人生を潤す感動体験をしよう!ダイビング留学のためにオーストラリアへ
最初のダイビングですっかり虜になり、インストラクターを志すことを決めた私。
ワーキングホリデービザで、オーストラリアへダイビング留学をします。
今回は、向こうで経験した壮大な海の世界をご紹介します。
ワーキングホリデーでオーストラリアへ
なぜ、オーストラリアだったのか?
それは、
「よりよい経験が積めるから。」
「費用も国内より安く済むから。」
という2つの理由です。
当時20代半ばの若さということもあり思い切りましたが、それまでは海外に出たこともなく、英語もまったくできませんでした。それでも、滞在したケアンズ・ゴールドコーストは割と日本人が多く、英語が苦手な私でも、そこまで生活に困ることはありませんでした。インストラクターを目指す日本人の仲間ともたくさん出会うことができ、経験を積む環境としては、これ以上ないくらいの場所だったと思っています。
オーストラリアのダイビングスタイル
スキューバダイビングは、ダイビングポイントに入水する際のエントリー方法がビーチからとボート(船)からの2つに分かれます。
日本では、ビーチエントリーも多くみられますが、オーストラリアにおいては、ほとんどが後者のボートエントリーになり、船でダイビングポイントの真ん前までアプローチをしますので、体力的には楽かと思います。
「ドボン!」
と船尾から一歩踏み出せば、その瞬間素晴らしい水中世界が覗けます。
その代わり、船で沖の方に出る時間が長く、外海の大きなうねりの影響を受け、船が大きく揺れることが多々あります。船酔いが心配な方は、あらかじめ酔い止めを飲み、風通しの良い場所で過ごし、遠くを見るようにするとよいかと思います。
私はあまり船酔いはしませんが、それでも何度かリバースをし、お魚たちへのご飯となりました。まあダイバーになりますと、こういったことにも慣れてくるんですけどね。
おすすめダイビングポイント
オーストラリアといえば、グレートバリアリーフをご存じの方も多いと思います。
実はそれ以外にも紹介しきれないくらい素晴らしい迫力のダイビングポイントが目白押しです。
いくつかお気に入りをご紹介します。
グレートバリアリーフ
オーストラリアの北東部に存在する世界最大のサンゴ礁。その規模は日本がすっぽりと入る約2,000キロ!!
サンゴも魚も地形も、想像以上のダイナミックさを味わうことができます。
基本的には、各ポイントまでの距離が陸から船でアクセスして少なくても1時間以上はかかるので、思いっきり満喫するにはトリップ船に乗り、2泊以上するのがおすすめです。
船で食事と寝泊まりをし、その間はひたすらダイビング!
3日間で10本ほど潜って大満足です。
沈没船 ヨンガラレック
ケアンズの南約350キロ離れたタウンズビルという町から船でアクセスします。
そこには、1911年のサイクロンで人を乗せたまま沈んだ、知る人ぞ知る沈没船『ヨンガラレック』があります。水深約30メートルに沈む、本物の沈没船周辺を冒険するダイビングです。
人を乗せたまま沈んでしまったので、霊感の強い方は見えるとか見えないとか、、、。
船体にはサンゴがびっしり!もはや船かどうかは、見た目ではわかりません。また、船全体が魚礁になっており、前が見えないほどの魚の数です。
私がお世話になったサービス、その名も『アドレナリンダイブ』
まさにアドレナリンが出っぱなしのダイビング です。
魚影の濃さ、魚の大きさ、種類の豊富さ、スリル、透明度。どれをとっても世界の指折りの迫力ではないでしょうか。
人を飲み込んだことがある?という、クイーンズランドグルーパー。大きさは約3メートル。
バイロンベイ
オーストラリア最東端、サーフタウンとして有名なバイロンベイ。街並みもおしゃれで歩いてもとても楽しい場所です。
サーファーの姿を多く見かけるのですが、実は潜るとめちゃくちゃ楽しいです!
とにかくここは大物狙い!水族館でもまれにしか見れない。シロワニ、トラフザメ、オオセなどのサメから、人間の倍くらいの大きさがあるアカウミガメまで。
そしてここでしか見れない固有種は日本では絶対に見れないものばかり。
冬場はよく近くにクジラの声が聞こえることもあり、運が良ければザトウクジラの姿を見ることができるかもしれません。
世界を広げてみよう
スキューバダイビングを始めると、世界中の海がフィールドになります。
日本国内だけでなく、世界の海ではたくさんの素晴らしい経験があなたを待っています。
やってみよっか?