キャンプテントの選び方！ワンポールテントとドームテントのメリット・デメリットとは？
キャンプに使うテントは、様々な形状のものが販売されています。
大型スポーツ店の中には展示されていたり実際に設営体験ができるお店もありますが、ほとんどはネットで閲覧や検索をして購入を検討するのではないでしょうか。
筆者の持っているテントで比較してみましょう。
テントの種類は様々
キャンプブームが起こり、様々なテントが発売されています。有名アウトドアブランドのものからノーブランドのもの、ドーム型、ツールーム型、ワンポール型、軍幕型など、形も様々。どんなテントを選んだ良いのか迷ってしまいますね。
テントは設営のしやすさや、収納したときの大きさ、テントで眠る人数、タープも兼ねたタイプ等、使い方や参加人数によって選ぶのがベストでしょう。
そのため、ソロキャンプへ出かける時のテント、ファミリーや友達同士で出かける時のテント、登山やバイクで出かけるため軽量なテントなど、シチュエーションによって使い分けている人もいます。
筆者はファミリーで使える大型スクリーンとセットになったテント、ソロで使えるワンポール、とドーム型テント、小さめのツールームテントを使い分けてキャンプへ出かけています。
今回は、多くの人がキャンプ場でも使っているドーム型テントと、ワンポールテントの二つを比べ、それぞれのメリット・デメリットをご紹介していきましょう。
ワンポールテントとは？
三角形のフォルムがレトロでかわいらしい、ワンポールテント。
テントポールは1本のみ、あとは周囲のガイロープで立っているテントです。そのため、設営はあっという間に完成するので、女性やお子さんでも簡単にできますよ。
また、ポールが1本のみであとはテントとロープ・ペグだけなので持ち運びも軽くてラクなんです。
天井が高いので、テントの中でしゃがんで過ごさなければならいストレスがないのもメリット。立って過ごせるので様々な活動がとてもラクですよ。
ただ、ペグを打てない・ロープの張れない固い地面や砂利では自立するテントではないので、張ることはできません。ペグを打ち、ロープをピンと張ることで自立するテントなので、キャンプ地の状況をよく調べてから使用するようにしましょう。
また、テントの中は中心部分にポールが立っているので、テントの中を広々と使うことはできません。ポールを中心としてその周りを使用したり眠ったりすることになるので、ちょっと狭く感じる人もいるでしょう。
ドームテントとは？
ドーム型テントとは、インナーテントという内側に立てるドーム型のテントに、フライシートをかけて使用するテントのことを言います。
写真のテントはドーム型テントで、フライシートの方が多少大きいため、前室部分が広い「ツールームテント」というタイプです。インナーテントで眠ったり休んだりと過ごし、前室には荷物を置いたりイスやテーブルを置いて過ごすこともできます。このテントには「ひさし」もあるので、ひさしの下で過ごしています。
前室部分にはレジャーシートを敷いて「お座敷スタイル」でゆっくり過ごすのも流行していますよ。
ドーム型テントはポールの本数が多く、フライシートも大きいため、収納したときの重さや大きさが難点。ですが車で移動したり、ファミリーならさほど問題にならないでしょう。
また、キャンプはアウトドアなので、お天気が急に変わることも。雨の日は、前室のあるドーム型テントなら雨宿りができ、インナーテントの中も出入りによる濡れを防ぎます。
ワンポールの場合、前室がないものが多いので、雨の場合の出入りは内側がびしょ濡れになることも多くありました。そのため、タープを別に用意しなくても、このテントひとつで過ごすことも可能です。
ただ、ドームテントの中にはコンパクトなタイプだと、天井が低くテント内で立つことができなかったり、圧迫感を感じたりする場合も。
インナーテントやフライシートを設営したときの高さも、購入前にチェックしておきましょう。
どちらを選んだらよいの？選ぶポイント３つ
多くの人が使っているワンポールテントとドーム型テントの使用感やメリット・デメリットをご紹介しました。実際にテントを購入するときは、どんな点をポイントにして考えたらよいのでしょうか。
キャンプ場の状態やテントを張る場所は？
キャンプ場にはテント張るサイトの種類に、芝生サイト、土、砂利、アスファルトなど、様々なサイトがあります。
向かう予定のキャンプ場のテントサイトはどんな状況なのか確認しておきましょう。
固そうな地面の場合は、打ち込んでも曲がったり折れたりしないしっかりとしたペグが必要です。また、ペグダウンをする際に使用するペグハンマーもあるといいでしょう。
ペグもハンマーもさほど高価なものではないので、テントの購入と一緒に揃えておきたいアイテムです。
ワンポールテントの場合はペグダウンをしないと設営ができないので、ペグダウンの難しそうなキャンプサイトであれば、ドーム型の方が良いかもしれませんね。
キャンプ場までの移動手段は？
キャンプ場まで車で向かえるのなら、どんなテントでも心配はいらないでしょう。
徒歩や公共交通機関を使う場合は、なるべくコンパクトで軽いものが良いですね。
その点はワンポールテントは軽くコンパクトなものが多いかもしれません。
テントでの過ごし方や利用する人数は？
ファミリーや友達同士で過ごしたい、タープを持っていない、テントだけで過ごしたい、ソロキャンプをしたい、など、過ごし方や参加人数によってテントを選びましょう。
タープがなければドームテントのツールーム型をオススメします。
人数が多ければドーム型がおすすめ。
ワンポールタイプでのソロキャンプは、インナーを外してタープとして使用することもできますね。
購入を検討するテントを検索し、その購入者がどんな使い方をしているか見ることで、様々なアイデアが浮かぶかもしれません。
まとめ
ワンポールテントとドームテントのメリット・デメリットや、テントを購入する際のポイントについてご紹介しました。
キャンプの回数が増えてくると、きっと複数のタイプのテントが欲しくなるでしょう。そんな時の参考にもして頂けると幸いです。
る荷物を確認しておきましょう。
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