【2023年7月最新版】3日間でラスベガス完全攻略!人気ツアー参加レポ
海外への渡航制限が撤廃され、どんどんと海外に飛び出している人が増える中、やはり人生で一度は行ってみたい場所として相変わらずの人気を誇るラスベガス!ネオンきらめくストリップ通りでのショーやカジノから、アメリカ国内でも1、2の人気を誇るグランドキャニオン国立公園までその魅力は様々。
そんなラスベガスを3日間という短期間でフルで楽しむべく、人気のツアー、ショーを体験してきました!ぜひこちらを参考に次回の旅の予定を練ってみてはいかがでしょうか?
1日目:ラスベガスに到着!初日から夜景観賞フライトへ!
アメリカ国内で乗り継ぎ、ラスベガスのメイン空港であるハリー・リード空港へ到着。現在、日本からラスベガスまでの直行便はなく、多くの場合はアメリカ国内で一度飛行機を乗り継ぎます。
ハリー・リード空港はとても大きいものの、案内もわかりやすく出ており、バゲージクレームまでは迷うことなくたどり着くことが出来ました。ご存じの方も多いかと思いますが、 空港内にも早速多くのスロットマシンが! さすがラスベガスな光景でテンションが上がります。
ザ・ラスベガス!まずはネオンきらめくラスベガス・ストリップへ
この日ラスベガスに到着したのが夕方近く。チェックインを済ませて一息ついたら、早速街に繰り出します。いまの時期でもかなり日が長く、夜8時ごろまでは日が沈まないため、写真のように 街がきらめきだすのはだいたい夜9~10時ごろ から。私が訪れた時期は、ちょうどアメリカのメモリアルデーの連休と被っていたため、夜の街には人がそこかしこに溢れていました。
ラスベガス滞在中に一つ注意したいのがホテルの広さ。ラスベガスの主要なホテルはストリップ通り沿いに集まっており、地図で見るとそれぞれが近くにある錯覚に陥りますが、それは大きな間違い。ラスベガスのホテルは、一つの建物が途方もなく大きく、 端から端まで歩こうとすると30分かかるようなホテルもある ほどです。そのため、ホテル内のレストランやショーなどの施設に行く場合は、事前に正確な場所の把握をし、時間に余裕を持って行動することをおすすめします。
ストリップの夜景を上空から満喫!夜景観賞ヘリコプターツアー
ラスベガス・ストリップの風景はあまりにも有名ですが、先ほどもお伝えした通り、一つ一つの建物が巨大なため、地上から全体を見るのはほぼ不可能…。そのストリップの景色を ヘリに乗って上空から見る夜景観賞ツアー があります!もちろん徒歩でストリップを歩きながら楽しむのも良いですが、一気に上空に飛び上がり、空から見下ろすラスベガスの夜景は必見です!
◆今回参加したツアー
今回は送迎付きプランだったため、 ホテルより飛行場まではシャトルで楽々移動 。飛行場はストリップ通りの端に位置しているので、あっという間に到着です。
カウンターにてチェックインし、しばらく待つと自分のグループの番が回ってきました。ヘリに乗り込みいよいよ出発!座る座席はそれぞれアサインされますが、なんとラッキーなことに、私はパイロットの隣の席に!
パイロットの華麗な操作を見ているうちにヘリコプターはみるみる上昇。上空まで到達すると、眼下にはすでにストリップの夜景が広がっています。 ネオンきらめく目抜き通りの景色は、これぞまさにラスベガス! 夜景スポットは数多ありますが、やはりラスベガス、桁違いです。
フライト時間は約15分ほど 。ストリップ通りを大きく一周するようにフライトし、飛行場に戻ります。スタートから終始スムーズで、最高な初日の締めくくりとなりました。
2日目:定番スポットをしっかり押さえた人気ツアー!グランドサークル日帰りツアーに参加
今回の旅のハイライトであるグランドサークル日帰りツアー!グランドキャニオンからアンテロープキャニオン、ホースシューベンドにルート66までの定番スポットを詰め込んだ、大人気日帰りツアーに参加してきました。個人的にグランドキャニオンは初めて訪れるスポット。期待に胸を膨らませつつ、早速ツアースタート!
