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【エジプト】シナイ半島の楽しみ方〜おすすめスポットやアクティビティ7選〜

エジプト東部にあるシナイ半島はアラビア半島とアフリカ大陸の間にある半島で、地中海や紅海に面し、半島内部にはシナイ山があり、自然を楽しみに観光客が沢山訪れるリゾート観光地です。

今回はシナイ半島でのおすすめスポットやアクティビティなど、楽しみ方を7選ご紹介したいと思います。

こんにちは!ライターMiruです。

皆さんはシナイ半島をご存じでしょうか?シナイ半島はエジプトの東部にある半島で、山や海、砂漠などの自然を生かした観光地となっています。南部紅海沿いのリゾート地でバカンスしたり、歴史が深い修道院など宗教的な観光もあり、見どころたっぷりです。

今回はそんなシナイ半島での観光おすすめスポットやアクティビティなど、網羅したエジプト在住4年の筆者がご紹介したいと思います。

シナイ半島で気を付けること

シナイ半島の西側は、地中海と紅海を結んでいるスエズ運河があり、ヨーロッパ・アジア・アフリカへ簡単に渡れるという地学的に重要な役割を果たす場所で、また東側はイスラエルと隣接していることもあり、 シナイ半島はテロ事件の多い場所 とされています。イスラム過激派のテロ組織「ISIL」の活動拠点でもあります。とはいっても、紅海沿いは比較的治安は良いのでご心配なく。 観光地から離れた場所(シナイ山内部)へはできるだけ行かないように しましょう。

シナイ山

山頂の御来光(Mount Sinai)

シナイ半島でやはり訪れたいのがシナイ山です。シナイ山は標高2285mあり、旧約聖書によると イスラエル人の指導者モーゼが、神から「十戒(じっかい)」を授かったと言い伝えられている有名な場所 です。観光客以外にも、ユダヤ教、イスラム教、キリスト教の聖地として様々な信者も訪れます。

シナイ山登山では朝のご来光を拝むのが定番で、日が昇る前から、満点の星空を見ながら山頂を目指し歩き始めます。山頂までは3750段以上の険しい階段が続く 「悔い改めの階段」ルート と、 「ラクダの道」 と呼ばれる7合目までラクダに乗って向かうルートの二つがあり、これらのルートは、最後の750段の所で合流します。 登山好きの方は前者を、その他の方へはラクダの道をおすすめ します。所々にあるお茶屋で休憩を挟みながら、 往復6〜8時間ほどかかる と想定してください。

シナイ山登山へは、 現地ツアーを利用 すると交通や宿の手配など全て行なってくれるのでスムーズで安心です。できるだけ自身で行きたい方も、深夜出発で危険も増すことやタクシーなどは見つかりにくいことから、 シナイ山麓までは基本的に送迎ツアーなどで行くのがおすすめ です。

聖カトリーナ修道院(Saint Catherine's Monastery)

シナイ山の麓にあるギリシア正教の修道院「聖カトリーナ修道院」は「モーゼの十戒」ゆかりの地として有名な世界遺産で、シナイ山観光で絶対寄りたいスポットです。 現存している修道院の中で世界最古 のもので、歴史ある雰囲気を感じることができます。

中には聖カトリーナ教会堂や燃える柴礼拝堂、壁に飾られている「イコン」と呼ばれるイエスキリストの絵画、カトリーナが埋葬された大理石の石棺など見どころが沢山あります。

*修道院は 金曜日・日曜日は閉まっており、シナイ山ツアーもそれに合わせて休みであることがほとんど なので、 曜日には気を付けて旅行の日程を立てましょう

シャルム・エル・シェイク(Sharm el-Sheikh)

コスパ最高!オールインクルーシブホテルステイ

シナイ半島南部、紅海沿いにはリゾート地が広がっていて、その代表エリアがシャルム・エル・シェイクとダハブです。 シャルム・エル・シェイクは高級リゾート街 で、オールインクルーシブのホテルが立ち並びます。ホテル内にはジムやプールなど施設が整っていて、ダイレクトに続くプライベートビーチもあるので、外に出る必要は一切なし!食事も毎食ホテル内 レストランのビュッフェが食べ放題 、外国人向けのリゾート地なので アルコールも飲み放題 です。夜はイベントが開かれ、パーティーナイトを楽しめます。

物価高の他国のリゾート地よりも格段にコストパフォーマンスよく、現実を忘れて安心安全に優雅なひと時を過ごすことができますよ。シャルム・エル・シェイクにはシャルム・エル・シェイク空港もあり、 飛行機での素早いアクセスも可能 です。

ダハブ(Dahab)

ローカルビーチ

シャルム・エル・シェイクに比べてダハブはエジプト国内の観光客も多く、ローカルな雰囲気を楽しめることから、 世界一コストパフォーマンスの良いリゾート地 とも呼ばれています。食費以外にも宿泊費の安さも魅力で、 日本人向けの安宿や日本食レストランもある ので不安もありません。できるだけ費用を抑えたい方、整った場所ではなく、自然で素朴な雰囲気を味わいたい方、のんびり過ごしたい方におすすめです。

ダイビングライセンス取得

透明度40mと非常に高い透明度を誇る紅海は、200種類以上のサンゴや海洋生物が生息していて、世界各国からダイバーが集まる屈指の海です。その中で、ダハブは ダイビングライセンスが世界一安く取れる場所としても有名 で、日本では10万円ほどかかるのに対し、 3万円ほどで取得可能 です。

経験者はもちろん、インストラクターがついた初心者用体験ダイビングもあるので、勇気を出して挑戦してみてくださいね。言語の壁がある方も、日本人インストラクターもいるのでご心配なく。またダイビングだけでなく、 シュノーケリングなど様々なマリンスポーツ も楽しめるので、潜るのが苦手な方も大丈夫。

他国へ渡る

イスラエル(Israel)

シナイ半島のすぐ東に隣接している国がイスラエルです。イスラエルの紅海沿岸リゾート地・エイラットへは、シナイ半島から 陸路で行くことが可能 です。イスラエルとの国境地域「タバ(Taba)」まではダハブから車で2時間ほどです。折角シナイ半島まで来たならば、隣国イスラエルへもわたってみませんか。

ヨルダン(Jordan)

イスラエル以外にも、ヨルダン訪問もおすすめです。ヨルダンの紅海沿岸リゾート地・アカバへはイスラエルと同じく陸路移動のほかに 船での海路移動も可能 です。また、ヨルダンへ行くならば是非訪れたいのが「 ペトラ 」です。ヨルダンの首都アンマンから向かうよりもダハブから向かうほうが距離的に近くあるため、 ダハブからペトラへの日帰りツアー も沢山あります。国境を自身で超えるのはそれなりにハードルも高いので、ツアーに参加するのが1番おすすめです。

シナイ半島を満喫しよう!

いかがでしたか?今回はシナイ半島でのおすすめスポットやアクティビティなどを紹介しました。魅力たっぷりのシナイ半島、是非訪れてみてください!

やってみよっか?

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