【大阪】女性のためのやり直し!姫嶋神社と占いの旅
大阪市西淀川区にある姫嶋神社は、「女性のためのやり直し神社」として地元でとても有名な神社です。
最近では、全国各地から多くの女性が訪れています。神様自身も辛い経験をしているので、女性の再出発を後押ししてくれるのでしょう。
本記事では、この地域の有名な花火大会や、梅田(大阪駅)に戻って占いを楽しめる場所などを紹介していきますね!
姫嶋神社があなたの再出発を応援!
アカルヒメノミコト「決断と行動の神様」
今回ご紹介する姫嶋神社は、大阪市西淀川区にある女性に人気の神社です。
その昔、赤い玉より化生して美女となったアカルヒメが新羅(朝鮮半島)の王子の妻となり、美味しい料理を作るなど尽くしましたが、夫である王子は妻であるアカルヒメを罵っていました。
それに耐えられなくなったアカルヒメは、日本に逃避行し今の姫嶋神社に留まって、同じように新たな地で再起した女性たちに機織りや裁縫、焼き物や楽器を教えたと言われています。その経緯から多くの女性に親しまれ、現在でも『 決断と行動の神様 』として信仰されています。
今の時代も女性の背中を押してくれる
境内には追い風に乗って日本までやってきたことから、風車がたくさん置いてあります。 御朱印も女性の神様らしく、色鮮やかな御朱印から選べました。
デザインと言っていいのかわかりませんが、境内に転がっている断ち玉(新しいことを始めるために、断ち切らないといけない物)をモチーフに、鳥居や獅子舞の絵が入っているので見ていて楽しくなります。
おみくじも色とりどりの女性の形をした入れ物に入っているので、お土産に持って帰れます。
また、 毎月初めは「やりなおし祈祷」が開催されていますよ ! 私はまだ参加させていただいたことはないのですが、現在を受け入れて今ある願いごとを少しでも実現できるようお願いするのだそうです。
過去に囚われることをやめ、この姫嶋神社の土地で再出発されたアカルヒメノミコトに、そのお力を借りるそうなので、身が引き締まる御祈祷になると思います。
現在10時から15時の1時間ごとのご祈祷のみ受付されています。複数人、個人、法人での参加で料金が異なるので、前日までに姫嶋神社へお電話でご確認ください。
女性の神様ですが、男性の参拝客もいらっしゃいますので、カップルで訪れたくましく前向きに生きる力を分けて貰ってはいかがでしょうか。
阪神電車に乗って梅田へ占いに行こう!
悩みを洗い出し、新たな一歩を踏み出そう!
姫嶋神社から歩いて約7分のところに、阪神電車姫島駅があります。そこから4駅乗り継ぐと、阪神梅田駅に着きます。
駅の地下通路を通ってJR北新地駅方面に歩いていくと、梅田では有名な第一ビルという昭和レトロなビル。
そのビルの1階に、『占いサロンジャンヌダルク』があります。
関西のお節介おばちゃん『どんちゃん』
そこの占い師で『 どんちゃん 』という、失礼ながら関西のお節介おばちゃんがいます。
どんな占い方法かというと、名前から霊視して過去のわだかまりや、占い相談を聞きながらタロットカードで悩みの解決方法をアドバイスしてくれます。
料金は60分9,000円(2022年6月現在)と少し高めですが、 心療内科の先生に悩みを聞いてもらうより、気楽に相談できます 。特に親子関係や介護問題など、なかなか人に相談できない内容にもビシッと言ってくれるので、悩みがある方はぜひ行ってみてください。
占いの最後には、今のあなたに対するエールの言葉ももらえるので、おしゃべりを楽しみながら元気づけてもらってみてはいかがでしょうか。
昭和レトロを感じられるどこか懐かしいビル
因みにこの駅ビルは、 東京でいう所の『ニュー新橋ビル』にそっくり なんです。大阪第1ビルから第4ビルまであり、棟が横並びに立っている場所です。このビルの中は、立ち飲み居酒屋や、定食屋さん、カルチャースクールにコンビ二、郵便局など様々なお店が雑居ビルの中で共存しています。もちろん一般企業も入っているので、安くて美味しいご飯屋さん、少しお洒落な飲み屋さんまであるので、お昼時や仕事帰りは結構にぎわっています。
雰囲気も昭和レトロ感があり、いいのか悪いのかわかりませんが、喫煙可のお店もまあまあ残ってます。
まるでタイムスリップしたかのような、哀愁漂うこのビルで、目まぐるしく変わる現在の疲れを癒してみてはいかがでしょうか。
今年8月27日は淀川花火大会が復活します!
姫嶋神社の参拝後にも立ち寄れる花火大会
姫嶋神社から歩いて20分くらいのところに、大阪を代表する淀川という河川敷があります。
大阪湾に繋がるこの川は魚釣りスポットとして密かに人気があり、はぜ釣りを楽しむ人もいます。そんな淀川ですが、 年に1度淀川花火大会を開催しています。
平成から始まったこの花火大会は、なんと商店街の有志が集まって行っているイベントで、最初は地元の人にだけに楽しまれていました。
しかし、まだネットもない時代だったにも関わらず、年々口コミで来場者数が増え、今では河川敷の専用観覧席を作ったり、近くのプラザ大阪というホテルでは、テレビ中継(関西ローカルのみ)までするようになりました。まるで東京の隅田川の花火大会のような盛り上がりぶりです。
残念ながら、コロナの影響でここ数年開催を見送られてきましたが、2022年8月27日(土)に復活します。
最寄りの駅は、少し歩くことになりますが、姫嶋神社の最寄りの姫島駅から十三会場に行くことができます。
JR塚本駅、阪急電車の十三駅の方が会場には近いのですが、例年大混雑しますので、比較的空いている阪神電車の姫島駅から歩いて、淀川の花火を堪能しに行ってみてはいかがでしょうか。
もちろん大阪を代表する梅田(大阪駅)付近からでも、ご覧いただけます。
そちら側でしたら、 梅田スカイビルという大阪のパルテノン神殿(インバウンドの方が冗談で言ってました)から、観ることができます。
大阪グルメの代表「お好み焼き」も楽しめる
こちらのビルに行かれるのでしたら、地下に入っているお好み焼き『 きじ 』に立ち寄るのはいかがでしょうか。
昭和30年代の大阪をイメージした飲食街にあり、レトロなお好み焼き屋さんの雰囲気の中で、食べることができます。 焼くのに自信がない方も、お店の人が焼いて座席の鉄板まで持ってきてくれるので、安心してご来店ください。
但し花火大会の日や、土日祝は大混雑しますので、早めに行かれた方がいいです。
自分を再出発するきっかけを、大阪で
目まぐるしく変わる社会情勢の昨今、最初は傷ついた心を癒しに神社に参拝して、次に大阪のおばちゃんの占いで励ましを受け、最後はやっぱり美味しい物を食べて、前を向いて次へ進みたいですね。
皆さんも少し人生に疲れたらふらっと大阪の小さな神社を訪れ、明日への活力を分けてもらってはいかがでしょうか。
※筆者が旅をしながら集めた情報ですので、誤りなどありましたらご容赦ください。個人的な見解もありますので、あくまで一個人の意見として捉えてください。
やってみよっか?