【30代から始めるサッカー】今からでも遅くない!サッカーを始めよう image

【30代から始めるサッカー】今からでも遅くない!サッカーを始めよう

「何か新しい事を始めたい」という思いは、誰もが1,2度は持つものだと思いますが、年齢を重ねるにつれて、新しい事や未知の分野に踏み込む際の「最初の1歩」がどんどん重くなっていきます。

特にスポーツ系の趣味となると、読書や料理などと違って「体力」という問題がでてきますから、年齢の問題は大きく関わってきます。また、社会人として仕事を持つ以上は「時間」を作るのにも大変ですし、近くに運動できる施設がない等の「環境」の問題も出てきます。

こういった理由から、新しいことへの挑戦は年齢と共に困難になってくるのだと思いますが、あえて厳しい言い方をさせて頂くと「年齢と共に、できない言い訳を増やしていく」だけではないでしょうか?

謙虚なままでは損をする?

以前の記事でも述べたように、私はインドネシアのバリ島に13年間住んでいます。インドネシア人を始めとした「外国人たちのコミュニティ」の中で生活をしていますので、「日本人の特異性」というものを、日本に住んでいる日本人以上に感じる事ができます。

日本人の特異性が新しい挑戦の壁に

その主たる特異性は「謙虚さと責任感の強さ」です。

同じ日本人としては、誇りに思うこの2つの日本人の特異性ですが、実はこの2つが新しいことへの挑戦の足かせになっているようにも感じます。「謙虚さ」は逆に言えば「傲慢さがない」ことですが、スポーツにおいては「傲慢」は決して不要な要素ではありません。

特にサッカーのような激しいスポーツでは「お前なんかに(相手に)負けるか!」という強い気持ちや「絶対に(このシュートを)決める!」という自信が不可欠です。

謙遜しすぎる必要はない

実際に、私のサッカー部にも40代後半の初心者が、運動を目的としてサッカー部に入ってきましたが、彼は入部時の挨拶で「私みたいなオジサンの初心者が入って来て、すみません。頑張りますから、よろしくお願いします。」という言葉を口にしました。

日本人らしい謙虚な言葉ですが、挨拶の後でチームメイトのインドネシア人が私に尋ねました。

「彼はなぜ、すみませんと謝ったの?」と。

まさに、この「すみません」に要約された「皆さんの足手まといになるし、試合でもミスばかりしてご迷惑をおかけしますが」の部分が、新しいことへの挑戦意欲を下げてしまう原因だと思います。

しかし、逆に彼を受け入れるチーム側から見れば「40代の初心者なら、最初はミスばかりするし、体力もないだろうから、しっかり基礎を教えて、得意なプレーを見つけてあげて、サッカーを楽しめるようにしてあげなきゃな」と考えていますから、「すみません」と最初から謙虚な態度で謝る必要などないのです。

ある意味、無責任でいい!

また、過剰な責任感も注意です。

失点に対する責任に落ち込む日々

私は最近ではゴールキーパーのポジションが多いのですが、「失点」というのが一番ツラいのが、最後尾で守る「最後の砦」のゴールキーパーだと思います。

私もゴールキーパーを任された当初は、1つの失点でいちいち悔やんで、テンションを下げており、大量失点で負けた試合後は、大好きな呑み会でもずっと落ち込んだままでいました。

チーム競技は責任も喜びも分け合える

ある日、1点差で負けた試合後に呑んでいる席で、チームメイトが落ち込んでいる私に声をかけてくれました。

私が「あの1点を自分が止めていれば、負けなかったのに」と落ち込んでいる理由を話すと、彼は笑いながら言いました。

「あんな凄いシュート、プロでも止められないよ。それより、そんなシュートを打たせたディフェンス陣に’’何やってんだ!そんなフリーでシュートさせるな!’’って注意しないと」

「それに、ゴールキーパーがシュートを全部止めてくれるなんて、誰も思ってないですよ」

「1失点は11人で取られた1失点、1得点は11人で取った1得点ですよ」

彼の言葉に、責任転換などではなく、皆で(11人で)責任も喜びも分けるという考え方に、サッカーの、団体スポーツの本当の神髄が見えた気がしました。

趣味におけるスポーツは楽しむことが一番大切

それ以来、私はミスを恐れず、失点後も落ちこまずに、何が悪かった(失点の原因)をすぐに考えてディフェンス陣に声をかけるというゴールキーパーになることができました。

所詮は趣味のサッカーで、生活がかかっているプロ選手ではないですから、練習時間に遅れない、手を抜かずに精一杯プレーする、といった最低限の責任感さえあれば、ミスや周りへの迷惑などの責任感などは、かえって持たない方がいいのです。

サッカーを始めてみたい!どうすればいいの?

さて、実際にサッカーを始めるにはどうしたらいいでしょう?

サッカーをやっている人を紹介してもらう

本文を読んでいる日本の皆様なら、まずは職場の同僚や友人へ「サッカーをやっている人」を紹介してもらうのが1番ベストです。

現在ならSNSやブログを探せば、アマチュアのサッカーサークルなどが、無数に出て来るでしょうが、中には本格的な「初心者お断り」のチームもあるかもしれませんし、SNSの情報だけでは詳細や雰囲気まではわかりません。

実際に活動している人から話を聞いて、活動状況(人数、回数、練習形式)会費の有無、雰囲気(初心者でも受け入れるのか)良ければ1度目は見学に行く流れが良いと思います。

同氏を募って、チームを起ち上げる

また、思い切った方法ですが「同氏を募って、チームを起ち上げる」というのも面白いかもしれません。学生時代の友人などに声をかけて、サッカーチームを作ってしまいましょう。

いきなり11人を集めるのは大変ですが、室内でもできるサッカーに似たスポーツで「フットサル」というスポーツがあります。

このフットサルは「5人で1チーム」ですから、5-6人集まれば練習もできますし、10人集まれば5対5で試合もできます。ボールの大きさは違いますが、パスやトラップの技術も覚えられるし、タックルのような接触プレーもありませんから、初心者のサッカーの基礎練習にはもってこいのスポーツです。

私のサッカーチームでも、土曜日はサッカーの試合ですが、毎週水曜日の夜はチームを2つに分けてフットサルの試合をしています。

まずは探してみよう!

ちょっと動けば、情報も人もすぐ手に入る世の中ですから、今晩はまず近所のサッカーチームやフットサルチームをネットで探してみてはいかがでしょうか?

やってみよっか?

ログインなしで「いいね!」
あなたに合った情報が探しやすくなります



余暇のアイデア人気ランキング

特集連載

あなたにおすすめ

「いいね」すればするほど、あなたの好みに合った余暇プランがピックアップされます
ログインなしで「いいね!」
あなたに合った情報が探しやすくなります