【2月23日までの土日祝限定!】山梨・河口湖の冬の楽しみ方~季節外れの花火やアートを満喫しよう image

【2月23日までの土日祝限定!】山梨・河口湖の冬の楽しみ方~季節外れの花火やアートを満喫しよう

夏の定番イベントのイメージがある「花火大会」。

しかし、富士山のふもとで冬花火を開催していると知り、さっそく1泊2日で河口湖の旅に行ってきました!私が行ったのは2023年ですが、2024年も開催される予定です。

河口湖は東京からのアクセスも便利で、高速バスなどでも手軽に行けます。

この記事では、「冬の澄んだ空気の中、花火を観る」という特別な体験と立ち寄った美術館について共有しますので、ぜひ、次の週末のおでかけ候補に加えてみてください。

冬に花火?特別な思い出を作ろう!

期間限定で開催している河口湖の冬花火とは?

河口湖の冬花火は、地元の冬花火実行委員会の主催で毎年1月から2月に行われています。

2024年は1月20日(土)~2月18日(日)までの土・日曜日及び2月23日(金・祝)の開催を予定 しています。

打ち上げポイントをチェック

花火会場は、 河口湖の東側エリア

打ち上げポイントは3か所あり、 合計で1,800発が20時から20分間、夜の花を咲かせます

冬花火のチラシは、河口湖駅の観光案内所にもありますし、観光連盟の公式ウェブサイトからもダウンロードできます。

3つの打ち上げポイントは

  1. 大池公園 :いちばん打ち上げ場所に近い
  2. 畳岩
  3. 八木崎公園

このうち 八木崎公園だけ少し離れている ので、ご注意ください。(全部の花火が観られる場所と、そうでない場所があります。)

私は到着が遅くなってしまったために少し離れたところから観たのですが、より近くで鑑賞されたい方は早くから行って場所取りをすることをおすすめします。

ちなみに、有料の観覧席などはありません。富士山を背景に花火を観 たい方は、河口湖大橋を渡って、反対側から鑑賞 するのが良いみたいです。

私も写真に収めてみましたが、花火はシャッターチャンスが難しいですね。でも、しばらく観られないと思っていた打ち上げ花火が観られて 夢のようなひととき でした。

足和田ホテルと美しい朝日

今回は、 足和田ホテル という湖の西側にある宿に宿泊しました。

部屋数が40と決して大きな建物ではありませんが、こじんまりとしているので、のんびりと滞在するにはおすすめです。

そして、 ホテルの目の前が河口湖という最高のロケーション です!

こちらは、部屋のベランダから撮った写真。時間は6時過ぎです。 ちょうど朝日が昇ってきたタイミング で、あまりに綺麗だったので、急いで服を着て外に出てみました。

太陽が顔を出した瞬間。 東屋、湖、太陽のコントラストがきれいでとても幻想的な雰囲気です。

アートに触れる~河口湖 音楽と森の美術館~

実は、美術館と博物館の宝庫「河口湖」

河口湖の周辺には 美術館や博物館 がたくさんあります。1日でまわり切るのは大変だと思うので、ぜひご自分の興味がある分野をピックアップしてみてください。

  • 河口湖 北原ミュージアム
  • 久保田一竹美術館
  • 河口湖 音楽と森の美術館
  • 河口湖美術館
  • 河口湖ミューズ館与勇輝館
  • 山梨宝石博物館
  • 河口湖木の花美術館
  • 大石紬伝統工芸館
  • クニマス展示館

河口湖 音楽と森の美術館

2日目は 「河口湖 音楽と森の美術館」 を訪れましたので、併せてご紹介したいと思います。

ヨーロッパ的な建物がゆったりと配置された、オルゴールや自動演奏楽器の貴重な品々を楽しめる美術館で、場所は河口湖の北側にあります。

基本情報

  • 営業時間:10:00~17:00(16:00最終入館)
  • 入館料:大人 2,000円/大高生 1,500円/小中学生 1,000円 ※未就学児は無料
  • 駐車場:無料

