神コスパ!100円ショップのアクリルパーツで作るアクセサリー【ハンドメイド】
今回はダイソーで購入したアクリルパーツを使って、夏にぴったりのボリューミーで涼しげなイヤリングを4種類作ってみました。
リーズナブルなパーツですが、少し手を加えるだけで驚くほど高見えします。今回は高見えするパーツの選び方や、組み合わせのヒント、また加工のテクニックをご紹介します。
パーツ選びについて
アクリルパーツ
今回ダイソーで購入したアクリルパーツです。
- カボションパーツ(スクエアC)
- アクリルビーズ(クラック柄リング)
- アクリルビーズ(クラック柄、丸B)
中に入っていた計4種類のパーツを使用していきます。
パーツを選ぶ際のポイントは、最初に使う色のトーン(できれば3種類以下)を決めることです。今回は ゴールド×クリア×ホワイト の3つに決め、イメージに合ったパーツを選びました。
メインに選んだクラック柄のパーツは、もともと透明パーツに金の塗料がランダムに塗られているものです。 柄に不規則な動きのあるパーツを選ぶと、天然石のような雰囲気が出てぐっと高見えします。 その他、スクエア型で 表面がボコボコしている 、カボションの白いパーツをアクセントに選びました。
加工の際の注意点としては、100円ショップのアクリルパーツの中にはバリ(製造工程でつく棘のような跡)が出ている可能性があります。 バリを見つけたら、ニッパーで丁寧にカットしてから使用しましょう。
パールの色
今回パールの色にはゴールドベースのトーンにマッチするように、真っ白のホワイトではなく、 「キスカ」というややクリームがかった色 をチョイスしています。 肌馴染みがよく、高級感も出るのでゴールドを基調とする場合は、キスカを選んでみるのもおすすめです。
用意するもの
- アクリルパーツ丸小【1】
- アクリルパーツ丸大【2】
- アクリルパーツリング【3】
- アクリルパーツスクエア型【4】
- UVランプ
- UVレジン
- チェコガラスパール8mm、6mm
- 皿付きイヤリング金具(ピアスの場合は皿付きピアスポスト)
- 玉付きイヤリング金具(ピアスの場合はピアスフック)
- Tピン(パール用 =0.5×35mm、その他=0.7×75mmを使用)
- 9ピン(パール用=0.5×35mm、その他=0.7×40mmを使用)
- 丸カン(0.6×4mm、1.2×8mmを使用)
- チェーン
- 平ヤットコ
- 丸ヤットコ
- ニッパー
- ピンバイス(ドリル刃)※
- 瞬間接着剤
- エポキシ樹脂系接着剤
※アクリルパーツへの穴あけには100円ショップでも入手可能な ピンバイス を使用しました。 ピンバイスがあれば、カンや穴の空いてないパーツへの加工が簡単にできるので、創作の幅が広がります。
丸小パーツ×パールのラインイヤリング
使用パーツ(1ペア分):【1】×6個、8mmパール×4個
Tピン処理
Tピンを【1】×2個に通し、丸カンを作っておきます。
9ピン処理
9ピンをパール×2個と【1】×1個に通し、丸カンを作ります。
つなぐ
Tピン処理の【1】→9ピン処理のパール→9ピン処理の【1】→9ピン処理のパール→Tピン処理の【1】 の順につなげていきます。
イヤリングヘッドを作成
一番端の【1】の裏に瞬間接着剤でイヤリング金具を仮止め後、レジンで裏側全体をコーティングし、硬化します。
完成
もう片方も同じ手順を繰り返して作ったら、完成です。
リングパーツとボリュームパールのシャラシャライヤリング
使用パーツ(1ペア分):【1】×2個、【3】×2個、8mmパール×12個、6mmパール×6個
パールのTピン処理
すべてのパールにTピンを通し、丸カンを作っておきます。
丸カンにつなぐ
4mm丸カンに、8mmパール×2個 と、 6mmパール×1個 をつないだものを 3つ 作ります。
リングパーツとつなぐ
リングパーツと先ほど作った3つのパールのモチーフを、 全て一緒に8mm丸カンでつなぎます。
イヤリングヘッドを作る
あらかじめTピンを通し、丸カンを作っておいた【1】の裏側に、瞬間接着剤でイヤリング金具を仮止めし、レジンでコーティングします。
※イヤリング金具を付ける際は、向きに注意しましょう。 イヤリング金具に対して、Tピンの端が上、丸カン部分が下になります。
チェーンでつなぐ
チェーンを2cmにカット し、イヤリングヘッドの下の丸カンにつなげます。
チェーンをリングパーツの間にくぐらせてから、もう一度イヤリングヘッドの下の丸カンに通して、カンを閉じます。
完成
もう片方も同じ手順を繰り返して作ったら、完成です。
スクエアとビッグサークルのイヤリング
使用パーツ(1ペア分) :【2】×2個、【4】×2個、8mmパール×2個、6mmパール×4個
パールモチーフを作る
4mm丸カン に、Tピン処理を施した 8mmパール×1個 、 6mmパール×2個 をつなげておきます。
Tピン処理
長いTピンに【2】を通し、 モチーフから12mm上 に丸カンを作ります。
その後、パールモチーフをTピンに通します。
【2】へのカン付け
【2】はカンが付いていないため、ピンバイスで穴を開け、カンを取り付けます。
まず四角の1辺の中央に、ペンで カンを開ける場所の印をつけます。
ピンバイスを印の位置で固定し、 5〜6mmの深さの穴を開けます。
9ピンを5mmにカット し、先ほど開けた穴に入れ込み、 エポキシ樹脂系接着剤で接着 します。
イヤリングヘッドを作る
カンを取り付けた【2】のカン部分が下になるようにし、イヤリング金具を裏側に瞬間接着剤で接着します。
その後、裏側全体をレジン液でコーティングし、硬化します。
モチーフをつなぐ
最後にイヤリングヘッドの【4】と、長いTピンを通した【2】のモチーフをつなぎます。
完成
もう片方も同じ手順を繰り返して作ったら、完成です。
パールライン入りリングイヤリング
使用パーツ(1ペア分) :【3】×2個、6mmパール×8個
リングパーツへの穴あけ
【3】の中央2か所に貫通する穴を開けます。
該当箇所にペンで印をつけ、ピンバイスを固定し、 2か所、Tピンがまっすぐに貫通する穴を開けます。
Tピン処理
まず長いTピンを【3】の片方の穴に通し、続けて パールを4つ 通します。
その後、Tピンの先端をもう片方の穴に通し、最後丸カンを作ります。
チェーンとつなぐ
チェーンを15mmにカット し、【3】とつなぎます。
イヤリング金具とつなぐ
チェーンの端を玉付きイヤリング金具のカンにつなぎます。
完成
もう片方も同じ手順を繰り返して作ったら、完成です。
100円ショップのパーツで高見えアクセサリーを作ってみよう!
リーズナブルな素材でも、
- 色のトーンを揃える
- ランダム模様入りを選ぶ
- パールとの組み合わせ
で想像以上に高級感のある仕上がりになります。今回はクリアベースに金のランダム塗装のパーツをメインに選びましたが、他にも マーブル模様や、鼈甲柄 などもおすすめです。
ぜひ夏のおしゃれにぴったりな、涼しげで大人かわいいアクセサリーを作ってみてください。
やってみよっか?