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読書が苦手な人にもオススメ~自分に合った本に出会う方法~

本が苦手。頭では本を読んだ方がいいと分かっていても、実際本を読むのは億劫だという方が多いと思います。私も元々、本は大嫌いで興味を持つことができませんでした。国語のテストで”主人公の気持ちを答えなさい”という問題もろくに本文を読まずに妄想で書いていた程です…。

今では本を通じて人生が変化することを実感したことで、私も誰かの一歩を踏み出すキッカケになる本や場所をつくりたいと仲間と発起し、本に関するプロジェクトの運営をしています。作家になりたい方を発掘しサポートをしていくことや、読書会の運営など本に関するイベントを開催しております。「ここがきっかけで一歩踏み出せました」という嬉しい声をたくさんいただいており、またそれが私のエネルギーになり、さらにより多くの人のキッカケ作りをしていきたいと思っております。

そんな私が何故本を好きになったのか、本の選び方、私が考える本の魅力をお伝えいたします。あなたが本を読み一歩踏み出すきっかけになれば幸いです。

読書をすることで得られる事

  • 冷静に自分を見つめる時間をつくることができる
  • 著者の人生経験を学ぶことができる
  • 自分の知らない情報、価値観に触れる事ができる
  • 脳に刺激を与え生活にハリをもたらす
  • 自分の成長を感じる事ができる

面白い本との出会い方・選び方(面白い=読んでいて勉強になる、楽しいと思える本)

自分が興味のある事に打ち込む主人公の小説を読む

小学校の時の課題図書として強制的に読まされた本でした。(受け身だったので読まされたとあえて表現しました)

それまで本に対して全く興味を持てなかったはずなのに、この作品はどんどん世界観に引き込まれていっていることを自分でも実感しました。

スポーツをしていた経験からバッテリーに描かれている情景が目に浮かぶようで、どんどんのめり込んでいきました。そしてスポーツに関するストーリーならスイスイと読める事に気付きました。

(一度も買った事なんてなかった本ですが、その後バッテリーを全巻買いました)

★「バッテリー」 あさのあつこさん 角川文庫

自分の境遇と似ている著者を探す

私が日本一を目指しテニスに打ち込んでいた高校時代。”弱い自分に打ち勝ちたい、壁を乗り越えたい”ともがく中で、当時オリンピックで活躍されていた方々のエッセイ本を数冊読みました。今の自分の悩みなんて小さい、オリンピック選手に比べると私のプレッシャーなんて小さいものだと勇気をもらいながら乗り越え方を学んでいきました。

★「最後は勝つ」アニマル浜口さん 宝島社

すぐに実践できる内容が書かれた本

社会人になる際、活躍できる人でありたいと思い「入社一年目の教科書」をはじめとする新社会人向けの自己啓発本を読んではノートに書きこみ、日々実践していました。

学んだことをすぐに仕事で実践することで、自分の変化や仕事に対するモチベーションがどんどん上がり、日々楽しかった事を今でも覚えています。

★ 「入社一年目の教科書」岩瀬大輔さん ダイヤモンド社

信頼している人からオススメされた 本を読んでみる

社会人2年目で、仕事にも慣れてきて、未来について漠然と不安を感じるようになっていた頃、親しかった先輩から紹介してもらった一冊でした。

”あなたには大切にしたい誰かがいますか?

その人は笑っていますか?

その人を幸せにするために、あなたは命をどう使いますか?”

冒頭から自分が引き込まれていくのがわかりました。

私もこんな風に変化したい!自分にももしかしたらその可能性があるのかも?!そう思ったところから人生が動き出した気がします。

★「感動の条件」永松茂久さん きずな出版

実際に、本屋さんへ行ってみよう!

表紙買い - 本屋さんでなぜか手に取ってみたくなった本を買う

自分が製作に関わって思う事は、本にはたくさんの想いや時間が詰まっているということです。何万冊と陳列されている本がある中、なぜか気になる本というのは、きっと制作者の想いをあなたの心がキャッチしているのだと思います。

本屋さんで「なぜその本を手に取ったのか」をインタビューすると、「なんとなく」「デザインが好き」「タイトルが今の自分に必要な事だと感じた」など人によって理由はさまざまです。ぜひあたなの心が反応している声を見逃さず、キャッチしてみてください。たまには表紙に惹かれて買った本を読んでみるのも、自分の枠が広がり楽しいです。

もくじ買い - 項目を見て、今の自分に必要だ、もっと読みたいと思った本を買う

無意識のうちに人は考え、誰もが何かしらの悩みを持っていると思います。もくじを見るとその自分が解決したいことが何なのかがわかることがあります。もくじを見ても全く反応しない本もあれば、今の自分に必要なことが書いてある!と発見出来る本もあります。なかにはもくじを見て中身が気になり、つい小一時間立ち読みしてしまうこともあります。笑

さぁ、あなたも運命の一冊に出会おう

本が嫌いなのではなく、自分に合った本、自分が楽しいと思える本を知らなかっただけでした。本には自分が知らない世界が広がっています。

人生は、他者に興味を持たなかったら自分一人の人生しか知ることはできないですが、著者の人生や考え方を深く知ることができる手段が本だと思っています。他の人が経験したくてもできないような経験をしている著者が何十年とかけて学んできたことが詰まっているからです。

それを1000円前後で学べる、そんな素晴らしい事は無いなと思います。

ぜひ、みなさんにとっての運命の一冊と出会い、人生がかわるきっかけができますように。

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