【韓国】韓流SPA!チムジルバン体験 | SPA REXに行ってみた♪ 基本情報&体験レビューあり
韓国を訪れたらぜひ試してみたい、韓国のスパ施設。
韓国ではチムジルバンやよもぎ蒸し、あかすりなどが有名ですよね。日本でも施術を受けたことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では韓国のチムジルバン情報と共に、実際に訪れたSPAREXの体験レビューをお伝えします。
チムジルバンとは?
「チムジルバン」は、日本でいうスーパー銭湯や健康ランドのような施設のこと。韓国では「SPA(スパ)」と呼ばれる場合もあります。
何種類ものお風呂やサウナ、韓国伝統の汗蒸幕(ハンジュンマク)を楽しめ、食事や仮眠もできる複合レジャー施設 のことをいいます。
料金システム
チムジルバンは入場の際にまず入場料を支払います。 1回の利用料金は約15,000ウォン~20,000ウォン 。
この入場料には通常、専用の館内着やタオルのほか、お風呂屋サウナなどの施設使用料が含まれています。
オプションで、よもぎ蒸しや、あかすり、マッサージなどのメニューがあり、追加代金を支払うことでそれらの施術を受けることができるようになります。
施設の特徴
チムジルバンには滞在中に食事ができる 食堂 や、横になって休める 仮眠室 のような場所もあることが多く、特に利用時間に制限はなく、 1日中のんびりと過ごせるのが特長 。
地元の人たちはお風呂利用目的で頻繁に通うことが多いようです。
また、 営業時間も比較的長く、24時間営業をしている施設も多い のも嬉しいポイント。
24時間営業の施設は、韓国旅行の際に早朝便や深夜便を利用する際の時間調整などにも利用できるので、観光客にも人気です。
汗蒸幕とは?
汗蒸幕とは高温の石のドームでできた 韓国式伝統サウナ のことです。
施設によっても異なりますが、温度は一般的なサウナより高い約90℃~150℃に設定されていることが多く、一般的には男女共用の施設で、専用の館内着を着て汗蒸幕に入ります。
黄土と薬石を積んだドームの石から遠赤外線が発せられる ことにより、体が芯から温まって、短時間で汗をかけます。高温のため、出たり入ったりと人の出入りも通常のサウナに比べて激しいです。
必要な持ち物
基本的に必要なものは全て揃っているので 手ぶらで行ってもOK!
必要なタオルや館内着、ボディーソープ類などは備えてあることが多いようです。日本の銭湯やホテルや旅館の大浴場をイメージすると分かりやすいかもしれません。
替えの下着や、化粧水など好みのものがある方は持参することをおすすめしますが、売店でも一通りのものが販売されているので、何か忘れた物があったとしてもその場で購入することができるので便利です。
SPAREX 東大門店の様子と体験レビュー
先日ソウルを訪れ、実際に入館した東大門にあるチムジルバン、SPAREXの様子を紹介します。
こちらの店舗は東大門のど真ん中に位置し、東大門駅や東大門歴史文化公園駅からも徒歩圏内、 24時間営業。 グッドモーニングシティというモールの地下3階~4階にあります。
時間帯にもよりますが、朝早めの時間に行った際には地元の韓国の方の利用が多く、次に日本人や中国人観光客、欧米の方もちらほら見かけました。
入場の流れ
まずは受付で入場料を支払い、 バスタオル2枚、館内着、リストバンドを受け取ります 。
入場料は時間帯によって異なり、大人1人あたり1200ウォン~1500ウォン。
リストバンドには番号が書かれており、その番号の下駄箱、ロッカーを使用することになるので、このリストバンドは肌身離さずしっかりと付けておきましょう!
