メスティンだけで作る簡単飯、絶品生姜焼き丼!
炊飯、焼く、煮る、薫製など1台で何役もこなすアルミ製クッカーのメスティン。
今では、アウトドア愛好家で知らない人はいないくらいにメジャーな製品になりました。
今回は、そんなメスティンを使ってキャンプの時などの腹ごしらえにぴったりのメスティンだけで作る一人前の生姜焼き丼の作り方を紹介します。
さっそく準備を始めよう!
準備する物
準備する物は、メスティンとバーナーのみです。
バーナーではなく、固形燃料を使って自動炊飯にすると固形燃料に火を付けたら火が消えるまで放ったらかしでOKなので更にお手軽です。
【A】
- 米 1/2合(およそ70〜80g)
- 豚肉 100g(今回はこま切れ肉にしましたが、薄切りロースなどにすると見栄えも食べ応えも更に良くなると思います。)
- 玉ねぎ 1/4個
【B】
- 醤油 大さじ1
- みりん 大さじ1
- 砂糖 大さじ1
- 生姜 1片 (生姜チューブなどでも大丈夫です。)
※トップの写真では、盛り付けのために長ネギと糸切り唐辛子を使っています。
かんたん調理開始!
下準備①(お肉)
材料【B】を混ぜ合わせていきます。
混ぜ合わせた【B】にお肉を漬け込んでいきます。
下準備②(米)
まずはお米をといで、米がしっかりと被る程の水に浸して浸水させます。
ふっくらと美味しいご飯を炊くためには、この浸水作業がとっても大切になります。
お肉と米の下準備が終わったら30分間待ちましょう。
材料をメスティンに投入!
まずは具材から
お肉にもしっかりと火が通る用にお肉からメスティンに入れていきます。
漬け汁ごとメスティンに入れて大丈夫です。
5mm程度の薄切りにした玉ねぎをお肉の上に乗せるよう、メスティンに入れていきます。
お米を入れていきましょう
お水の量はおよそ80cc程で炊飯していきます。
玉ねぎの上に、浸水させたお米を入れていきます。
80ccのお水を入れるとこんな感じになるので、ここまで来ると準備は終了です!!
いよいよ、炊飯していきましょう!
火加減のポイント
火加減は弱火〜中火程です。強火にすると焦げてしまうので、強火は辞めてくださいね。
バーナーの種類やその日の気温などによってちょうど良い火加減は変わってくるので色々と試して、ちょうど良い火加減を探していくという「手間」をかけるのもアウトドアの醍醐味の一つだと思います。
炊飯時のポイント
炊飯していくうちに、蓋が浮き上がってくる可能性があるのでバーナーの上にメスティンをセットしたら、その上に少し重さのある物を置きましょう。
外であれば、少し重みのある石などで大丈夫です。今回は、シェラカップに水を入れてメスティンの上に乗せておきました。
こうすることで、お米が炊きあがるころには温かいお湯が出来るのでティーパック等を使って食事時のお茶も一緒に準備をしちゃいました。
弱火〜中火でおよそ20〜30分程火にかけるとクツクツと沸騰音が聞こえてきます。
沸騰音が聞こえたらもう10分程、火にかけておくと クツクツ とした沸騰音から チリチリ と乾いたような音が聞こえてきます。
音が変わったら、火からおろして大丈夫です。どうしても心配であれば、短時間であればさっと蓋を開けて水分がしっかりと飛んでいることを確認しても大丈夫です。
蒸らし工程
タオルの上にメスティンを置いて、保温のためにタオルで包んでおきます。
メスティンを上下逆にひっくり返して、そのままおよそ20分間蒸らします。 ひっくり返すことで、水分が全体に行きわたりムラのないふっくらとしたお米に仕上がります。
良い匂いがするのか、猫ちゃんが寄ってきました(笑)
クンクンととっても気になるようですね。
ついに完成〜♪
20分経つといよいよ完成です!!
蓋を開けていきましょう!!蓋を開けると最初、「ん?」となるかもしれませんが大丈夫です。
さっくりと混ぜていきます。下の方にあったお肉や生姜などが見えてきましたね。
味が均一になるようにしっかりと混ぜると完成です。
甘辛い味付けと生姜や豚肉の旨味がマッチして、シンプルな材料ながらとても美味しい逸品です。
ソロキャンプにおすすめメニュー
今回は、出来るだけ少ない道具で分量なども 「砂糖:醤油:みりん」が「1:1:1」 とシンプルに分かりやすいようにしています。ソロキャンプなどが流行っている中、メスティン炊飯で1合のレシピなどは沢山見かけますが、一人でさっと食べるのには1合は多く困ったことが何度かありました。
今回は一人でさっと作って、さっと食べれるように「一人前」と、量の工夫もしているのでソロキャンプなどの機会があれば是非試してみてください♪
やってみよっか?