庭づくりのヒントの見つけ方~SNSを上手に活用してみよう!~
庭づくり、一体どこから手をつけたら良いのやら…と悩むこともあるかと思います。
そんな時には、SNSを活用してみましょう。庭づくりは、部屋づくりとよく似ています。イメージが思いつかない場合は、一般ガーデナーの先輩や、プロの方の庭づくりを覗かせてもらいましょう♪
この記事では、各SNSの特徴や活用方法などを詳しくご紹介していきます。
各SNSの特徴を理解しておこう
- YouTube :育て方や、作り方のHow toをじっくりと知りたい
- Instagram や Pinterest :庭づくりのイメージや、おしゃれに飾るコツを知りたい
- Twitter :最新情報を得るためや、同じ趣味の方と会話を楽しみたい
SNSにはそれぞれ特徴がありますので、理解することで情報が整理しやすくなりますよ。
- おしゃれな庭の写真が多め
- ハッシュタグで検索しやすい
- 園芸店が入荷情報や購入後の手入れ方法を出すことが多い
Instagramの特徴は、なんといっても ビジュアルとハッシュタグ文化 。調べたい花の名前を検索欄に入れると、その花をどんな場所で、どんな鉢で、どの花と組み合わせながら育てているのかが写真で出てきます。
また、園芸店もInstagramを活用していることが多く、人気品種の入荷情報を出すお店もありますよ。購入後の手入れ方法を、リール動画やライブ配信してくださる生産者もいます。
- 自分で見つけた画像をコレクションできる
- ボード機能で、必要な情報だけをスクラップできる
- 外部URLにアクセス可能
Instagramと似ているようですが、最大の特徴は、 テーマに合わせて画像のスクラップができる ということ。
例えば、庭の室外機をおしゃれにしたい、と考えているとします。
その場合、Pinterestでボードを作っておくと、ネット上で「これいいな」と感じた写真を、Pinterestの中にスクラップすることができます。情報元へのアクセスも直ぐにできるので、イメージに近い写真を集めておくことができます。
Instagramの保存機能をさらに細分化し、 テーマ別で整理ができる 、そんなSNSです。ビジュアル面での情報収集に優れています。
YouTube
- 細かな庭仕事の様子が動画で見られる
- プロの方の解説が聴ける
- 庭全体の様子が見えやすい
YouTubeは 全体的な流れを掴みやすい というところが最大の特徴。特にガーデニングを始めたての頃は、植え付けの手順も頭の中で思い浮かべるのが難しかったりしますよね。
文字や写真だけではカバーしきれない情報が、動画には詰まっています。ただし、 編集の都合で1週間前の様子が流れるなど、タイムラグが生じやすい ので注意が必要です。
- 最新の情報を得られやすい
- 質問や会話をしやすい
- 誰でも気軽に投稿しやすい
短い文章で気軽に投稿できるTwitterは、 ガーデナー同士の会話も盛んな印象。
他のSNSだと、コメントアイコンをクリック、もしくはコンテンツを開かなければ、コメントを見ることができませんが、Twitterの場合は、会話そのものがツイートとして流れてきます。
また、 園芸店をフォローしておくと、花苗の購入可能時期を知ることもできます。
植物専門SNS “Green Snap(グリーンスナップ)”
Green Snapは、 植物だけのSNS です。
一般ガーデナーの投稿写真はもちろんのこと、専門家による植物のコラムも読むことができます。
また、植物にトラブルが起きた時、チャットにてトラブル診断ができます。AIでの診断となりますが、「植え替えして良いのかわからない」など悩みがあれば、対象植物の記事に誘導してくれる仕組みになっています。
プロの発信、一般ガーデナーの発信、両方活用してみよう
育て方に強いのは、プロの発信
SNSではプロのガーデナーや、生産者、園芸店が発信をしてくださっています。プロの発信は、 育て方や購入後の管理の仕方などに特化 しており、施肥・切り戻しなどベストなタイミングで配信をしてくださることも。
手入れの悩みも多いのがガーデニングですので、プロの方の発信は非常に参考になりますよ♪
ガーデニングスタイルが参考になるのは、一般ガーデナー
一般ガーデナーの発信は、 それぞれの庭に適した栽培方法 が参考になります。
- ベランダなのか、庭植えなのか
- 湿気が多いのか、乾燥気味なのか
- 日向なのか、日陰なのか
自宅での栽培環境には差があります。
一般ガーデナーの投稿をみると、「 この手があったか! 」という工夫が満載。たくさんのヒントを得ることができますよ♪
自分の庭と近い環境の発信者を探そう
この庭好きだな、真似をしたい♪と感じたら、一旦ストップ。 その方の庭の条件は、あなたの庭の条件と合っていますか?
自分の庭の環境と似ている発信者であれば、植栽などを参考にできますが、全く違う環境の場合、うまく育たないこともあります。自分の庭の条件と近い発信者を参考にしていくと、庭づくりがスムーズになりますよ♪
日照条件
日照条件が近い方をフォローすると、 育てやすい植物や、限られた日照条件の中で工夫していることなど、実際に応用できるヒントが見つかりやすくなります。
例えば、日当たりが良過ぎて夏場に植物が枯れやすい方は、影を作ってくれる樹木や構造物を意図的に配置していることも。
日陰の庭であれば、明るく見せる配色の工夫や日陰で映える植物選びなど、自宅庭ならではのヒントが得られるはずです。
庭の広さ
庭の広さは、植栽に大きな影響を与えます。
例えば、バラと宿根草の庭、というキーワード。憧れを抱く方も多い植栽です。しかし、 バラも宿根草も、それなりに広さを必要とする植物 である事実を忘れてはいけません。
庭が広い方は、大きくなる植物を植えることで、管理する植物の種類を減らせるというメリットがあります。庭が小さい方は、バラも含め植物が最終的にどのくらい大きくなるのかを考えながらの植栽が必要になります。
似ている条件の先輩ガーデナーを参考にしてみましょう。
近くの園芸店はフォローすべし!
入荷情報やお得情報
入荷した苗をいち早くSNSで告知してくれる園芸店も多いです。特に、人気の品種は品薄傾向にあり、 購入するのに整理券が必要な場合も。
また、園芸店独自のセールを行うこともあり、その情報をSNSで載せてくれる場合もあります。
最近ではDMなどを廃止し、SNSだけで告知する園芸店も。これは見逃せないですよね。(笑)
ディスプレイは要チェック
園芸店には、 花苗をより素敵に見せるテクニックが満載。 参考にしない手はありません♪
例えば、花壇植えができない狭い場所でも、小さな小花の鉢を寄せておき、レンガなどを使って高低差を出すなど、ディスプレイのテクニックを写真や動画から学ぶことができます。
遠くの園芸店でも「この飾り方好きだな」と感じた園芸店をフォローしておくと、自分の庭で応用が効きます。買い物だけでなく、 庭の印象づくりにも、園芸店のSNSは欠かせません!
気軽に投稿してみよう!
ガーデニングを始めたばかりの方でも、SNSでの発信はできます♪
「最近、園芸を始めました!」と投稿すれば、 切磋琢磨できる仲間にも出会えることでしょう。 また、庭や花の写真撮影は、自分の記録としても役立ちます。誰でも無料で使えるSNS、活用しない手はありませんね♪
ぜひ、多方面から情報を取り入れ、ガーデニングライフをより充実させましょう!
やってみよっか?