空き缶でBBQができる!?初心者でもできる格安キャンプのススメ
ここ数年キャンプブームが来ていますね。
やってみたいと思っているけど、キャンプギアは揃えると結構なお値段がすることで二の足を踏んでいる人もいるかもしれません。メスティンを使ったキャンプ飯などが流行っていたりもしますが、実は空き缶さえあればお湯は沸かせる、ご飯は炊けるなどキャンプ飯を楽しめたりします。
意外とお金のかかる趣味だと言われるキャンプを、お金をかけずに楽しむ方法の一つをご紹介します。
- 1時間
- 1,000円以下
- 道具(難度) ■■■
- 事前準備(難度) ■■■
- 経験(難度) ■■■ 難易度の目安
キャンプはお金をかけない工夫もできます
世はキャンプブーム!でもキャンプ道具は思った以上に高い
キャンプブーム、来てますよね。いざ始めようと思ってもアウトドアブランドで揃えるとなるとお金がいくらあっても足りません。マグカップひとつで7000円以上するブランドもあって、果てしないです。その価格は極端にしても結構なお値段がするのは事実です。
「はじめたいけど道具が高くて…」と、せっかく興味があるのにキャンプ体験に二の足を踏んでしまう方も多いようです。
キャンプにはお金以上の価値がある!
ですが、せっかく興味を持ったキャンプができないのは本当に勿体ないです。
キャンプにはかけるお金以上の素晴らしい体験があると僕は思っています。
例えば、ゆらゆらとゆれる焚火の炎
薪のはぜる音、炭のにおい
頬をなでるやわらかい外の風、
高い高い空と、流れる雲
いつもはビュンビュンと飛ぶように過ぎていく時間が、キャンプに来ると何故かゆっくり流れている感じがして、その感覚がすごく愛おしいんですよね。
そんな空気の中で食べる食事は、例えばカップラーメンでさえも格別に感じます。同じビールの筈なのに、ビアホールで飲むビールがなぜか格別においしく感じられるのと似た感覚でしょうか。
繰り返しますが、予算の関係で興味があるのに挑戦できていない人は本当にもったいないです。予算が少なくてもできる方法はあるんです。例えばキャンプの醍醐味であるキャンプ飯ですが、タイトルにもある通り意外にも「空き缶」で出来てしまったりもします。
空き缶炊飯の仕方
必要な道具&材料を揃える
- 空き缶(350ml)
- お米(1合)
- 水(180ml)
- サバイバルツール(缶切り)
- アルミホイル
- 計量カップ
- おもし(石とか熱につよいもの)
空き缶の蓋をくり抜く
缶きりでくりぬきます。手を切らないようにしてください。
空き缶に、お米とお水を投入
おすすめは無洗米です。そうじゃない人はちゃんとお米をといでください。図るのが面倒な人は適当に350ミリリットル缶の2/3くらいでもいいでしょう。
上部をアルミホイルでくるむ
しっかりと、密着させてくるみます。
火にかける
カセットコンロでも、カセットバーナーでも、直接火にかけるでも…とにかく火にかけます。僕の場合はカセットバーナーで、4〜5分加熱します。沸騰するまでです。ただこれは正直、火力によって違いますし、外気温などにも左右されます。とにかく、沸騰させます。判断は音と、拭きこぼれでしてください。
※注意として、火の勢いが強すぎる時はアルミホイルが物凄い勢いでぶっとびます。調節して、軽く吹きこぼれる程度の火力にするのが良いのですが、焚火や炭などで調節が難しい場合は上に重しを乗せてください。
拭きこぼれがなくなったら火から離す(or 弱火にする)
大体5分程度ですが、これも火加減によります。火加減が強い時は多少おこげが多くできると思ってください。
炊けたお米を蒸らす!
火から離して、ひっくり返します。この蒸らしの時間がお米を柔らかくしてくれます。5〜10分程度でしょうか。
出来上がり!
普通に美味しく炊けています。炊きたてのご飯はめちゃくちゃ美味しいです。うまいです!
まとめ
我が家の家族キャンプでは、お昼はおにぎり、夜は空き缶でご飯を炊いて食べるのがセオリーです。メスティンも飯盒もあるけど、空き缶を使った方が子供たちのわくわく感がはるかに上なのもあって、せっかくあるキャンプギアなのに最近は使っていません。
本当はゴミとなるものを利用してのキャンプ飯、初心者以外でもお勧めです。ぜひ、挑戦してみてください。
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