初心者でもできる!庭のなかに畑をつくる一番かんたんな方法をご紹介
庭に畑がなくとも、菜園や花壇をつくることができます。
プロや専門家に頼まなくても、自力でDIYできる菜園づくり&花壇づくりについてご紹介します。
いくつかのパターンがありますのでぜひトライしてみてください。
レンガで囲って畑を作ろう
土がまったくない場所に菜園を作る場合。
イメージとしては、大きなプランターを作るような要領で、菜園を作ってみましょう。
この参考画像は庭に池を作るための方法なので、水漏れがないよう、かなり厳重に作っています。
菜園の場合にはここまで頑丈にする必要はありません。ここまで立派なビニールシートも不要。
サイズはここまで大きくするか、もっとこぢんまりした菜園を作るかは自由。
作りたい菜園のサイズによって、必要なレンガの数は変わります。
今回は庭の隅にちょこっと作る小さな菜園をイメージして、材料を表記してみたいと思います。
材料
- レンガ40個程度
- ブロック用接着剤1本
- ビニール袋
- 底敷石、網など
通常、レンガは隙間を埋めるためにモルタルを使用します。
今回はモルタルを使わずにレンガを接着できる【ブロック用接着剤】が役に立ちます。
レンガは、ホームセンターなどで、一つ100円以内で買える場合が多いでしょう。
方法
まず、菜園を作る場所を決めてください。
ブロック用接着剤でレンガを組み立てています。
レンガで四角い枠を作るような要領です。
レンガで囲った四角の菜園の底にビニールを敷きます。
その上に、底敷石や、底敷網を敷き詰めて培養土を入れれば菜園完成です。
ブロック用接着剤が乾くのに時間がかかりますが、菜園づくりは、さほど時間がかからずにできます。
植木鉢を植えて畑を作ろう
土はあるものの、敷地が狭い。
一畳から一坪(二畳程度)の畑で野菜を作る場合、注意することは「野菜同士の相性」です。
野菜には相性があり、この野菜とこの野菜は同時に育たない……。虫の被害が多くなってしまう、などの条件があります。
そのため、小さな畑で、同時にたくさんの野菜を同時に作ることは難しかったりします。
そんなとき、プランターか植木鉢の出番
そのため、植木鉢をそのまま土に植えてしまうという裏ワザがあります。
大き目の樹木、花などを庭に植えるときによく使われる方法ですが、菜園にも適用できます。
鉢はプラスチックのものを使用。
根を生長させるために、鉢の底を切ってしまう必要があります。
相性が悪い野菜を同時に育てたい場合は、この方法が有効です。
一坪の畑では「野菜同士の相性」を重視しよう
一緒に育てると相性抜群!相乗効果が期待できる野菜
一緒に育てるのがおすすめの野菜同士を、 コンパニオンプランツ(共栄作物) と呼びます。
ともに栄える効果がある野菜同士です。
コンパニオンプランツの一部を紹介します。
小松菜×ニンジン
種を植える時期…小松菜は3月~6月、8月~12月に種を植えるとおよそ1ヶ月程度で収穫できます。
ニンジンは3月~5月、6月~8月に種を植えます。収穫は6月~8月、10月~2月です。
植えるタイミングは揃っていなくてもOKです。
近くで育ててあげると、お互いの害虫予防効果があるといわれています。
ニンジンは日当たりがよい環境が好き、小松菜は半日陰で育つ野菜です。
そのため、ニンジンに日が当たりやすい配置で植えてみてください。
小松菜×赤いカラシナ
害虫に食べられてしまいやすい小松菜。
ですが、初心者向け野菜のなかでも、もっともかんたんで、ぜひ栽培して欲しいのが小松菜です。
小松菜と一緒に植えると害虫被害がなくなるといわれているのが「赤いカラシナ」
小松菜は赤いカラシナはとてもおすすめのコンパニオンプランツです。
混植栽培(一緒に植える)してみてください。
ほかにも、カブ×ニンジン、白菜×ナス、トマト×きゃべつなどもコンパニオンプランツとして有名です。
レジ袋でも栽培ができる!
イチゴはビニール袋で栽培できます。
スーパーで購入するビニールの買い物袋に培養土を入れて、数か所に穴をあけ、その穴からイチゴのツルを出します。この方法で育てると、病気や害虫の被害が少なく、丈夫で甘くておいしいイチゴが育つ裏ワザとして知られています。
イチゴは温室で、さらにビニールマルチのなかに植え付けて栽培することが多いもの。その条件をレジ袋で再現できるのです。
見た目にこだわらず、収穫量に重点を置く庭造りでしたら、袋栽培+プランター栽培+植木鉢植えがおすすめ。
害虫・病気・野菜や果物同士の相性で育たない、枯れてしまうことなく、家庭菜園を成功させることができます。
さまざまな方法で、庭に素敵で楽しい菜園を作ってみてください!
やってみよっか?