◆今回参加したツアー
ツアースタートはAM2:30!車窓からの景色は…
ツアーの出発時間は早朝2:30!ちょっとびっくりしてしまいますが、そこは心配ご無用。 利用するのはハイルーフの大型バン なので、移動中に寝れば解決です。真っ暗な中出発し、気付けば窓の外には朝日が。車が進むにつれて徐々に水平線上に現れる朝日で目覚めるのも素敵な体験です。
移動中の車窓からも、日本では見られないような壮大な景色が見られます。 グランド・ステアーケース エスカランテ国定公園 はその一つ。
今回は特別!レイク・パウエルにて写真撮影
そして今回は少し時間に余裕があったので、 パウエル湖 にて特別に下車させてもらいました!パウエル湖は 全米で2番目の大きさを誇る人工湖 で、日本一の琵琶湖に迫るほどの広さ。その独特な環境から、多くの映画の撮影地に使われていることでも有名な人気観光スポットです。ここでは小高い丘のような展望ポイントに停車してもらい、上空から湖を一望することが出来ました。
ちなみにここではガイドさんおすすめの撮影スポットが。ガイドさんの指示にならって、写真を撮ってもらったものが左、私が撮ったものが右です。違いは一目瞭然ですね…。思い出を素敵な写真として残せるのもツアーの嬉しいポイントです。
1つ目の観光スポット「ホースシューベント」
そしていよいよ最初のスポット、 ホースシューベント に到着!その名の通り、 馬蹄(ホースシュー)のような形に川がうねり、造り出した地形が有名 な定番観光スポットです。駐車場に車を止め、そこからホースシューベントまでは片道約15分ほど歩きます。道のりは平坦ですが、日光を遮るものがなく、常に直射日光に晒されるため、帽子やサングラスなどの 日よけ対策グッズは必ず持っていきましょう 。
このツアーでは ボトルの水を無料でもらえる ので、しっかり水分補給しながらゴールのホースシューベントまで辿り着くことが出来ます。
行き帰りの道中では、担当のガイドさんが周辺の気候と植物の関係を丁寧に解説してくださいました。整備されたハイキングコースの外は日本ではあまり見かけないような植物が一面に広がっていますが、この植物はどうしてそのような形で生えているのか、エリアの気候や植物の特性の話を、わかりやすく噛み砕きながら教えてくれます。自分一人であればサラッと流してしまうような景色の中にも、「ふむふむ、なるほど!」となるような興味深い事実がたくさん詰まっていることを実感しました。
2つ目の観光スポット「アンテロープキャニオン」
ホースシューベントの後は、グランドサークルと言えば絶対に外せないスポット、 アンテロープキャニオン です!テレビ番組やガイドブックなどで一度は見たことがある、波模様を描く岩肌が美しい、神秘の絶景スポットです。今回のツアーではアッパー、ロウアー、キャニオンXと3つある中で、キャニオンXへ行ってきました。
アンテロープキャニオンは、このエリアの原住民であるナバホ族の居住地内にあるため、キャニオン内のツアーは、一度担当ガイドさんと離れ、キャニオン専用の現地ツアーに参加する形となります。
現地ツアーとなるため、ガイドさんは英語ですが、比較的ゆっくり優しく話してくれるため、言語の心配はそこまで必要ありません。また スマートフォンでの撮影の仕方 や、各フォトスポットなどでは、希望すれば実際に スマホを操作しながら説明もしてくれる ので、安心して参加することが出来ます。
1グループ10名ほどに分かれ、いよいよキャニオンの中へ。
事前に様々な写真を見て予習はしていたものの、やはり生で見るのは別格。 上流から流れる水で削りだされて出来た渓谷 ということで、その岩肌には水の流れがそのまま刻まれ、神秘的な光景を造り出しています。
渓谷を進むにつれ、地上にいるのにまるで川の中を歩いているような不思議な感覚に囚われます。波模様は連綿と続き、ここが削られていった様子をそのまま残しており、固い岩肌がこのような渓谷となるまでの長い年月を思うと、この光景をこの目で見られていることに感動を覚えました。
キャニオン内はフォトスポットがたくさんですが、写真に夢中になって置いて行かれないようにだけは気を付けましょう!
