【マルタ】琥珀色の街並と海辺のリゾートが堪能できる世界遺産の島

マルタの首都ヴァレッタ

ヴァレッタの魅力

マルタ共和国の首都でもあるヴァレッタは世界遺産に登録されています。歴史的建造物や教会、高台からの美しい景色など、屋外にある美術館のような街。

観光名所には、15世紀に建設された豪華な聖ヨハネ大聖堂、ヴァレッタの街の入り口「シティゲート」、ゲート近くにある噴水「トリトン・ファウンテン」、聖エルモ要塞などあります。

おすすめの楽しみ方は、街を散策すること。徒歩で回れるほど小さな街なので半日で全て定番スポットを見ることができます。

伝統料理を提供するレストラン、お土産屋さんもあるので立ち寄るのも楽しみの一つです。

伝統料理には、ウサギ料理があります。ウサギ肉の赤ワイン煮は、鶏肉のようにさっぱりしたヘルシーな味わい。パスティッツィというパンとパイがクロスした軽食もおすすめです。中には、リコッタチーズやハム、お豆のペースト、野菜など詰められています。

マルタの伝統工芸品には、銀細工のアクセサリー「マルタフィリグリー」があります。街中の路地を歩いていると、お店や工房があるのでお土産におすすめです。

マルタへ行ったら絶対に見てほしい絶景スポット

海に浮かぶヴァレッタの街並

マルタへ行ったら見てほしい景色の一つに地中海に浮かぶ琥珀色の街並があります。地中海の青い海と琥珀色の大聖堂や旧市街の景色は幻想的で心奪われる瞬間です。

この海に浮かぶ絶景は、スリーマという街からヴァレッタまでフェリーを利用すると見ることができます。

プライベートボートやツアーフェリーもありますが、手頃な価格で利用できる公共フェリーがおすすめです。乗船時に現金もしくはカードで支払い、乗船時間は15分間。短い時間ですが、地中海の船旅が堪能できます。

ヴァレッタへのアクセスは、陸からバスやタクシーでも行けますが、ぜひ公共フェリーを利用してみてくださいね。

フェリーの金額

• 片道1.50ユーロ（約242円／2024年2月15日時点）
• 往復2.80ユーロ（約452円／2024年2月15日時点）

アッパー・バラッカ・ガーデン（Upper Barrakka Gardens）

アッパー・バラッカ・ガーデンは、城壁に建てられた公共庭園です。15世紀に建設された要塞の上にあり、マルタ騎士団のために作られました。

庭園内には、記念碑や噴水を囲むように多くの植物が植えられ、軽食が食べられるカフェテリアもあります。

おすすめスポットは、対岸の街をパノラマで眺めることができるテラスです。ここは、ヴァレッタの中で1番高い位置になるため、グランドハーバー、スリーシティーズ、造船所など一望できます。

ローワー・バラッカ・ガーデン（Lower Barrakka Gardens）

ロウアー・バラッカ・ガーデンは、小さな公園なので比較的のんびり写真撮影ができます。アッパー・バラッカ・ガーデンは観光客で混み合う場所なので、静かな場所が好む方におすすめの場所です。

庭園内には、神殿の形をしたモニュメントや記念碑、向かいには、シエージュ・ベル・ウォー・メモリアル（Siege Bell War Memorial）という戦争で戦った人たちへの大きなベルの記念碑があります。

ここでの魅力は、ベンチに座りながらグランドハーバーと対岸の景色が眺められること。庭園内には、いくつものベンチがあるのでヴァレッタ散策の途中休憩に最適です。

マルタの古都サイレントシティ「イムディーナ」

イムディーナの魅力

世界遺産に登録されているイムディーナは、マルタの中心部に位置する古代の要塞都市。公式には都市と言われていますが、住民の数は約300人、実際にはとても小さな可愛らしい街です。

イムディーナのゲートを入ると、中世の別世界が広がるおとぎ話に出てくるような街並。ゲートの横には、バロック様式の建築「ヴィルヘナ宮殿」というかつて宮殿だった場所に自然史博物館があります。

細い路地が続くイムディーナは、サイレントシティと呼ばれ車は住民以外禁止されています。観光には、馬車を利用し細い道を歩いていると馬とすれ違うことも。

細い道を散策しながら歩いていると、街のシンボル「聖パウロ大聖堂(St Paul's Cathedral)」、中世のマルタ貴族が住居として使用していた「ファルソン宮殿(Palazzo Falson)」を通り過ぎます。

15分もあれば街を横切ることができ「バスティオンスクエア(Bastion Square )」に到着します。スクエアにある城壁からは、ヴァレッタとは異なる緑の自然豊かなマルタの美しい景色を楽しむことができますよ。

イムディーナの古代遺跡、ドムス・ロマーナ（Domvs Romana）

ラテン語で「ローマの家」を意味するドムス・ロマーナは、18世紀に発見されたローマ時代の古代遺跡です。イムディーナの街を出たすぐの場所にあり、博物館となっています。

ドムス・ロマーナは、紀元前1世紀に貴族のタウンハウスとして建てられました。 屋外に、古代ローマ時代の家々の遺跡があり、近くで写真を撮ることができます。

屋内には、ローマ時代のモザイク画の一部や彫刻、工芸品が展示されています。紀元前の遺跡を間近で見ることができるので、歴史が好きな人におすすめの場所です。

海水浴や海辺で食事が楽しめるセントジュリアン

セントジュリアンの魅力

ヴァレッタやイムディーナは、世界遺産に登録され中世の面影が残る街。

一方でセントジュリアンは、大型ホテルやビーチ、ショッピングモール、ナイトクラブなど軒並ぶ活気あるリゾート街です。ここには、海水浴エリアがあり穏やかな地中海で泳ぐことができます。

観光シーズンは6月から9月で、10月中旬まで海で泳ぐことができ遅い夏休みにもおすすめスポットです。

ファミリー用のレストランもあり、ホテルでは子どもにおもちゃを用意してくれたりと子連れでも安心して楽しめます。

浜辺で食事ができるおすすめレストラン

海岸沿いにある「Paranga」は、波打ち際の浜辺で食事ができるおすすめのレストランです。店内に、キッチンやトイレ、テーブル席も用意されています。

ここでは、地中海の新鮮なシーフードや郷土料理でもあるラビオリ（パスタ）が堪能できます。

ビーチサンダルを用意して、浜辺に用意されたテーブル席で非日常的なディナーを楽しんでください。

• 店名：Paranga
• 住所：InterContinental Beach Club, InterContinental Malta, St. George's Bay, St Julian's STJ 3310, Malta
• 電話番号：+35699305570

マルタで世界遺産とリゾートを楽しんで贅沢な時間を！

マルタは、歴史的な建築物から美しい海も広がる魅力が詰まった場所です。日本では見ることのできない、古代遺跡や琥珀色の建物、パノラマの絶景が広がり心から感動できる場所が点在しています。

ほかにも、透き通る美しい海が魅力のゴゾ島やコミノ島などマルタ本島とは異なる特徴ある島もあるので訪れてみてくださいね。