サウナー必見!知床観光の楽しみ方&おすすめサウナ付きホテル2選【北海道】
みなさんは北海道の東に位置する「知床」をご存知ですか?
きっと知っている方が多いはず。知床は2005年世界自然遺産に登録され、小学校の教科書でも紹介されています。
今回、ずっと行ってみたかった知床へこの冬に行くことができたので、知床の魅力と、サウナ好きの私がおすすめしたいサウナ付きホテルをご紹介します。
知床ってどんなところ?
知床は、北海道東部に位置します。オホーツク海に伸びるようにある知床半島と、その周辺海域が2005年に世界自然遺産に登録されました。
流氷が観測できることや、その流氷によって豊富な魚介類がもたらされ、それらをヒグマやオジロワシが捕食するといった海、陸で生きる 野生生物の食物連鎖が見られる貴重な自然環境 が残されています。
また、海岸から山頂までの間には、 人の手が入っていない多様な植生が存在 し、シマフクロウ、オオワシ、オジロワシなどの国際的希少種の重要な繁殖地や越冬地にもなっています。
知床で楽しむ!知床でしたいこと!
忘れられない経験ができる!流氷体験!
私の旅行の目的は、 日本ではここでしか見られない「流氷」 を見ることでした。私が行ったのは3月上旬。 流氷が見られるとされるのは2月〜3月上旬にかけて です。私がツアーに参加した時には、流氷がびっしり海一面を覆っていて、とても良い時期でした。
そして今回、貴重な流氷をもっと近くで感じられる流氷体験ツアーに参加してきました。参加したツアー内容は、流氷の上を歩いたり流氷で遊んだりできる 「流氷ウォーク」 と、スノーシューを履いて野生動物を見つける 「スノーシューウォーク」 です。
この流氷ツアーは この地で、冬の決まった期間にしかできない体験 なので、特別な経験になりましたし、やはり自然を楽しむのはとても気持ちが良かったです。
知床に旅行へ行くのであれば、 冬の流氷の時期はとてもおすすめ! そしてこの後ご紹介するサウナ付きホテルと合わせれば、流氷体験した後はサウナでリラックスできるので、よりおすすめです!
夏は知床五湖をハイキング!
世界自然遺産に登録された中にある知床五湖。その知床五湖の周りをハイキングできるようにハイキングコースがあります。世界遺産登録されてきれいに整備してあるため、とても歩きやすいです。
空気の澄んだ中、知床五湖をめぐるハイキングはとても気持ちが良い でしょう。
また、登山もすることができます。半島中央部には、北から知床岳、知床硫黄山、羅臼岳、遠音別岳、海別岳の知床連山が縦走しています。登山経験者であればぜひ登りたいと思う山々でしょう。
知床五湖からも知床岳などの 山々を眺めることができます 。その眺めは美しく、素敵な景色を見ながらハイキングを楽しむことができるでしょう。
他にも観光スポットがたくさん!冬には雪の影響などによって、個人で散策できる範囲が限られてしまいますが、夏は色々と巡る事ができます。知床半島西側・斜里町側には、知床五湖、 カムイワッカの滝 、 オシンコシンの滝 、東側には 羅臼湖 、そしてオホーツク海や国後島が一望できる 知床峠 があります。
サウナがアツい!こだわりサウナのあるホテル2選!
サウナーならきっと行ってみたくなるサウナ が知床にあるんです!そんな魅力的なサウナのあるホテルを2つご紹介します。
4つのサウナを完備!「KIKI 知床 ナチュラルリゾート」
まず一つ目は「KIKI 知床 ナチュラルリゾート」です。
大切な人と時間を過ごすこと 、 ありのままでいること 、 自然を身近に感じること を通して、その場にいる誰しもが、 居心地の良さを感じ、リラックスできる 雰囲気のことを北欧では「ヒュッゲ」と言います。このホテルでは、この「ヒュッゲ」を大切にして接客されています。
今回、この「KIKI 知床 ナチュラルリゾート」の大浴場がリニューアルオープンし、 4つのサウナが新設される とのことで、知床旅行の最終日に宿泊してきました!結論から言うと、満足度の高い最高のホテルでした!!
温泉&サウナ、食事、施設についてそれぞれ詳しく魅力をお伝えします。
4つの異なるサウナが新設された大浴場!
