秋から冬にかけて植えればまだ間に合う!初心者向けの野菜3選のご紹介!
冬栽培の野菜は収穫までに時間がかかるのが特徴です。
寒い冬を乗り切るためのグッズが必要だったり、手をかけることが必要な場合も。
でも、その分、収穫が楽しい、そして美味しい野菜をご紹介します。
まだ間に合う秋植え(冬場に育つ)野菜3種類。
すぐに種を植えるべきタイミングが近づいている順番でご紹介します。
初心者にとっての難易度、注意点についてもあわせて解説しますので、参考にしていただけると嬉しいです。
赤茎あかくら蕪(かぶ)
11月上旬から中旬でギリギリセーフ!
※ お住まいが冷涼地(寒い場所)の場合は10月中旬までがギリギリです。
春撒き(夏場)は60日で収穫できますが、 秋撒き (冬場)の収穫はおよそ 2ヶ月から3ヶ月半程度 かかります。
数ある秋撒き(冬場)野菜のなかでも、比較的、収穫が早いのでチャレンジしてみて欲しい野菜です。
初心者におすすめ度…MAX!
ぜひぜひ初心者に育てて欲しい野菜です!
害虫被害を受けやすいカブのなかでも、 あかくら蕪は病気に強く作りやすい品種 といわれています。
プランター栽培ももちろんOKです!
あかくら蕪を育てるために準備するもの
- 培養土
- 肥料(市販の化学肥料でOK!)
あかくら蕪の種の植え方
- 種を撒く土を湿らせる
- 種はスジ撒き(一直線に列にする)をします。
- 種と種のあいだは 1円玉(2cm程度)分 あけるようにします。
- 5mm程度、浅めに種を植えます。
- 土をかぶせたら手のひらでぐっと押さえつけるようにしてください。
このように、押さえつけて種と土を密着させます。(雨や水やりで流れないようにします。)
カブは発芽まで、土を乾燥させないことが重要です。
こまめに水をあげてください。
ほうれん草
大急ぎで始めればまだセーフ!11月上旬までOK!
「 新日本ほうれん草 」の種は、 11月上旬までに種植え推奨 とされていますが、 12月上旬まで植え付けOKのほうれん草もあります 。
初心者におすすめ度…中程度。
ちょっと手がかかる&収穫まで時間がかかる。
・冬場の植え付けは収穫まで時間がかかる(夏場は30日程度、 冬場 は 100日以上 )
・病気になりやすい
この点に注意して栽培を始めましょう。
ほうれん草栽培で準備するもの
根を深く張るので、土は深めに掘る必要があります。(プランター栽培の場合は深さがあるプランター、たっぷりの土を用意してください。)
ほうれん草は「酸性」の土を嫌うため、苦土石灰などを準備しておくとよいです。
雨が降ったり、肥料を与えたりすると、土は酸性に傾きます。アルカリ性とちょうどいいバランスにするために役立つのが「石灰(苦土石灰)」になります。
ほかにも、貝などを使う方もいますが、初心者でしたら石灰が楽です。
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培養土
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深さがあるプランター
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苦土石灰
ほうれん草の種の植え方
・スジまき(一列に並べる)か、バラまき(列にせずに撒く)どちらでもOKです。
・深さ1cm程度穴をあけて、そこに種を撒きます。種に土をかぶせ、種と土を密着させるために、手のひらぐっと土を押さえつけます。
種にかぶせた土をぎゅっと押さえつけてOK!
エンドウ・スナップエンドウ
10月中旬から11月中旬まで植えられる
12月上旬までぎりぎりセーフ説も!
収穫は翌 5月~7月 なので根気が要りますが、たくさん収穫できる楽しい野菜です。
初心者におすすめ度…初級者向けの野菜なのでおすすめ!
種はこのような感じです。
ピンクでかわいい種です。
ふだん食べている豆を乾燥させたものが種になります。
寒い冬を乗り切るために用意して欲しいもの
以下のどれか
- 腐葉土
- ワラ
- 寒冷紗(かんれいしゃ)
※寒冷紗とは、100均でも売っている「ネット」のような「不織布(ふしょくふ)」のような布です。
虫よけ、防寒などに使われます。
種が生長し、背丈が伸びたら、根元に「腐葉土」か、「ワラ」をかけるか、寒冷紗でトンネルをつくってあげる必要があります。
エンドウ・スナップエンドウを育てるために用意するもの
- 培養土
- 支柱(ツルが伸びていくときに這わせる細い棒)
- 追肥は鶏糞などが最適といわれています。
エンドウ・スナップエンドウの植え方
プランター栽培 ができます。
土の1箇所に穴をあけ、1つの穴に3、4粒の種を植えます。3、4粒植えた穴から30cmほど離れた場所に、同じように種を植えます。
最後、種にかぶせた土を、手のひらでぐっと押さえつけてOK!
種植えがまだ間に合う野菜について紹介してみました。
種が発芽し、生長していく様子を見るのは日々の楽しみになりますので、ぜひチャレンジしてみて欲しいです。
読んでいただきどうもありがとうございました。
やってみよっか?