【簡単ハンドメイド】ワイヤーフラワーで作るおしゃれ韓国インテリア
トレンドの韓国風インテリア。ベージュ系の淡いトーンでまとめられたお部屋に丸みのあるシルエットの雑貨が並びます。そんなほっこり空間に度々登場するのが、造花やドライフラワーのブーケ。
今回はそんな韓国風インテリアに欠かせない「花」をワイヤーで作ってみます。使用するのは手軽に手に入るビニールコートのスチールワイヤー。簡単にでき、ワイヤーのみで、驚くほどオシャレなインテリアが完成するので必見です!
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用意するもの
基本の花と葉の作り方に関しては、以下の書籍を参考にしました。
ワイヤークラフトでつくる 大人かわいいインテリア雑貨: 原寸型紙ではじめてでもできる30作品
初めてでも簡単にできるデザイン性が高い作品から、複雑でアーティスティックな作品まで、
筆者が長年にわたって蓄積したノウハウを投入しながら作り方を紹介しています。
基本の材料
- ハサミ
- グルーガン
- 0.7mmワイヤー(※スチール製のビニールコーティングワイヤー)
- 定規
- 平ヤットコ
- 丸ヤットコ
- ニッパー
- 円形の小物(身の回りのもの何でも可、花びらの型を取るために使います)
※今回は100円ショップなどで手軽に手に入る、スチール製ワイヤーにビニール樹脂皮膜の施されたタイプを使用しました。ワイヤークラフトで一般的に使用されるアルミワイヤーと比較するとやや硬めですが、0.7mm程度の細さだとそこまで硬さは気になりません。何より 安価で、たくさん練習できるので、入門段階でまず試してみたいという方にオススメです。
飾り付け用(お好みで)
- 毛糸
- ハギレ(麻などの織りの甘い布が適しています)
- 透明折り紙(セロファン)
基本の花の作り方
まずは基本の花(花びら5枚、花径5cm、全長25cm)を作れるようになりましょう。
この作り方をマスターすると後は簡単に応用ができ、作れる花のバリエーションは一気に増えます。 ワイヤーは都度切らずに、極力巻かれたままの状態で使うと、無駄なく使えます。 慣れないうちは長めにカットしてから使用すると良いでしょう。
花弁を作る
直径2.5cmの円形の小物に、ワイヤーを6~7回巻きつけていきます。ワイヤーだけを上から見たときに、必要な花弁の数が取れるよう巻きつける位置をよく確認します。
次に、巻いたワイヤーを円柱から外し、あらかじめ5cmにカットした短いワイヤーを1箇所に巻きつけます。
最後に、短いワイヤーの下をねじってからカットし、円の内側に入れ込みます。
先ほど固定した花の中心から、花弁となる部分を1枚ずつ広げていきます。
そして、花弁の切りっぱなしの両端を丸めて処理します。
最後に、平ヤットコの先端部分を使って、細かく花弁に波模様を入れていきます。模様をつけるのは花弁の外側半分程度でOKです。
花の中心をぐっと指で押し込み、立体感を出します。その後形を整えます。
茎を作る
30cm程度にカットしたワイヤーの端から3cmの所をゆるく曲げておきます。
次に、花の中心に30cmワイヤーを裏側から引っ掛けるように通し、裏側に来た短い方のワイヤーを長い方に巻きつけます。
花の中心を作る(ハギレで作る場合)
あらかじめ端の横糸を抜いて、ほぐしておいたハギレを2cm×40cm程度用意し、端からクルクルと巻いていきます。
そして、固定用のワイヤーを、ほぐしてある箇所の付け根のところから3回ぐらい巻きつけてカットします。
ワイヤーを巻き終わったところで余分な生地をカットし、グルーガンで花の中心に接着します。
葉を作る
ワイヤーの端から15cmのところを曲げます。
花弁の時同様、平ヤットコで波模様をつけ、葉の形に成形します。
両端のワイヤーを二度クロスさせ、短い方のワイヤーを葉の先端に引っ掛けます。
