【30代から始めるサッカー】スポーツを継続することで得られる喜びとは?
「日本人の友人達との呑み会」という不純な動機で始めたサッカーですが、いつの間にかサッカー前日の金曜の夜には、「遠足の前の夜」のようなワクワク感が湧いてきて、Youtubeで世界的なトッププレイヤーの映像を観ては、イメージトレーニングまでするようになっていました。
エンジョイ!サッカーライフ
「日本人の友人達との呑み会」という不純な動機で始めたサッカーですが、いつの間にかサッカー前日の金曜の夜には、「遠足の前の夜」のようなワクワク感が湧いてきて、Youtubeで世界的なトッププレイヤーの映像を観ては、イメージトレーニングまでするようになっていました。
こうなってくると、一丁前のサッカープレイヤーです。
ライフスタイルの変化と成長
仕事も毎週土曜日は休みにして、ライフスタイルが完全に「サッカー用シフト」になってきます。
また、1回目、2回目と参加しているうちに、チームメイトたちとも、少しづつ会話をするようになってきて、「チームの一員」と実感が湧いてきます。中には気の合うチームメイトも居て、いつの間にかサッカー以外の日にも、食事や遊びに出かける「友人」もできてきます。
プレーの方も、35歳の初心者とはいえ、サッカーへの参加回数に比例して、少しづつ体力もついてきて、技術も上達もしていきます。
この「成長」を自分でも感じて解ってくると、もう止められなくなり、チームメイト達に会う楽しみもあって、サッカーライフがどんどん充実していきます。
初心者だからこそ、楽しめる
例えば、プロサッカー選手の体力・技術のレベルを「10」とした場合、アマチュアのトッププレイヤーが「8」、学生時代に部活でサッカーをしていたレベルを「5」とします。
もちろん初心者は「0」になります。
学生時代に部活でサッカーをしていた「5」が、アマチュアのトップレベルの「8」に、さらにプロ選手になる為に「10」にレベルを上げるのは(5―>8―>10)大変な努力や練習量が必要となり、才能という部分もある程度は必要になります。
つまり、ある程度の高いレベルの方が、次のレベルに上げるのは容易な事ではありません。
しかし、初心者の「0」の場合は、「ボールを真っ直ぐ蹴れた」「ヘディングができた」という基本的な技術を体得するだけで、すぐに「1」「2」辺りまではレベルを上げることができます。
レベルアップがモチベーションに繋がる
これが「最近、自分はサッカーが上手くなってきた!」というモチベーションのアップに繋がり、「もっと上手くなりたい、次はシュートを撃ちたい」などの成長欲求を生み出します。
また、試合後の呑み会では「褒められる」という最高のモチベーションアップの材料を、美味しいビールと共に頂くことができます。
チームメイトのサッカー経験者が、当たり前のようにするパスやディフェンスのプレーも、同じことを初心者の私がやると「今日の試合のディフェンス良かったよ! あのパスは良かったよ!」と嬉しい褒め言葉をかけられます。
その言葉を聞きながら呑むビールのウマさと言ったら、言葉になりません。
初めてのゴールが「継続」の原動力に
毎週末のサッカーを、頑張ってこなしているうちに、いつの間にか完全にサッカーにハマっていました。「好きこそ物の上手なれ」とはよく言ったもので、サッカーにハマり、好きになってくると、技術もどんどん上達していきます。
そして、サッカーデビュー戦から2か月後の試合では、遂に人生で初めての「ゴール」を決めてしまいます。
35歳の初ゴールは奇跡のゴール
デビュー戦で監督に言われた「ゴールの方におもいっきり蹴っちゃえ」という、シンプルかつ的確な初心者へのアドバイス通り、ゴール近くでの混戦中に、おもいっきりボールをゴールの方に蹴ってみました。
結果、ボールはゴールまで届かず、手前でワンバウンドしてしまいますが、そのバウンドが大きくて、飛び出してきたゴールキーパーの頭の上の通り過ぎていき、ゆっくりゴールに入っていきました。自分がシュートを決めるなどど、夢にも思っていなかった私は「あれ?ゴールに入ったの?」と現実感もなく、ただただ呆然とゴールの中に転がっているボールを見ていました。
そんな私を「シュートを決めた」という現実に引き戻してくれたのは、大歓声をあげながら走り寄ってくるチームメイト達でした。皆にハグされ、何度もハイタッチをして、私のゴールを自分のゴールのように喜んでくれるチームメイトのみんな。
その日の試合後のビールのウマさと言ったら、やはり言葉になりませんでした。
現在の私の47年の人生では、たくさんの嬉しい事がありましたが、この「初めてのゴール」は12年経った今でも、詳細に語れるくらいに嬉しい思い出であり、12年続けているサッカーの1番の原動力なのかもしれません。
やってみよっか?