お店のようなカゴが作れる!初心者におすすめのラタン編みカゴのハンドメイド
手芸用ラタンで、お店に売っているようなかわいい編みカゴを作ってみませんか?
ラタン編みの基本を理解すれば、一見難しそうなカゴも簡単に作ることができますよ。
初心者におすすめの基本の作り方で、ぜひ一緒に作ってみましょう!
基本のラタン編みカゴを作ってみよう
今回は、 Studio Russi の「ラタンクラフト基礎step.2:丸かご」 を参考にしました。
解説は少なめですが、動画内で丁寧に作り方を解説してくれているので、作る際にはぜひチェックしてみてください!
では、早速作っていきましょう。
底面の作り方
70cmを13本、30cmを24本、編みひもを100gほど用意する
使う分のラタンは、最初に全部水につけておきましょう。
しっかり水を含んで柔らかくなったラタンは、曲げても折れにくくなり、ラタン同士の隙間も小さくすることができます。
70cmのひもの中心に印をつけ、縦6本・横7本の順に中心を合わせて並べる
よく水を含んで柔らかくなった70cmのひもを2つに折り曲げ、中心に印をつけます。
縦6本が下、横7本が上になるように並べましょう。
縦ひもの右隣に編みひもの端を並べ、下から上に折り上げる
編みひもを折り曲げるとき、端は少し長めに出しておきましょう。
編み進めてからカットするのがやりやすくなります。
折り曲げるときには、 ポキッとおれないように慎重に曲げる のがコツです。
左方向に編みひもを折り曲げ、縦ひもの下に通す
横ひもの端に合わせて編みひもを折り、少し折り目をつけておくと隙間なく綺麗に編めます。
横ひもの上、縦ひもの下を交互に通って2周し、裏返して逆方向に2周する
左回りで2周したら裏返し、 Uターンするように反対方向に同じやり方で2周編みます。
編みひも同士の隙間が空きやすいので、注意しながら編んでいきましょう。
2本1組にひもを分けながら上下交互に編みひもを組み、直径10cmまで編む
2周できたら軸を2本1組に分けながら編みます。
ここが一番ひも同士の隙間が空くので、 隙間を小さくする・編みひもの全体的なバランスを整えること を意識しましょう。
柔らかくしたひもで編むことで、少しやりやすくなります。
30cmのひもを2本の芯の左右に1本ずつ差し込む
軸の横に目打ちなどの尖ったもので隙間を空け、30cmにカットしたひもを差し込みます。
1本の軸につき左右に1本ずつ差し込みましょう。
差しひもをしない場所が1つ残る状態で完成です。
2本1組にひもを分けて編み、直径12〜14cmにする
差しひもを含めて2本1組にし、先ほどと同じように編みます。
軸の間隔を均等にしながら、3〜4周を目安に編みましょう。
ひも同士の隙間を小さくできなかったので多めに編みましたが、ここら辺の長さはお好みで調整して大丈夫です。
ねじり編みで1周する
編みひもをもう1本、元の編みひもの隣に差し込みます。
2本の編みひもを使ってねじりながら1周編みましょう。
編み終わったら、編みひもを軸の内側にかかっている状態でカットします。
側面の作り方
軸を直角に折り曲げながらねじり編みで1周する
全体にたっぷり水を吹きかけて、柔らかくしてから側面を編みます。
底を持ち上げて底から軸までを丸く曲げるようにしながら、2本の編みひもでねじり編みをしましょう。
作りたいカゴの側面の角度に合わせて曲げ具合は調整してください。
側面の高さ6cmになるまで編む
ねじり編みを1周したら編みひもを1本カットし、残りの1本で側面を編んでいきます。
動画では高さは6cmで製作されていますが、こちらもお好みの高さで調節してください。
編みひもを足すときは、内側で前のひもと新しいひもをクロスするようにして編みます。編んでいるうちに固定されるので、そのまま編み進めて大丈夫です。
編みひもを3本にしてなわ編みを5周する
編みひもを2本足して、3本でなわ編みをしていきます。
軸と軸の間に1本ずつ編みひもを入れ、一番手前の編みひもを一つ先の軸に引っ掛けるようにして編んでいきます。
今回は動画と同じ5段編みましたが、高さはお好みで調整してください。
編み方によって側面の模様も変わってくるのでここら辺の比率も好みで調整してみるといいと思います。
編み終わったら、編みひもを軸の内側に引っ掛けてカットしましょう。
縁の作り方
1本目の軸を2と3、2本目を3と4、3本目を4と5の間に倒す
それぞれ指定の場所に軸を倒して、外側に出します。
倒すときに 軸の倒す向きやひもの並べ方を統一する と見た目が綺麗になりますよ。
1本目の軸を4と5の間に通してカゴの中に倒す
ここでも軸の向きなどに注意しながら順番通りに内側に倒します。
ここから、1本外側に倒したら1本内側に倒すを繰り返して編み込んでいきましょう。
最後の3本を編み目に差し込み、形を整えて余りひもをカットする
残った軸は最初に作った編み目にそれぞれ差し込みます。
目打ちなどで隙間を広げ、濡らして柔らかくなった状態で差し込むと簡単にできますよ。
完成!
4時間ほどで編み上がりました!
サイズは底の直径が17cm、上部が21cm、高さは9cmほどです。
果物かごや大きめの小物入れとして使いやすいサイズで、キッチンやベランダなどに似合いそうな雰囲気がありますね。
慣れるまで大変な工程もありますが、一度作ってみるとコツがわかって楽しくなるはずです。
基本のラタン編みをマスターしてカゴ作りを楽しもう
今回紹介した作り方は、コースターなどの円形のものを作るときに使う基本的な作り方です。十字組みや足し芯、側面編みのやり方をマスターすれば、いろんな形のラタン雑貨を作ることができますよ。
誰でも簡単に楽しめるので、この機会にぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
やってみよっか?