【タイ】の東北部エリア「ローイエット(Roi Et)」って?タイ好き筆者が詳しく紹介します♪
タイといえば、たくさんの日本人が訪れる人気の国です。
バンコク、プーケット、パタヤなどの観光地は、すぐに思い浮かぶ方の多いのではないでしょか。
今回は、そんな観光都市から少し離れたところにある、「ローイエット」エリアについて紹介します。聞き慣れない方にも、その魅力を分かりやすく説明していきますので、ぜひ最後までお楽しみください。
「ローイエット(Roi Et)」ってどこにあるの?
筆者はタイが大好きで、一人旅も含めて5回以上は訪れています。最初に訪れたのは10代の頃で、20年以上前のことです。初めてタイを訪れた時は、人々が優しくて素朴なところだなと思いました。その後も数回訪れていますが、町の開発がどんどん進み、当時と比べると今はだいぶ変わっています。
今回紹介する「ローイエット」は、タイの東北部にあります。人気の観光地とは違って、このエリアを訪れる外国人は、日本人を含めてもまだまだ少ないです。また、バンコクから離れていて、行く手段としては車、バス、飛行機があります。
私が初めて訪れた時はまだ町に空港が無かったため、片道8時間余りの時間をかけて、長距離バスで行かなければいけませんでした。今でもその時のことを覚えていますが、移動中に突然バス内のエアコンが故障!運転手さんがバスを道路脇に停車させて修理しようとしていたのですが、全然直る気配がなく。代わりのバスが来る感じもしなかったため、窓を開けて到着地までずっと過ごしました。真夏だったため汗だくの状態で、この時ばかりは日本が恋しくなりました。
その後空港ができて、今ではバンコクからローイエットまでの直行便が、1日数便運航しています。昔と比べたら、とても便利で行きやすくなりました。飛行機で行く場合の所要時間は約1時間程度、2023年時点で就航しているのは、タイ・エアアジア(Thai AirAsia)です。スケジュールや料金については、こちらの公式サイトからご確認ください。
おすすめの観光スポット
ワット・パ・ナム・ティップ・テープ・プラシット・ワナーラーム(Wat Pha Nam Thip Thep Prasit Wanaram)
「ワット・パ・ナム・ティップ・テープ・プラシット・ワナーラーム」は、ローイエットの町の中心部から車で1時間程行ったところにある寺院です。寺院の中には仏像があったり金の装飾がされていて、とてもきれいです。広い敷地内には手入れされた庭園やがあるので、ゆっくり散策してみるといいと思います。
ブン・プラン・チャイ公園(Bueng Planchai)
「ブン・プラン・チャイ公園」はローイエットの町の中心部にある公園で、周辺は池に囲まれています。町のシンボル的な存在で、地元の人達の憩いの場になっています。ここでは、ゆっくり散歩ができる他、イベントが開催されることもあります。夜になるとライトアップされるので、日中とはまた違った風景が広がります。
おすすめの宿泊施設
人気の都市と比べると、それほど宿泊施設の数は多くありません。また、外国人よりタイ人が利用する方が多いため、公式サイトはあっても英語や日本語での説明が無いことが多いです。ここでは、私が実際に利用したことがあったり、知人からのおすすめホテルを挙げてみます。
M Grand Hotel
私が数回、宿泊したことがあるホテルです。今では宿泊施設も選べるようになりましたが、私が初めて訪れた時からあったのが、このホテルです。当時は市内に2軒しかホテルが無く、そのうちの1軒がここでした。宿泊施設としては大きく、レストランが入っています。2019年頃に改装工事とホテル名の変更を行っているため、今では以前よりもっとおしゃれで快適に過ごせます。
The Bed Hotel
市内にある比較的新しいカジュアルホテルで、館内や部屋には清潔感があります。スタンダードルームの料金は1泊3,000円ぐらいで、2人利用可能です。
おすすめのお土産
ドライフルーツ類
日本は、他の国と比べると果物やドライフルーツの値段が高いように感じます。タイでは、果物やドライフルーツが安いです。ドライフルーツにも種類が色々あるので、まとめて買って家族や友達にあげると喜ばれるかもしれません。
ハンドメイドのバッグ・アクセサリー・小物類
私がタイへ行った時に必ず買う物と言えば、ハンドメイドのバッグ、アクセサリーや小物類です。特に郊外へ行った際にブラント店ではなく、小さなお店へ行くのが好きです。どれもオリジナル作品で世界で1つしかないデザインばかりなので、選ぶのに時間がかかることもあります。お店によっては、作った本人が販売していることもあるので、少し会話をしてから買います。
タイシルクのドレスやスカーフ類
ハンドメイドのバッグやアクセサリーのお店以外に、タイシルクを取り扱っているお店にも行きます。タイシルクは、タイの伝統工芸の1つで特に東北地方が有名です。タイでは、シルクの衣装やドレスは結婚式やパーティー等といった、特別な日に着ることが多いです。
値段が高いため、なかなか簡単に買えるものではありません。バンコクのお店で買うと、ローイエットのお店より3倍ぐらい高いです。バンコクのお店で買うのと同じくらいの料金で、ローイエットのお店では生地選びから仕立てまでしてくれるので、今までにワンピース(パーティー用ドレス)を何着か作ってもらったことがあります。仕立ててもらう場合は少し日にちがかかりますが、予め帰国日を伝えておくと、その日に合わせて作ってくれます。引き取りに行く際に、その場でサイズの調整等をしてくれる場合もあります。
スカーフは、色々なシーンで使っています。私はいつも服は黒、茶色、グレー系が多いため、スカーフはシンプルなデザインで明るい色を選んでいます。
日本人・外国人観光客が少ないエリアに行ってみたい人にはおすすめ♪
今回は、タイ国内の少しマイナーなエリアを紹介しました。観光地としてはまだまだ開発途中ですが、その分、素朴な雰囲気が残っています。また、バンコクと比べると物価が安いので、滞在中は出費を抑えることもできます。みなさんもタイへ行ったら、ぜひローイエットの町も訪れてみてください。
やってみよっか?