【2023年版】美食の国イタリアで食べたいデザート6選&おすすめのお店5選
美食の国イタリアといえば、パスタやピザがまず頭に浮かぶ方が多いと思いますが、イタリアにはごはんだけでなく美味しいスイーツ名物もたくさん!
今回は、イタリア旅行に行ったら楽しみたいデザートと飲み物をご紹介。訪れるべきおすすめのお店もローマを中心に複数紹介します。
皆さんこんにちは!ライターMiruです。
美食の国イタリアと聞くと、皆さんは何を思いつきますか?ピザやパスタをはじめ、日本でもたくさんのイタリア料理が食べられていますよね。ごはんだけでなく、イタリア各地には伝統スイーツがいっぱい。食後のティータイムもかかせません。
今回は、イタリアを旅行の際に一度は食べたい本場のイタリアンデザートとドリンクを、実際に訪れた筆者の体験のもと、紹介します。
おすすめのお店も同時にお伝えしますので、ぜひ計画を立ててみてくださいね。
イタリア発祥がいっぱい!デザート編
ティラミス
ほろ苦いココアパウダーにふわふわの マスカルポーネチーズ 、マルサラワインと共にかきたてた カスタードソース 、エスプレッソを染み込ませた ビスケット の層が美しく、これらの ハーモニーがたまらなく絶品なティラミス 。
日本では著名なイタリアンデザートになっていますが、ティラミスの歴史は意外にも浅く、20世紀に入ってからと言われています。
パンナコッタ
ミルクの味わいとトローンとした食感がたまらないパンナコッタ は、イタリア北部ピエモンテ州発祥のデザートで1960年頃に誕生したと言われています。
一見プリンやババロアに似ているパンナコッタですが、作り方や材料に違いがあり、生クリーム、牛乳、砂糖を加熱し、冷やしてゼラチンで固めたシンプルなスイーツです。
ジェラート
イタリアのデザートを語る上で忘れてはいけないものがやはりジェラートです。ジェラートはイタリア語で「凍ったもの」という意味があり、牛乳や果実などを凍らせて食べる氷菓子の総称です。
アイスクリームは乳脂肪分が8%以上であるのに対し、 ジェラートは乳脂肪分が5%前後と低い のでとてもヘルシー。
季節ごとに異なるフレーバーが登場するので年中人気で、 素材本来のおいしさが味わえる のもイタリアンジェラートの良いところ。
街のいたるところにジェラート屋さんがあるので、お気に入りのお店を見つけてみましょう。フレーバーが多く悩んでしまったら、おすすめを店員さんに尋ねてみると親切に教えてくれます。
マリトッツォ
日本で一大ブームを巻き起こし、パン屋さんやコンビニエンスストアでも最近よく見かけるようになった、かわいらしいフォルムのマリトッツォ。
実はこれ、 丸いブリオッシュ生地のパンになめらかな生クリームをたっぷり挟んだイタリア伝統のスイーツ で、歴史は非常に古く、古代ローマ時代にまで遡ると言われています。
ローマを中心とするラツィオ州発祥といわれていますが、イタリアではそれぞれの地域によって形や味も変わります。
カフェによってこだわりが光る♪ 飲み物編
コーヒー
イタリアのコーヒー文化の歴史は非常に古く、 15世紀頃までさかのぼります 。
実にイタリア人はコーヒーをよく飲み、朝はもちろん休憩にも寝る前にも摂取するのだとか。
エスプレッソ
そんなイタリアでのコーヒー代表と言えばエスプレッソ。 イタリアでは「カッフェ」と注文するとエスプレッソが出てきます 。
イタリアのエスプレッソは苦味強めですが、 たっぷりと砂糖を入れ混ぜるイタリア流で飲む と、その魅力にはまるかもしれません。眠気を覚ましたいときやリラックスしたいときにも飲むと落ち着きます。
カプチーノ
エスプレッソに続いて人気の高いのが、カプチーノ。
エスプレッソ:ミルクは1:3くらいの比率 で、ミルク感がマイルドでおいしく、朝食にもぴったりです。
アフォガード
日本では大人によく好まれるアフォガード。
アフォガートといえば、バニラアイスに熱くビターなエスプレッソをかけて味わうイメージが定着していますが、実はイタリアではエスプレッソ以外にも、 バニラアイスにリキュールや紅茶など、味の濃い目な様々な飲み物をかけて楽しみます 。
甘さと苦さ、冷たさと熱さを融合させたアフォガードは癖になりそうな一品。いろんな飲み物で食べ比べしてみても良いですね。
イタリアに行ったらぜひ寄ってほしい!おすすめのお店
Illy(イッリ)
イッリはエスプレッソに特化したイタリアンコーヒーメーカーで、アラビカ豆を100%使っている のが特徴です。日本ではイリーと呼ばれていて、この赤いマークのコーヒー缶を見たことがある方も多いのではないでしょうか。
お値段も安く、種類も豊富でお土産にもぴったりのブランドです。
Antico Caffè Greco(アンティコ・カフェ・グレコ)
ローマのスペイン広場の近く、ブランドが立ち並ぶ通りであるコンドッティ通りにある、 創業1760年 という、ローマで最も古い歴史的なカフェ。
当時の様子を再現した店内 には額縁に彩られた壁面がずらりと並び、重厚感が感じられます。
お値段は少し張りますが、せっかくですので贅沢して記念に訪れてみてはいかがでしょうか。
Venchi(ヴェンキ)
Venchi(ヴェンキ)は1878年創業、イタリアは ピエモンテ地方のチョコレートブティック 。
イタリアでのゴディバといった位置づけです。世界中で愛されるようになり、現在では世界70カ国に進出、店舗数は100を超えているのだそう。
チョコレートの種類の豊富さが売りですが、また ジェラートも絶品 !自慢のチョコレートを上に添えて提供してくれます。
Giolitti dal 1900(ジョリッティ)
ローマ人なら知らない人はいないほどの超有名店であり、老舗のジェラート店ジョリッティ。
創業してから120年以上の歴史あるジェラート店 で、イタリア王室の御用達にもなっています。大女優オードリーヘップバーンが出演した映画『ローマの休日』で食べているジェラートもジョリッティのものなんだそう。
昨年2021年には日本にも初上陸していますが、是非現地のジョリッティへも行ってみましょう。
Pompi(ポンピ)
「POMPI」はローマにあるティラミスの名店。 4ユーロとお手頃価格 もうれしいポイント。
定番のカフェ味のティラミス と並び、もう一つ大人気なのが 苺ティラミス 。
他にもポンピ独自でつくった新しいティラミスがお店のショーケースにずらりと並んでいます。
カフェティラミスのほろ苦さが得意でないという方も安心です。店内利用のほかに、持ち帰ることもできます。
*スペイン広場に2号店ができましたが、こちらは テイクアウトのみ なので注意してください。日本の屋台のように紙パックに入っている為、ジェラートのように食べ歩く人も多いようです。
イタリアの甘いスイーツを楽しもう♪
おいしい伝統スイーツグルメが沢山あるイタリア。種類も非常に多く、どれを食べるか悩んでしまいそうですね。
いろいろ試して、食後の甘~いひと時を楽しみましょう。
やってみよっか?