本格ジュエリーをハンドメイドで!球体シリコンモールドで作る天然石風アクセサリー
少し前まで、ハンドメイドでレジンの球体を作るには半円を二つ作って貼り合わせる方法しかありませんでした。ですが、数年前から一度で球体を作れるシリコンモールドが発売され、ぐっとレジン作りの幅が広がりました。
今回はその球体シリコンモールドを使って、天然石風アクセサリーの作り方をご紹介します。
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- 2〜3時間
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3,000円以下
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道具(難度) ■■■
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事前準備(難度) ■■■
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経験(難度) ■■■
難易度の目安
用意するもの
道具
- UVランプ
- 球体シリコンモールド
- 爪楊枝
- ゴム手袋
- ピンセット
素材
- レジン液(ハードタイプ)
- レジンクリーナー
- お好みの封入パーツ
- お好みのアクセサリー金具
作り方
※レジン作品を制作する際には必ずゴム手袋をして、よく換気した部屋で行ってください。
レジン液を入れる
型の先端にレジン液をごく少量入れてUVランプで仮硬化させます。
気泡ができたら、都度爪楊枝で取り除きます。
重めの封入パーツ入れ
封入パーツの中で一番重いものをレジン液と混ぜ、型の半分位まで入れて、仮硬化させます。
軽めの封入パーツ入れ
封入パーツの中で軽いものをレジン液と混ぜ、型の一番上まで流し入れます。
その後、最終的に硬化させます。
型から抜く
完全に冷めたら、型をひっくり返し、両方の親指で先端を押し、レジンを取り出します。
この時、もし取り出しづらいようでしたら、レジンクリーナーを少量型に入れ、型の先端から少し揉むようにして馴染ませてから取り出すとスムーズに取り出せます。
アクセサリーパーツに接着
リング台やイヤーパーツ等お好みの金具にレジン液をつけ、硬化させて接着します。
完成
封入するもののヒント
100円ショップでも手に入る、ジェルネイル用の素材が最適です。
バリエーションも豊富で、いずれも軽く、レジン液に馴染ませやすいのが特徴です。
今回用意した封入パーツは下記の通りです。
- ネイル用のホログラム(2種類)
- 天然のシェルパーツ
- レースの手芸パーツ
- ガラスドームに封入する用のメタル粒パーツ
- 片穴プラスチックパール
この内、プラスチックパール以外は全てセリアで購入しました。
シルバーのホログラム×メタル粒パーツ
シルバーのホログラムと小粒のメタルパーツを封入したものです。
クラック入りの水晶のような見た目になりました。
プラスチックパール
片穴のプラスチックパールを1粒封入しました。
パールがレジンでコーティングされているだけで、モード感が加わりパールの持つコンサバなイメージを中和させてくれます。
レースの繊維
金色の糸でできているレースをハサミで切り、繊維だけの状態にしてレジンに封入しました。
繊維がレジンの中にランダムに入り、ルチルクオーツのような雰囲気になりました。
オーロラカラーのホログラム×シェルパーツ
少し大きかったシェルパーツを砕き、細かなフレーク状にしてオーロラカラーのホログラムと一緒にレジンに封入しました。
シェルの天然石ならではの自然な輝きと、ホログラムの七色に光るところがマッチして上品な雰囲気に仕上がりました。
ポイント
今回使用したレジンモールドは一番小さいサイズで直径11.7mm、一番大きいサイズで直径24.5mmでした。
作ってみて感じたのは、一番小さいサイズであってもまとまった量のレジン液を消費するという点です。
レジン液にも多くの種類があり、用途によりクオリティも値段も変わってくるのですが、まず手始めに安めのレジン液からスタートして、慣れてきたら黄変しにくく、よりクリアに仕上がるレジン液に挑戦してみるといいでしょう。
体験を終えてみて
数年ぶりにレジンパーツを作りましたが、やはりレジンの世界は奥が深いと感じました。
UVランプさえあれば、すぐに固まるので一見手軽に作れるように感じますが、気泡が入らないように注意しながら、小さなパーツを満遍なくレジン液で散らして綺麗に固めるのには技術が要ります。
ですが、その分作りがいもあり、回を追うごとに綺麗に仕上げることができるようになります。
球体のレジンモールドは本当に繋ぎ目等なくつるんと仕上がって感動ものです。
封入するものによっては、一見レジンだとは思えないほど天然石に近いものができるので、またサイズ、色、封入パーツを変えて作ってみたくなりました。
球体レジンのアクセサリーを作ってみよう
レジンアクセサリーというと若い人向けと思われがちですが、こと球体レジンに関しては封入する素材によって、天然石のような大人っぽい雰囲気にもなるので、是非挑戦してみてほしいです。
コツは 実際の天然石をイメージしながら、色を決める (その中でも比較的淡い色の方が天然石っぽさが出ます)ことと、 封入パーツは形が揃っていなく、控えめで優しい輝きのあるものを選ぶ ようにするといいでしょう。
本当に綺麗に作るには何度か練習が必要ですが、その分上手く出来た時の喜びはひとしおです。
やってみよっか?