沖縄の大自然を満喫!マングローブカヤックのすすめ
熱帯・亜熱帯の暖かい気候の中で育まれるマングローブは、日本国内では沖縄県と鹿児島県の一部でしか見ることができません。沖縄の大自然を満喫しに行くなら、海だけではなく、マングローブ林にも是非訪れたい所。
マングローブを鑑賞するツアーは様々ありますが、今回は定番のマングローブカヤックの魅力をご紹介します。
※2022年11月1日に公開済みの記事を更新しました
マングローブカヤックの魅力
そもそもカヤックとは?カヌーとは何が違うの?
実の所、カヤックもカヌーの一種。ほとんどの特徴は同じですが、 使用するパドルに大きな違い があります。一般的なカヌーのパドルは片側にのみブレードがついているのに対し、 カヤックでは両側にブレードのついたパドル を使用します。進行方向を変える場合もいちいちパドルを持ちかえる必要が無いので、 初めての方でも簡単 に楽しむことができます。
お子さん連れにもオススメ
2~3人乗り ができるのもカヤックの嬉しいポイント。波風の影響も比較的少ないので、小さなお子さんも、お母さんお父さんと一緒に楽しく漕ぐことが出来ます。 また、クルーズ船での観光よりもずっとマングローブに接近することができるので、そこに住む生き物たちを より間近で観察 することも。 本州では絶対に出会えない珍しい生き物達との出会い は、子どもたちにとってきっと忘れられない思い出になるでしょう。
時間帯によって変化する魅力
日中と夜とで全く異なる顔 を見せるのもマングローブの魅力の一つ。 定番は明るいうちにじっくりと生き物たちを観察することができる朝~昼発のツアーですが、夕方発のツアーではロマンチックなサンセットを楽しめます。暗くなってから出発するナイトツアーでは、星空はもちろん夜行性の生き物達との出会いも! 沖縄滞在中、1回だけと言わず 色んな時間のツアー を試してみてはいかがでしょう。
エリア別 マングローブカヤックの定番スポット
沖縄本島
沖縄本島にはマングローブ観光のスポットがいくつもありますが、中でも有名なのは、手つかずの大自然が残る やんばるエリア の 「慶佐次川」 、本島生息のマングローブ4種類全てが観察できる 「億首川」 、那覇市から1時間弱の抜群のアクセスを誇る 「比謝川」 の3つの川。それぞれ本島北部・中部・南部に位置しているので、近くの観光名所を訪れるついでに気軽に参加することができるのが嬉しいですね。
石垣島
マリンアクティビティが人気の石垣島ですが、実は マングローブ林 もあるんです。沖縄離島で一番人気の観光地だけあって、マングローブカヤックツアーの種類も豊富です。南国の暖かい日差しの中での観光も素敵ですが、石垣島は国内初の 「星空保護区」 に認定されたほどの星空観測の名所。日中ビーチアクティビティを楽しんだ後は、是非ナイトカヤックで満点の星を堪能してみてはいかがでしょう。
西表島
西表島の魅力といえば、多くの方が手つかずの大自然を真っ先に思い浮かべるのではないでしょうか。そのイメージに違わず、島の南部を流れる 仲間川 は マングローブとしては日本最大の流域面積 を誇ります。マングローブ林が生い茂る川をカヤックで漕ぎ進み、沖縄一と言われるピナイサーラの滝を目指せば、気分は インディ・ジョーンズ 。西表島観光で外せないアクティビティの一つです。
気になる豆知識
カヤックのベストシーズンは?
海水浴と異なり、カヤックは基本的には 一年中楽しむことができます が、漕いでる最中にどうしても水しぶきがかかることがありますので、できれば 暖かい季節 がオススメ。とはいえ、冬場でも本島よりはずっと暖かいので、寒さ対策さえしっかりとしておけば問題なく楽しむことが出来るでしょう。あまり悩み過ぎず、ご旅行の予定に合わせて参加してみてくださいね。
服装・持ち物
マングローブの木陰があるとはいえ、野外のアクティビティなので 日焼け止め は忘れずに! 帽子 もあれば更に安心です。水面からの照り返しが気になる方は、念の為 サングラス の持参もオススメします。 また、波風の影響を受けにくいとはいえ、どうしても水しぶきがかかってしまう場合があります。濡れても良い服装で臨みましょう。
マングローブツアーで、手つかずの自然に触れよう
以上、マングローブカヤックの魅力を少しでも伝えられましたでしょうか。
同じようにマングローブを間近で楽しめるアクティビティとしては、カヌーやSUPのツアーもオススメです。楽しい沖縄旅行の思い出の一コマとして、是非マングローブを訪れてみてくださいね。
※交通機関や施設の料金、時間等は予告なく変更になる場合があります。最新情報は公式サイトも合わせてご確認ください。
やってみよっか?