春節の時期でしたが、午前中の早い時間に行ったおかげで、ゆっくり見てまわれました。(10時にホテルの送迎を頼んだので、10:15頃入館しています)

写真の右下にサイの写真があるのが分かりますか?こちらは、 サルバドール・ダリが制作した「レースをまとったサイ」 という彫刻で、園内に飾られています。

時間によっては、 噴水ショー を見ることもできます。私が見たのは13時の回で、曲は「トルコ行進曲」でした。

美術館全体はこんな感じです。

ミュージアムショップ以外に 「どんぐりのいえ」というジブリグッズの専門店 もあります。

ふたつの音楽ホールでは、毎日コンサートが開かれますし、 土日祝日はさらに

  • オペラ歌手と自動演奏楽器のコラボコンサート
  • サンドアートと生演奏のコラボライブ

もあり、イベント盛りだくさんです。

コンサートホールの中は、自動演奏楽器がずらっと並んでいます。

日曜の訪問だったので、通常のコンサートとオペラ歌手コンサートの両方を鑑賞。

通常のコンサートでは、 ドイツのウェルテ社が1912年に製造したタイタニック号に搭載予定だったモデル (写真左側)が演奏されました。完成が出航に間に合わず、難を逃れた奇跡的なモデルです。乗客をもてなすため柔らかい音色が特徴で、あえてトランペットなどの強い音が出る楽器は組み込まれていないそうです。

オペラ歌手のコンサートでは、真ん中の楽器が使用され、 モーツァルトの「魔笛」 が披露されました。序曲が演奏されたあと男性のオペラ歌手が登場して、次の曲を自動演奏に合わせて歌うという演出が心憎かったです。

オルガンホールの方は、壁一面にダンス・オルガンが鎮座。

ダンスホール用に作られたベルギー製のオルガン で、ここのすごいところは、壁一面オリジナルの装飾が施されているところ。建物の地下にこのホールがあるので、どうやって運び込んだんだろう?と思ったら、このダンス・オルガンありきで建物全体の設計をしたそうです。エッフェル塔やムーランルージュなどフランスの名所を描いた絵画が両サイドの壁面にはめ込まれていて、ひとつひとつ絵を見ていくのも楽しい時間です。

ホール全体の写真は公式ウェブサイトに載っていますので、以下もご覧ください。

こちらでは、 「サンドアート」とクラシックの生演奏(ピアノとバイオリン)のライブ を鑑賞しました。サンドアートは 「ピノキオ」 でしたが、演目は定期的に変わるそうです。

館内は、写真・動画の撮影がOKなので、他にもいくつか展示品を撮りました。

「フルート・プレーヤー(笛吹人形)」と「椅子に乗るアクロバット」

コンサートホールの2階は、機械仕掛け人形がいくつか展示してあります。

オルガンホールの片隅にある「カフェ・オルガン」(フランス製、1901年頃製造)

こちらも相当な年代物で、ほかのミュージアムだったら目玉になりそうな立派なアンティークなのですが、皆さん「サンドアート」が終わると、すぐに帰ってしまわれました。

オリジナルの電球が欠けずに残ってますし、女性や花かご、薔薇の装飾も見事なので、お立ち寄りの際は是非とも細部までご鑑賞ください。

都心からアクセス抜群の河口湖

河口湖への行き方は、車または公共交通機関になると思いますが、車の場合、3月までは路面凍結の恐れがあるのでスタッドレスタイヤの装着を忘れないようにしてください。

今回私が利用したのは、 バスタ新宿-河口湖駅の高速バス で、 乗車時間は1時間50分。料金は片道2,000円 でした。

2時間弱で到着し、移動も全く苦になりません!河口湖は思ったよりとても近かったです。

「冬花火」をきっかけに決めた河口湖の旅でしたが、満足度が高くほかにも訪れたい美術館もあり、自然や富士山の絶景、アートが好きな方にはとてもおすすめの場所です。

ぜひ、訪れてみてください。

※本記事の旅行記は2023年のものです。公式ウェブサイトにて最新情報をご確認ください。

出典・参考

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