3つ目の観光スポット「世界遺産・グランドキャニオン」
アンテロープキャニオンの後は、いよいよお待ちかねの グランドキャニオン へ!巨大な国立公園のため、たくさんのエリア、展望ポイントがありますが、このツアーではサウスリムにあるポイントへ向かいます。今回はデザートビューポイントを案内してもらいました。
渓谷の深さは最大約1,800m、岸から岸までの幅は最大約30km にもなり、正直数字を聞いただけでは想像が付かないような規模の大きさです。到着前の車内でガイドさんがわかりやすく、「 山手線が丸ごと入る大きさ です」と説明してくれ、なるほど!となると同時に余計に驚き!さらに期待が高まります。
バンより下車しビューポイントまで向かい、ついにグランドキャニオンとご対面。
実際に目の前にすると、まさに圧巻の一言!見渡す限り広がる渓谷は、グランドキャニオン「偉大な渓谷」の名にふさわしい光景。年間何百万人もの人が世界中から観光に訪れるのも納得です。
この日は天気にも恵まれ、かなり遠くの方まで見渡すことが出来ました。 世界遺産にも登録されている グランドキャニオンですが、その登録理由は渓谷の規模の大きさではなく、 地質学など学術的にとても貴重な場所 だから。
ついついその規模や壮大さに目が行きがちですが、グランドキャニオンの特徴である、縞々の断面にその理由が詰まっています。この解説はぜひ現地で見ながら聞いてほしいです!景色を見るだけでも十分感動するのですが、ガイドさんの説明を聞きながらその光景を見ると、かなり視点が変わります。
ちなみにここでもガイドさんの写真の腕に助けられ、とても素敵な写真を撮ってもらいました!1人参加の時などは本当にとても助けられるなぁと実感。写真も旅行の大事な部分の一つ。 思い出を振り返る時にも素敵な写真があるとないとでは大違い! ここでガイドさんの力が借りられるのはツアーの大きな利点です。
4つ目の観光スポット「ルート66・ヒストリックスポット」
グランドキャニオンを後にし、このツアーで最後の観光スポットとなる ルート66のヒストリックスポット へ。今回は セリグマン に立ち寄りました。小さな街ですが、昔のアメリカの雰囲気が残された街並みは映画のワンシーンのよう。休憩も兼ねて素敵なお土産屋さんにも立ち寄れます。
セリグマンを離れて約3時間、ラスベガスに戻りツアーが終了しました。
ここには書ききれていませんが、その他にもたくさんのフォトスポットに立ち寄ったり、移動中の車内では、立ち寄る各スポットの情報・歴史から、今のアメリカ社会についてのお話まで解説してくれ、担当ガイドさんの深く幅広い知識で常にゲストを楽しませてくれました!
自分で回ることも不可能ではない場所ですが、ガイドさんが付いてくれることで、自分では気付かないことを教えてくれたり、わからないことを理解することができ、それぞれの観光スポットを、何倍にも楽しめるようになります。
今回ご担当いただいた宗村さん、永田さん、本当にありがとうございました!
3日目:市内のアクティビティ&ショーを満喫
3日目は前日までフルに動き回ったこともあり、昼過ぎよりゆっくりとスタート。あまり散策出来ていなかったストリップ通りの中を巡っていきます。
話題の”没入型アート施設”を体験!
