ジブリの舞台をめぐるヨーロッパ旅!映画のシーンに迷い込む観光地4選
ジブリ作品は魅惑的な世界観で知られ、その舞台設定は多くの人々を魅了してきました。
ヨーロッパには、実際にジブリの世界を感じることのできるスポットが存在します。この記事では、いくつかの人気作品とそれに関連するスポットをご紹介します。映画の舞台とされている場所や、なんとなく雰囲気を感じることのできる場所にも、映画の主人公になったつもりで訪れてみましょう。
魔女の宅急便
『魔女の宅急便』のキキは新たな環境でさまざまな人々と出会いながら、自分の特技を活かして宅急便屋を始めます。そんな彼女の成長や友情、困難に向き合いながらの自己発見の旅に自分を重ね、旅をしてみてはいかがでしょうか。
【スウェーデン】ストックホルム
ジブリの名作『魔女の宅急便』の舞台を訪れるなら、スウェーデンの首都、ストックホルムは外せません。ここでは、中世の雰囲気が残るガムラスタン(旧市街)や、壮大な大聖堂の時計台を訪れることで、まるでタイムスリップしたかのような体験ができます。
ガムラスタン(旧市街)で中世にタイムスリップ
ストックホルムの旧市街、ガムラスタンは、石畳の道やすてきな建物が続く風景が広がります。中世の情緒が色濃く残るこのエリアでは、魔女の宅急便の主人公キキが飛び立つ風景を思い浮かべることができるでしょう。ゆっくりと歩くことで、当時の雰囲気に浸ることができます。カフェなどに立ち寄って、じっくりとその世界観を味わうのもいいでしょう。
大聖堂の時計台
魔女の宅急便といえば大きな時計台です。ガムラスタンの一角にそびえる大聖堂の時計台は、ストックホルムの美しい景色の中にたたずみます。風のにおいや雲の流れを感じながら、キキのような自由な気持ちに浸ることができるかもしれません。
天空の城ラピュタ
『天空の城ラピュタ』は、冒険とファンタジーが織り交ざった映画です。パズーとシータと一緒に、古代の浮遊都市ラピュタを探し求める冒険にでかけましょう。
【イギリス】ウェールズ
映画の舞台を求めてイギリスのウェールズへ。ここでは、壮大な自然の中にたたずむカナーヴォン城や、歴史を感じるコンウィ城があなたを迎えてくれます。また、インスタ映えするスポットも見逃せません。
カナーヴォン城
ウェールズのカナーヴォン城は、ラピュタのような雰囲気を醸し出す美しい城です。外観だけでなく内部にも歴史的な趣があり、その中を歩くことでラピュタの冒険がよみがえるような感覚を味わえます。シータが閉じ込められた城のモデルになったという説もあります。
コンウィ城
コンウィ城はウェールズの海岸線にそびえる城で、歴史的な価値が詰まった場所です。世界遺産にも登録されています。城壁の上は、階段などのアップダウンが少しだけありますが、街を眺めながら1時間ほどで歩いて周ることができます。
インスタ映えスポット
ウェールズにはSNS映えするスポットがあります。自分だけのラピュタの風景を見つけてみましょう。これらのスポットは、ジブリ作品のようなファンタジーな世界観を感じながら、実際の風景を楽しむことができる場所です。写真を撮りながら、その美しさや魔法に触れてみてください。
城壁の上から街を一望
ウェールズの街並みや自然景色を一望できる場所が、コンウィ城の城壁の上です。これらの城の城壁から眺める風景は壮大で、街の美しさや周囲の風景が広がるパノラマビューが堪能できます。カメラを手に、まるでラピュタのような高台から眺めるような感覚で、絶景を写真に収めてみましょう。特に夕焼け時や日没時には、美しい光と影が写真を一層魅力的に演出してくれることでしょう。
かもめと港
ウェールズの港町の風景も、まるでジブリの世界のような美しさを持っています。港には船が停泊し、その周りには海や風景が広がっていますよ。かもめが飛び交う様子や、青い海と港のコントラストは、ジブリ作品に登場する風景そのものです。こうした風景を写真に収めることで、ジブリの世界にいるかのような気分を楽しむことができます。特に風景と一緒にかもめを捉えた写真は、風情のあるヨーロッパの風景と自然の美しさを引き立てることでしょう。
紅の豚
『紅の豚』は、パイロットのポルコが主人公の物語です。彼の冒険、そして彼が直面する選択や愛情、友情に、あなたの思いを重ねながら街を散策してみましょう。情熱的な世界を追い求めるなら、アドリア海に面したドゥブロブニクとベネチアを訪れてみましょう。海と歴史的な建造物が織りなす風景は、作品の魔法に満ちています。
【クロアチア】ドゥブロブニク
クロアチアのドゥブロブニクは、美しい海と城壁に囲まれた街で、まるで『紅の豚』の名シーンが実写となって目の前に広がるようです。映画の中の飛行シーンを思い浮かべながら、この美しい風景を楽しんでみてください。城壁からの景色は絶景で、アドリア海の青と街のオレンジが織りなす風景は目を見張るものがあります。
【イタリア】ベネチア
イタリアのベネチアは、アドリア海に面した、幻想的な水の都として知られています。細い水路や美しい建築物が連なる景色は、作品の世界観を再現するかのようです。ベネチアの街を歩くことで、ポルコの冒険を感じることができるでしょう。アドリア海に面した地域の雰囲気が映画の世界を思い出させます。
ハウルの動く城
『ハウルの動く城』は、魔法使いハウルと少女ソフィーの出会いと冒険を描く作品です。ソフィーはハウルや仲間たちと共に、魔法の世界で繰り広げられる戦いや謎解き、成長と友情を経験していく過程で、自分自身の力や価値を見つける物語です。
【イギリス】ロンドンでハイブランドとのコラボレーション
ロンドンでは、ハウルの動く城をイメージしたハイブランドとのコラボレーションイベントが開催されていました。高級デパートでは、ハウルのアフタヌーンティーなどが提供され、人気のようでした。ファッションとファンタジーが交錯する街で、新たな魔法に出会いました。
【フランス】コルマール
フランスのアルザス地方に位置するコルマールは、ハウルのようなファンタジックな雰囲気が漂う街です。カラフルな家々や小道が、まるで映画のセットに迷い込んだような気分を与えてくれます。特にクリスマスシーズンには、イルミネーションやクリスマスマーケットが街を彩り、ハウルの世界の魔法に包まれることができます。
ヨーロッパ旅でジブリの世界にどっぷり浸ろう
ジブリ好きにはたまらない、ヨーロッパのスポットは数々存在します。
これらのスポットを訪れることで、ジブリ作品の魔法に包まれたヨーロッパの旅が実現します。美しい風景や歴史的な建造物が、まるで映画の中に迷い込んだような感覚をもたらしてくれるでしょう。
ぜひ、映画の主人公になったつもりでジブリの世界にどっぷり浸かり、それぞれの作品の魅力が現実と交わる瞬間を楽しんでみてください。
やってみよっか?