余分なワイヤーをカット後、平ヤットコで潰して止めます。
葉の形を整え、最後に茎部分に巻きつけて完成です。
応用編
基本の花を応用して作れるもののバリエーションをご紹介します。基本の作り方は一緒ですので、 違う部分のみ、解説しています。
やや大きめの花を作る
基本の花と花弁の数と形の違う(花びら6枚、花径8cm、全長25cm)少し大きめの花を作ります。
直径3.5cmの円形の小物に、ワイヤーを6~7回巻きつけていきます。
次に、花弁の先端を尖らせ、平ヤットコの腹の部分で大きめに波模様をつけます。
最後に、基本の花よりゆるく角度をつけて立体的にします。
花の中心を毛糸で作る
毛糸を人差し指と中指を軸に15回程度巻きつけます。
指から外し、15cm程度に切った毛糸を1箇所に縛りつけます。
そして、結び目を中に入れ込み、ワイヤーで結び目部分を3回程度巻きつけます。
次に、ワイヤーを巻きつけた反対側の端を1.5cmくらいに切り揃えます。
葉は基本の花と同じ形ですが、一回り大きめに作ります。
実のついた枝を作る
ワイヤーの先端を2mm程度折り曲げ、そこから平ヤットコの腹を使ってクルクル巻き、小さな渦巻き形を作ります。
渦巻きが1cm程度になったらワイヤーが渦巻きに対し垂直になるように曲げ、端から25cm程度のところをカットします。
もう一度、同様に渦巻きを作ります。2回目に作った渦巻きから2cm程度のところを1回目に作った茎部分の好みの位置に巻きつけます。
同じワイヤーの端で、もう一つ渦巻きを作ります。
最後に、お好みで葉っぱをつけて完成です。
細長い葉を作る
ワイヤーの先端から20cm程度のところを曲げ、長さ10cmくらいの細長い形の葉の形に成形します。短い方の端を長い方へ巻きつけ、これを軸にします。
同様に2本、細長い葉っぱを作り、バランスよく軸の葉に巻きつけていきます。
チューリップを作る
直径5cmの円形の小物に、ワイヤーを6~7回巻きつけていきます。
端を1箇所止めたら、花弁を広げる前に全体的に楕円形に曲げておきます。
波模様はニュアンス程度にごくゆるくつけます。
次に、花の下側中心をぐっと指で押し込み、上側をすぼませてチューリップの立体感を出します。
葉には波模様はつけず、長めに作り茎に巻きつけます。
セロファンで色付け
今回はダイソーの透明ちよがみで部分的に色をつけてみました。 セロファンは重ねて色の調整ができるので、微妙な色の違いも出すことができます。
色が決まったら、 花弁よりも若干大きめにカットし、ワイヤーが重なっている部分に挟む と仮固定できます。
フォトフレームのように、気分によって色を変えても楽しい ですし、気に入った色や配置が決まったらボンドで貼り付けてもいいですね。 光を通すと、とてもきれいな影ができます。
好きな花を作る際のポイント
一度基本を覚えてしまうと、さまざまな品種の花を作ることができます。コツとしては、造花でもいいので、隣に置いていつでも観察できるような状態で作成することです。 原寸大の見本を見ながら作るとリアルな雰囲気が出ますよ。
また今回の作り方で、スチールワイヤーの0.7mmで作る場合は、花弁の数がなるべく少なめ(6枚程度まで)の花をチョイスするのがオススメです。慣れてきたら、ワイヤーの種類や太さを変えて、より複雑な造形にも挑戦してみてください。
ワイヤーフラワーを飾って、一味違った「お花のある生活」を
一見難しそうに見えるワイヤークラフトも、コツさえつかんでしまえば短時間でさまざまなバリエーションを作ることができます。
ワイヤーで作られたお花たちは、部屋に光が差すと、魅力的な影を作って一段と存在感を発揮します。束ねればちょっとしたブーケができ、プレゼントにもぴったりです。
ぜひお好きなお花を横に並べながら、そっくりのワイヤーフラワーを作ってみてください。
やってみよっか?