1つの編み方で初心者でも簡単!かぎ針で編むニット帽の作り方【ハンドメイド】
これからの季節に向けて、あったかおしゃれなニット帽を手作りしてみませんか?
今回ご紹介する作り方は、ただひたすら1つの編み方で編み進めるだけの初心者にもおすすめの作り方です。
本当に簡単に作れるので、ぜひ作り方をチェックしてみてくださいね。
かぎ針編みでふわふわニット帽を編もう
1本で簡単に編むことができるかぎ針編みは、編み物初心者にぜひやってみてもらいたいものの一つです。
難しそうに見える編み物も、やり方を覚えたらあとはひたすら繰り返すだけなので、見た目よりずっと簡単に作ることができますよ。
今回は 「まゆみのほのぼの編み編み」チャンネルの『【入門編】ニット帽の編み方』 で紹介されているかぎ針編みの初心者向けニット帽を作ってみました。
作り方がわかりやすく解説されているので、興味がある方はぜひ動画をチェックしてみてください。
作り方
今回は、セリアで購入した「なないろ彩色」グレー4玉と8号のかぎ針を使って作りました。
毛糸の詳細欄に「かぎ針:8〜10号」と書いてあるものを使うと、初心者でもサクサク編めるのでおすすめです。セリアのなないろ彩色シリーズはカラーが豊富なので、ぜひお好みの色を選んで作ってみてくださいね。
では、早速作っていきましょう。
鎖編みで30cm編む
最初に作り目を作ります。
この鎖編みの長さが編んでいく布幅の基準になるので、長さはしっかり測っておきましょう。
私は40目で作りましたが、次の中長編みのせいか少し短くなってしまったので、31cm、32cmで作ってもいいかもしれません。
次の工程で鎖編みした糸を拾って編むので、なるべくゆるゆるで編むと次がやりやすくなります。
鎖の裏山を拾って中長編みをする
鎖編みの鎖模様の裏を見ると1本の糸がぽこぽこっと盛り上がっているので、そこを拾って中長編みをします。
中長編みの編み方はいろいろな動画で詳しく解説されているので、わからない方はチェックしてみてください。
鎖の裏山にかぎ針を通すのが難しいときは、 鎖編みをもっとゆるく編み直すのがおすすめ です。指で押さえた状態でちょっと押し込んだら入るくらいがちょうどいいかなと思います。
鎖編みの目数と同じだけ中長編みができたら、作り目の完成です。
ひたすら中長編みで56〜60cm縫う
ここからはひたすら中長編みをします。
中長編みを編んだ目にも鎖の模様があるのですが、鎖2本のうち奥側の1本だけを拾って中長編みをしていきます。
こうすると編み目が盛り上がるところと平らなところが交互にできて、仕上がりがかわいくなります。
1玉約18cm編めたので、3玉ちょっとで56cmの編み地ができあがりました。
端と端を合わせて引き抜き編みする
編み地ができあがったら、両端を合わせて引き抜き編みをします。
両端の編み目にかぎ針を通し、糸を引っ掛けてそのまま引き抜くだけ なので、とっても簡単です。
布と布の間にすき間ができないよう、ギュッと締めながら編みます。
編み終わったら、糸を適当な長さに切って編み地に入れ込みましょう。
片方の端にぐるっと糸を通して引き絞る
編み地の端をつなげて円形になったら、毛糸用のとじ針を使って片側にぐるっと糸を通します。
なみ縫いの要領でジグザグと縫っていくだけなので、これも簡単ですよ。
糸が一周通せたら、糸端をグッと引っ張ってすぼませます。
中心の穴がなるべく小さくなるように、頑張って引き絞りましょう。
中心の穴を塞ぐように糸を通して引き絞る
最後に糸端を、中心の穴をふさぐように、対角線に通して引き絞ります。
何度か繰り返して中心の穴がふさがったら、被ってみて帽子のバランスを調整しましょう。
出っ張っている部分を糸でグッと引き締めるようにすると、見た目も全く変わりますよ。
全体のバランスが整ったら糸端を処理します。
完成!
ひっくり返してもう片方の端を折り返したら、ニット帽の完成です!
だいぶゆとりのあるデザインで、髪に跡がつきにくそうなのが嬉しいですね。
太い毛糸で編んだので編み地もふわふわでとても気持ちいいです。
寒い冬にぴったりの素敵なニット帽ができました。
かぎ針編みでニット帽を手作りしてみよう
今回作ったニット帽は、中長編みだけで編み地を作ったのですが、リブ模様がしっかりでてとてもかわいい仕上がりになりました。編み地を作るのは少し時間がかかって大変ですが、空き時間に少しずつ進めていけば思ったよりも簡単に作れるはずです。
編み物初心者の方も、まずはニット帽作りから始めてみてはいかがでしょうか。
やってみよっか?