2023年1月中旬にリニューアルオープン
。1996年の大浴場新築以来、初の大規模フルリニューアルとなりました。
浴場は内湯と外湯があり、
内湯には低温・中温・高温の温度の異なる湯船
と、子供でも安心して入れる浅い湯船が備わっています。そして
サウナが2つと水風呂
。
外湯は露天風呂が1つ
。外湯は温泉になっています。
浴場の窓は景色を取り込むように大きく、内湯からも緑を見ながら湯に浸かってリラックスできるようになっています。冬の時期は雪景色を見ながらお風呂に入ることができます。
サウナの種類は、 寝て入るサウナ室「ネウナ」 、三角形の形をした 真っ黒なサウナ室「クロウナ」 、 ヴィヒタでセルフウィスキングができる「ウィスキングサウナ」 、そして、 木でできたかまくら型のサウナ「イグルーサウナ」 です。
「ネウナ」 は寝ながらサウナ室で汗をかけるので、よりリラックスができます。寝転ぶ下に引くマットもサウナ室の隣に用意されています。セルフロウリュができるので高温が好きな方も嬉しい。
「クロウナ」 は、オーソドックスなフィンランドスタイルのサウナとなります。セルフロウリュができるので、高温の暗い室内でリラックスしながらじっくりと汗がかける空間となっています。
「ウィスキングサウナ」 は、ヴィヒタを用いてセルフウィスキングができます。設定温度が高すぎず、長時間じっくりと汗をかいて楽しむことができます。ヴィヒタにアロマミストをかけて使用するので、アロマの香りがサウナ室内に広がり、とても癒されます。
「イグルーサウナ」 は、 国内にはまだ数えるほどしかない 貴重なサウナです。エストニアで生まれたサウナ。この「イグルーサウナ」の特徴は、木でできたかまくら型で、薪サウナなところ。ホテルで薪サウナを取り入れているのはとても珍しい!設置されているのは、屋外の露天風呂スペースです。薪サウナであるため、スタッフのいる期間のみ使用可能となっています。使用できる時間は、16:00~21:00と朝の7:00~9:00となっています。
水風呂は温度が低く 、サウナ後に入るととても気持ちが良い。 ボタンを押すと頭から水が被れる仕掛け もあります。
お風呂は男女入れ替え制 となっていて、 1泊すれば、4つのサウナに入ることができるようになっています 。ウィスキングサウナ、ネウナ側の浴場は、男性15:00~24:00、女性翌朝の5:00~9:30で、クロウナ・イグルー側の浴場が、女性15:00~24:00、男性翌朝5:00~9:30の利用となっています。
日帰り利用も可能 。大人2,200円(税込)、小学生550円(税込)、幼児は無料となっています。ただし、繁忙期や混雑時には日帰り入浴サービスを一時中止することのあるので、連休やお盆、お正月などは電話で確認するといいでしょう。
サウナでトトノった後のブッフェが最高!
知床の魅力を楽しめるメインダイニングの「ツリーサイドブッフェ」は、 どれを食べても本当に美味しい!
木の温もりに包まれた 開放感あふれるブッフェ会場 となっています。
夕食では、その場で焼いてくれた鉄板焼きステーキや、花畑牧場のラクレットチーズを知床斜里産熟成ジャガイモにトッピングしたポテトラクレットチーズ、お刺身の3種盛り、エスニック料理まで、さまざまなジャンルのお料理がいただける創作和洋バイキングを楽しめます。また、パティシエによる手作り本格スイーツが多く用意されていて、食後のデザートも充実!
朝食も夕食同様、バイキング形式です。その場で作ってくれる焼き立てのチーズオムレツや、知床産の鮭を使用したお茶漬け「あっぺ飯」などが用意されています。ご飯のお供がたくさんあり、ご飯をついおかわりしたくなってしまいます。また、クロワッサンやデニッシュなどの焼きたてバンや、天然酵母のパンなど、種類豊富なパンがたくさん用意されていて、パン好きな人は嬉しいはず!
居心地の良い工夫のされた設備
「大自然を体感できるシアターラウンジ」
約250インチの大型スクリーンに知床の自然の映像が映し出されます。ホテルにいながらも、森の中にいるような心地よさを感じられるラウンジとなっています。
「ロビーから外へと繋がる癒しのテラス」
外を眺めると、目の前には北斗の森が広がっていて、自然を感じられるテラス。椅子に腰掛け、外の空気を吸いながら一息つける空間となっています。
キッズスペース「あそびの森」
子どもたちが生き生きと遊べる場ををつくりたい、という願いから生まれました。ホテル内にキッズスペースがあると、子供が喜ぶのはもちろん、親御さんも嬉しいですよね。この遊び場は、子どもが自発的にあそびを楽しむことができるようにと工夫されています。利用時間は、朝8:00〜10:00と15:00〜21:00です。
海を一望できるサウナ「北こぶし 知床 ホテル&リゾート」
ここのホテルにあるサウナは、 プロサウナーが今行くべき全国サウナ施設をノミネートする「サウナシュラン」で2度も入賞 しています。
なんといってもここのサウナの魅力は、 サウナをしながら流氷が見渡せる ということ。「絶景サウナ」として話題を集めています。 大きな窓付きサウナを2室完備 しています。男女入れ替え制。サウナ室の温度は約90度で オートロウリュ がついています。
そして 2022年2月にはサウナ付き客室も誕生 し、ますます注目されています。よりプライベートな空間で流氷という普段は見られない絶景を見ながらサウナを楽しむことができ流ようになりました。
一つ目で紹介した「KIKI 知床 ナチュラルリゾート」とは姉妹ホテルとなっています。こちらの「北こぶし 知床 ホテル&リゾート」の方が少し高級ホテルとなっていますが、流氷シーズンには多くのサウナーがこの絶景サウナを求めて訪れます。
合わせて行きたい!「網走監獄博物館」
1983年に開館された網走監獄博物館。旧網走刑務所の歴史的建物を保存展示しています。
移築復原された建物は、19世紀後半から20世紀初頭にかけて建てられたもので、現存する木造行刑建築物としては最古となる、歴史的価値ある建物です。
2016年には25棟ある建物のうち8棟が国の重要文化財 に指定され、 6棟が登録有形文化財 に登録されています。
現在の網走から旭川まで繋がる中央道路は、かつての1200人の囚人たちによって造られました。しかしその囚人たちの多くは過酷な開拓作業によって亡くなってしまっています。網走監獄博物館は、そんな北海道開拓の幕開けを語り継ぐ貴重な存在なのです。
この道東を訪れた際にはぜひ寄ることをおすすめしたい場所になります。
さあ!贅沢サウナを求めて知床へ!
いかがでしたか?
世界自然遺産として登録されている知床で、自然に触れ、夜はサウナを楽しむ。
最高の贅沢ではないでしょうか。今回は知床の魅力と、知床のサウナにこだわったホテルをご紹介しました。
この記事がみなさんの旅行のお役に立てれば幸いです。
やってみよっか?