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【ハワイ】数々の映画のロケ地として有名!クアロア・ランチの魅力を徹底解説

クアロア・ランチをご存知でしょうか。ワイキキビーチ、マジックアイランド、ラニカイビーチと海のイメージが圧倒的に強いオアフ島ですが、その北東部の広大な牧場地帯にあるのがクアロア・ランチです。

海とは一味も二味も違うハワイを満喫できる牧場地帯。本記事では、そのクアロア・ランチについてご紹介したいと思います。

魅力いっぱいのクアロア・ランチ

ワイキキから車で1時間弱、コオラウ山脈の麓で広さはなんと約500万坪、東京ドーム450個分もあるクアロア・ランチ。山や牧場だけでなく、プライベートビーチなどもあります。元々カメハメハ3世の所有地であったこの土地は、昔はハワイアンの王族たちしか入る事が許されなかったスピリチュアルな大自然スポットです。今では数々のロケ地として使われており見どころいっぱいです。景色の素晴らしさは申し分なく、アクティビティも盛りだくさんです。

数々の有名映画のロケ地

これまで数々の映画やドラマの ロケ地 として使われてきたクアロア・ランチ。日本でもCMに使われたことがあるそうです。映画 『ジュラシック・パーク』 や『パール・ハーバー』、ハリウッド版『ゴジラ』は誰でも知っている名作もここで撮影されています。『ジュラシック・パーク』で恐竜から逃げて隠れていた木がそのまま展示されていて、写真を撮ることもできます。ほかにも映画『ジュマンジ・ウェルカム・トゥ・ジャングル』や 『LOST』 などTVドラマのロケも行われています。筆者も大好きな映画 『50回目のファーストキス』 はアメリカ版、日本版ともにここで撮影されたそう。日本版では瑠衣が交通事故に遭うシーンや、大輔があの手この手で瑠衣にアプローチをするシーン等がここで撮影されています。

神聖な大地を感じる

「クアロア」はハワイ語で”長い背中”、そして「ランチ」は英語で”牧場”を意味します。かつての「クアロア」は今、クアロア・ランチとしてアクティビティを楽しむ観光地として使われていますが、 昔は王族しか立ち入ることができなかった とても神聖な土地でした。なんと王族が戦争術や歴史、社会的伝統を学ぶ場でもあったそうで、アメリカ合衆国国家歴史登録財にも指定されています。

クアロア周辺はワイキキの賑やかな雰囲気、観光地として賑わうハッピーな雰囲気とはまた違い、ハワイの神聖な風を感じる場所で、オアフ島で最も神聖な場所「プウホヌア」とも呼ばれています。ヘイアウ(聖域)や多くのハワイ神話も残っています。ヘイアウは厳密な決まりや神託に基づいて建設され、種類によって建築素材まで決められていたといいます。

また、王族居住地もあったことから、動物の歯のアクセサリーや石器など数々の遺物も出土しています。ビーチ周辺で見つかったものだけでも16,000点以上と驚きの数です。また、コオラウ山脈には王族が埋葬された洞窟がたくさんあり、数百体の王族の遺体が眠っていると考えられています。トロピカルでバカンスなイメージが強いハワイですが、ますます興味深いですね。こんなにも神聖な場所なら、静かに座って景色を眺めるだけでも心身ともに浄化されるような気がします。また、神聖な場所ということでハワイの地元民のロコたちはここで結婚式を挙げることも多いそうです。

アクティビティを楽しむ

神聖な場所だったクアロアは、今では楽しいアクティビティを楽しむ場所として知られるようになりました。古代の王族がこの姿を見たら激怒しそうですね。クアロア・ランチにはたくさんのアクティビティツアーがあり、これに申し込めば気軽に様々なアクティビティを楽しむことができます。大人から子供まで楽しめるプランがたくさんありますよ。

乗馬ツアー は馬に乗って2時間ほどクアロア・ランチを巡ります。筆者もこれに参加しましたがとても気持ちよく、普段馬に乗ることもあまりないので刺激的でもありました。結構な崖になっている道を馬に乗って海まで下りていくのですが、視界が高くなり急なところを下りていくのでとてもスリリングだったことを覚えています。しかし運動神経があまりよくない筆者でも乗れたので、どんな方でもきっと大丈夫です。映画のロケ地も巡れるので一石二鳥ですよ。

ほかにも 4WD に乗って広い牧場を駆け抜ける気持ちいいラプターツアー、 ボート に乗ってカネオヘ湾を周遊するツアー、クアロア・ランチで育った農作物や養殖されている様々な食物を試食しながら ハワイの農作物 について知るツアー、 農作業を体験する ツアー、 自転車 で巡るツアーなどたくさんありますので、ぜひ体験してみてください。

クアロアバーガーを食す

クアロアランチ内にあるカフェ「Aunty Pat’s Cafe」のクアロアバーガー。これが実はとても話題なのです。ハンバーガーに使われているビーフは、クアロア牧場で放牧された100%無農薬天然芝で育ったもので、ビタミンEが豊富で低脂肪、しかも本当に美味しいのです!体に優しくさらに美味しいと非常に有名で、ハワイでもわざわざこれを食べにクアロア・ランチまで来る人もいるとか。もちろんこのクアロアバーガーが食べられるカフェでは、バーガーだけでなくガーリックシュリンプやマヒマヒなど、ほかのハワイアンフードも食べられます。筆者もこのカフェでランチを食べましたがとっても美味しかったですよ。

クアロア・ランチへのアクセス

送迎付きプランならラクチン

クアロア・ランチでのアクティビティを申し込む際、送迎付きプランを選べば自分で向かう必要はなく、バスで送迎をしてもらえるのでとても楽です。しかしすべてのアクティビティに適用できるわけではないので注意が必要です。

車かバスで自分で行く

車なら簡単で、ワイキキから1時間弱で到着します。海外で運転はちょっと…と思うけれど、タクシーだととても高い、という方にはバスがおすすめです。時間はかかってしまいますが、アラモアナセンターから出ているバスで1時間半、2ドル50セントほどで済みますよ。1時間半なら友人と話したり、景色を見たりしている間に着いてしまうでしょう。

海とはまた違った表情のハワイが楽しめるクアロア・ランチ

美しい海に魅了され、毎日のように海やビーチサイドで過ごすのも一つですが、少し角度を変えてハワイの牧場を体験してみてはいかがでしょうか。神聖な地で自然と触れ合い、新たな発見により自分の中になにかが芽生えるかもしれませんよ。

出典・参考

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