スーツケースなどの大きな荷物はロッカーに入らないので、受付カウンター横に預けることになります。ただ、無造作に置かれており、あまり管理はされていないようなので高価なものが入っている際には防犯上、ホテルなどに預けておいた方が安心かもしれません。
大浴場・サウナ
下駄箱で靴を預けた後は、一旦男女別に分かれます。
分かれた先は、脱衣所から大浴場・サウナへと繋がっていて、その一角に オプションで受けられる「よもぎ蒸し」や「あかすり」 の用のスペースがあります。オプションはその場で現金支払い、もしくは受付で事前支払いが必要です。
女性用のあかすりの担当の方(韓国ではアジュンマと呼ばれるおばさん)は下着のような水着のようなビキニを着ていて、豪快にバシャバシャと水をかけながらあかすりをしてくれます。なお、施術を受ける側はすっぽんぽん状態で、まさに「まな板の上の鯉」状態!韓国流のあかすり体験をしてみたい方は試してみるのもおすすめです♪
大浴場は温度別に分かれ、 水風呂から高温のお風呂まで5種類、サウナも温度別に2か所 。シャワーや体を洗うスペースも混雑することなく使えるぐらいの数があります。
大広間・休憩スペース
大浴場から大広間にあるチムジルバンへ行くには、館内着に着替えて移動 する必要があります。
男女別の仮眠スペース、トンネルのような穴倉から小部屋、大部屋まで種類も様々。
館内の大広間にはテレビがあり、その周りに自由に寝そべったり休憩したりできるスペースがあります。
ジムエリア、フードコートなどもあり、皆さん思い思いにゴロゴロと寝転んでくつろいでいます。
汗蒸幕
汗蒸幕があるのは大広間・休憩場所のある、男女共用のスペースで、 釜形の高温の汗蒸幕が2つ (約70℃~80℃)と 温度が低めのサウナが3つ (約50℃~60℃)あります。
釜形の方の入口は「これ、入れるのかな?」と思うほど小さく、かがんでくぐらないといけないほどですが、中に入るとドーム型の天井が高く、意外と広々!
釜の中の床も熱いのですが、大きな布のようなものが敷かれており、直に座れるようになっています。座るとじわじわと汗をかいていき、寝転ぶともっと一気に汗をかくことができます。桂皮などの香草が入った袋が色々と吊り下げてあり、ほのかに香りが漂う中、日本のサウナとはまた違った雰囲気でサウナが楽しめます。
窯の近くには給水ができる場所や、 アイスルーム(オルムバン) もあります。クールダウンができる冷たい部屋で、部屋内はキンキンに冷えており周りには霜がついているほど!温度は10℃前後でしたが、汗蒸幕から移動するとまるで冷凍庫に入ったかのように感じます。
途中途中で水分補給をしたり、休憩スペースで寝転んでクールダウンしたりと思う存分楽しめます!
体験レビュー
韓国のチムジルバンは、システム的には日本のスーパー銭湯などを訪れたことがある方であれば、スムーズに利用できるのではないかと思います。 日本のように細かな説明などはしてくれませんが、順路も分かりやすく表示されているので迷うことなく利用できます 。
清掃も毎日決まったスケジュールに沿って、館内清掃がされているようでした。実際に共用部分などもモップ掛けなどをしているのを見かけたので、定期的に清掃されていると思います。
ただ、汗蒸幕内に敷かれている布などの交換は頻繁にされているようではないので、気になる方はいらっしゃるかもしれません。隅々までピカピカにきれいにしてあるという印象ではなく、あくまで大衆浴場と思って利用することをおすすめします。
観光客向けのスパ施設はかなり高額で、時間制限も設けられている所も少なくありませんが、この SPAREXは地元客も通う場所なので、お手頃価格で設定されているのが1番の魅力 。
休憩スぺ―スも韓国風のデザインで印象的。広々としているので混みあうことなく利用できるのが良かったです。
気軽にチムジルバンを体験するには立地もよく、適度に観光客にも慣れていて利用しやすい施設であると思います。24時間営業なので、休憩がてらに利用したりフライト前後の時間調整に利用したりと便利でおすすめです!
韓流SPAを体験してみよう!
この記事では基本的なチムジルバンの紹介とSPA REXについて紹介しましたが、ソウル市内にはまだまだたくさんのスパがあります。
1日過ごせるチムジルバンのほかにも、短時間で施術を受けられるよもぎ蒸しやマッサージなどに特化したスパ、お手頃価格のスパから高級スパまで種類もさまざまです。
本場の韓流スパを受けてリラックスして過ごすのも楽しいですよ♪
やってみよっか?