1つ目のアクティビティは、ストリップ通りのほぼ中心に位置するショッピングモール「ファッションショー・ラスベガス」の中にある没入型アート体験施設 「ファッション・ラボ(Fashion Lab)」 。アートとテクノロジーを融合させた、それぞれのテーマを持った7つの部屋を順に巡っていきます。
それぞれの部屋の滞在時間は約10分。長くもなく短くもなく、ちょうどいいリズムでツアーは進んでいきます。また言葉が必要なく、アート空間の中に身を委ねる形のアクティビティのため、小さなお子様と来ても楽しめる空間となっていました。内装もかなり志向を凝らしたものとなっており、 写真映えばっちり なのも嬉しいポイントです。
◆公式サイト
夜がおすすめ!世界最大級の観覧車
2つ目のアクティビティは 「ハイ・ローラー(High Roller)」 。LINQプロムナード内にある、ラスベガスでもひと際目立つ観覧車です。 その高さはなんと約167m 。2021年まで 観覧車としては世界一の高さ を誇っていました。私が行った時間は夕方4時頃でしたが、入場の列はなく、乗車まで待たずにスムーズに進みました。係員の方に伺ったところ、通常夕方までは空いており、混み始めるのは日が落ちてからのことです。並ばず入りたいという方は、日が沈む前を狙ってくるのがいいかもしれません。
世界でもトップクラスの高さを誇る観覧車ということもあり、 一周回るのにかかる時間は約30分 。車内ではラスベガスの成り立ちの歴史や、各ホテルの豆知識、遠くに見える山脈の説明など、ちゃんと耳を傾けると意外に面白い情報が常にモニターに流れています。
360度ガラスの車両のため、頂上付近まで来ると、片側にラスベガス・ストリップの景色、もう一方にはラスベガスを取り囲む大自然という2つの景色を一挙に楽しむことができます。ただ正直なことを言うと、 日が出ている間に来てしまったのは大きな失敗…! ストリップに建っているというせっかくの利点が、昼間の景色だとあまり活かせません。(写真も微妙な映りのものばかりに…)またガラス張りの車内がなかなか暑い!エアコンは一応付いてますが、砂漠の太陽に照らされた室内はなかなかキツイ空間でした…。 ハイ・ローラーにはぜひ日が沈んだ後に訪れてみてください。
◆公式サイト
ラスベガスのショーといえばこれ!大感動間違いなしのシルク・ドゥ・ソレイユ
そしていよいよ最後3つ目のアトラクション、この旅の締めくくりとなるショーです。今回観覧したショーはエンターテインメントの最高峰、シルク・ドゥ・ソレイユの大人気演目 「O(オー)」 !シルク・ドゥ・ソレイユはラスベガスで複数のショーを行っていますが、その中でも圧倒的な人気を誇るのが、今回の「O(オー)」です。
水をテーマとしたショー で、大掛かりな舞台装置はステージからプール、プールからステージへと目まぐるしく変化します。空中と水中でのアクロバティックな演技、シンクロや炎を使った演舞まで、本当に全てが世界トップレベルの圧巻のショーを披露してくれます。
今回はカテゴリーBの席に座りましたが、ショーの途中には パフォーマーが客席まで上がってくる演出 も!場所によっては楽しいハプニングもありそうです。
こちらのショーは大人気ゆえ、満席になりやすいのも事実。もし旅行の予定が決まっていれば、 なるべく早めに事前予約をし、チケットを確保 することをおすすめします。ショー好きの方もそうでない方も、ラスベガスに来たのであれば観ておいて損はありません!ぜひご自身の目で、世界最高峰のエンターテインメントを体感してください。
◆ショーチケット予約リンク
最後に
これで私のラスベガスでの3日間は終わりました!到着初日からフルに詰め込み、絶対に行きたい定番人気スポットはなんとか押さえることが出来ました。夜景観賞フライトに始まり、グランドサークルツアー、最後にショーと、ラスベガスにはいろんな種類のアクティビティが揃っています!あまり現地で時間が取れない、という場合でもしっかり堪能することが出来ますよ。
皆さんもぜひ自分の好みのラスベガスの魅力を見つけてみてください。
やってみよっか?