤシンスです。
一説では、ヒュアキントスに想いを寄せていた西風神ゼピュロスが、アポロンとの仲に嫉妬して2人の間に風を起こし、そのせいで円盤の軌道がずれて事故が起こったとも言われています。美少年も大変ですね。
そんなヒヤシンスの花言葉は、「遊戯」「悲哀」「悲しみを超えた愛」と、神話に由来するものが多いです。良いイメージだけの花ではないので、人に贈るときは注意しましょう。
リボンのヒヤシンスを咲かせましょう
今回は、リボンで作るヒヤシンスの花の刺し方をご紹介しました。
リボン刺繍ではほかにもたくさんの種類の花を刺すことができます。気になる方は、ほかの記事もチェックしてみてください。
悲しくもロマンティックな由来があるヒヤシンスの花、ぜひ刺してみてくださいね。
やってみよっか?