【ハンドメイド】リボンで薔薇を刺してみよう!グラデーションカラーにする方法
今回の記事は、グラデーションカラーが可愛い薔薇のリボン刺繍の刺し方のご紹介です。
少し手間がかかりますが、一色のリボンで作るよりもリアルな仕上がりになる薔薇の刺繍の刺し方と綺麗に刺すためのポイントを写真付きで解説します。
やり方さえ覚えてしまえば簡単なので、ぜひ最後までご覧ください♡
リボンでグラデーションカラーの薔薇の花を刺してみよう
リボン刺繍といえば、やっぱり薔薇の刺繍ですよね。以前の記事では、薔薇の花の刺し方を5つご紹介しました。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
今回は、上記の作品からさらにステップアップして、 グラデーションカラーの薔薇の刺し方をご紹介 します。一見難しそうに見えますが、刺し方は意外と簡単。誰でも簡単にボリュームのある薔薇の花を作ることができるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
今回の記事では、綺麗に刺すポイントと薔薇の花の図案もご紹介するので、そちらも参考にしてみてください。
それでは早速、ロマンティックな薔薇の花をリボンで刺してみましょう!
準備するもの
- リボン刺繍針
- リボン:濃ピンク、ピンク、薄ピンク
- 刺繍針
- 刺繍糸:ピンク
- 布(木綿、リネンなど)
- 刺繍枠(必要であれば)
- ハサミ
詳しくはこちらの記事を参考にしてみてください。
グラデーションカラーの薔薇の刺し方
図案を写す
好きな布に図案を写していきます。図案の写し方はお好みで大丈夫です。製図で使う円定規を使うと綺麗な丸型が描けるのでおすすめです。
刺繍糸と針を用意する
刺繍糸をカットして、刺繍針に通し、玉止めします。刺繍糸は薔薇の芯を刺すために使用します。
薔薇の芯を刺す
薔薇の花を作る際の芯になる部分を刺します。外側から中央にかけて5本の線をストレートステッチで刺しましょう。
濃ピンク色のリボンをカットして、リボン刺繍針に通す
濃ピンク色のリボンをカットして、リボン刺繍針に通します。先端は玉結びして布から抜けないようにしましょう。リボンの玉止めの仕方は先ほどご紹介した記事を参考にしてみてくださいね。
薔薇の花びらを刺す
いよいよ薔薇の花びらを刺していきます。
中心からリボンを出し、リボンによりをかけながら土台の糸を上下交互にくぐらせていきます。図案の3分の1ほど巻き終えたら、リボンを裏に出して玉留めしましょう。
ピンク色のリボンをカットして、リボン刺繍針に通す
先ほどの濃ピンクより一段階薄いピンク色のリボンをカットして、リボン刺繍針に通します。こちらもリボンの先端は玉結びにしてください。
薔薇の花びらの続きを刺す
濃ピンク色のリボンを玉留めしたあたりからリボンを出して、リボンによりをかけながら土台の糸を上下交互にくぐらせていきます。この際、濃ピンクのリボンで刺したものの続きからになるように意識してください。図案の3分の2ほど巻き終えたら、リボンを裏に出して玉留めしましょう。
薄ピンク色のリボンをカットして、リボン刺繍針に通す
先ほどのピンクより一段階薄いピンク色のリボンをカットして、リボン刺繍針に通します。こちらもリボンの先端は玉結びにしてください。
薔薇の花びらの続きを刺す
ピンク色のリボンを玉留めしたあたりからリボンを出して、リボンによりをかけながら土台の糸を上下交互にくぐらせていきます。この際、ピンクのリボンで刺したものの続きからになるように意識してください。芯として刺した刺繍糸が隠れるまで巻き付けたら、リボンを裏に出して玉留めしましょう。
完成!
グラデーションカラーの薔薇の刺繍が完成しました!
途中で色変えするだけで雰囲気がグッと華やかになりますね。
綺麗な薔薇を刺すポイント
綺麗なグラデーションカラーの薔薇を刺すために気をつけたいポイントを簡単に3つお伝えします。
リボンのよりは同じ方向に
リボンは3色とも同じ方向によりをかけるようにしましょう。外巻きにしたり内巻きにしたりを繰り返していると、チグハグな印象になってしまいます。
上下にくぐらせる順番を崩さない
リボンの色を変える時は、前のリボンの続きになるように刺します。芯となる刺繍糸を上下にくぐらせる順番を崩さないようにしましょう。
リボンをキツく引っ張りすぎない
リボンをキツく引っ張ってしまうと、薔薇のふんわりした雰囲気が損なわれてしまいます。少し緩めに刺すことで、薔薇特有のひらひらとしたフリルのような花びらを表現しましょう。
薔薇ってどんな花?
贈り物に最適な薔薇の花。情熱的なイメージからか、花言葉は「愛」や「美」に関するものが多いです。そんな薔薇ですが、贈る本数によって花言葉が変わってくるのをご存知ですか?
1本は「ひとめぼれ」、2本は「この世界にはあなたと私2人だけ」、3本は「愛しています」……、99本は「永遠の愛」、100本は「100%の愛」、そして108本は「結婚してください」の意味になるそうです。どれもロマンティックで素敵な花言葉ですよね。
リボン刺繍で刺した薔薇の花を、大切な人に贈るのも良いかもしれません。
リボンの薔薇を咲かせましょう
今回は、リボンで作るグラデーションカラーの薔薇の刺し方をご紹介しました。
リボン刺繍ではほかにもたくさんの種類の花を刺すことができます。気になる方は、ほかの記事もチェックしてみてください。
この記事を参考に、 ぜひ自分だけのリボンの薔薇を咲かせてみてくださいね。
やってみよっか?