初心者でも簡単ハンドメイド!100均のクラフトバンドで猫かごを作ってみた
初めてでも簡単に作れるのが魅力のクラフトバンド。今回は100均のクラフトバンドキットから一歩抜け出して、大きめサイズの猫かご作りに挑戦しました!
大きさがあるので編むのは少し大変ですが、作り方や編み方はキットでも使われている簡単なものなので、初心者さんでも安心です。
おうちにかわいい猫ちゃん・わんちゃんがいる方はぜひ作ってみてくださいね!
- 半日
- 1,000円以下
- 道具(難度) ■■■
- 事前準備(難度) ■■■
- 経験(難度) ■■■ 難易度の目安
クラフトバンドで猫かごを作ろう
今回は、 紙バンド手芸作家TannoさんのYoutubeチャンネル【Tannoはじめてのエコクラフト】 に掲載されている 「猫ベット・犬ベット(ペットベット)の作り方」 を参照して作らせていただきました。
実際に作っている様子を丁寧に紹介してくれているので、作る際にはぜひ動画を見てやってみてください!
それでは早速作り方を紹介していきます。
クラフトバンドの準備
- 底ベースひも(12本幅) 82cm × 8本
- 差しひも(12本幅) 32cm × 16本
- 底編みひも(2本幅) 600cm × 4本
- 側面編みひも(3本幅) 600cm × 4本
- 縁ひも(12本幅) 120cm × 2本
今回はダイソーのクラフトバンドを5つ使いました。(7つ用意しましたが実際使ったのは5つでした)
動画ではもう少し大きいサイズで作っていたのですが、クラフトバンドを1色で揃えられなかったため、いろいろ調整してこのサイズにしています。1色で揃えられる場合は動画で紹介しているサイズで作れますよ。
クラフトバンドの準備ができたら、早速作ってみましょう!
底部分を編む
底ベースひもで骨組みを作る
底ベースひもを2本ずつ貼り合わせて十字を4つ作ります。
十字を2つ組み合わせて、骨組みを作りましょう。
骨組みは2つできるので、1つは休ませておきます。
追いかけ編みする(5周)
骨組みができたら、底編みひもを使って追いかけ編みしていきましょう。
2本を貼り合わせてベースひもに引っ掛けます。
ひもが浮かないようにおさえながら 追いかけ編みを5周 します。
追いかけ編みをするときは、編みひもではなく ベースひもを動かして2本同時に編んでいきましょう 。右手で編んで、左手でおさえるようにするとやりやすいですよ。
ベースひも同士が重なっているところに編み目ができると見た目が綺麗です!
底ベースひもの骨組みを足す
5周編めました!あまり綺麗じゃないのが悔しいですね。
次は残しておいたもう1つの骨組みをここに貼り合わせます。
最初のベースひもの間を埋めるように 貼ります。
ボンドの位置を間違えないように注意してくださいね。(私はがっつり間違えました)
追いかけ編みする(8周)
足したベースひもを合わせて追いかけ編み(8周) します。
1周目はひもが浮きやすいので、 編みひもをギュッと引っ張って左手でしっかり固定 しながら編んでいきましょう。編みひもがねじれないように編むと仕上がりが綺麗になります。
差しひもを足す
8周編めたら、ベースひもの間に差しひもをします 。
編んだ部分に重なるように貼ると、ひも同士が綺麗に並びますよ。
追いかけ編みする(7周)
ベースひもと差しひも合わせて32本!大変ですが、黙々と編んでいきましょう。さっきと同様、1周目は浮きやすいので引き締めながら編みます。
編み方が難しいわけではないので、根気よく頑張るのがコツです。
底ベースひも・差しひもを割く
7周編めたら、ベースひもと差しひもを6本幅に割きます !
割くときはPPバンドやいらないカードなどを使うとやりやすいですよ。
追いかけ編み・ねじり編みする(10周+1周)
ここが最大の山場!
割いたベースひも・差しひもを追いかけ編み(10周) していきます。
編み方は単純なのですが、なにせベースひもの本数が多いので大変です。追いかけ編みは周数がわかりやすいので何回かに分けて編むのもいいと思います。私は一気に編んで1時間半ほどかかりました。
追いかけ編みが終わったら最後の1周は右ねじり編みで仕上げます。
これで底面の完成です!
側面を編む
ひもを立ち上げて追いかけ編みする(11周)
底面ができたら、 ひっくり返して ベースひもを立ち上げます。
これは、猫ちゃんがかごに入ったときの肌あたりを良くするためです。
ベースひもにゆるく内側カーブをつけて、 側面を11周追いかけ編み していきます。
底面を編むときは、編みひもが浮かないように洗濯バサミを使うととっても便利ですよ。100円ショップに大容量の洗濯バサミが売っているので、クラフトバンドのついでに買っておきましょう。
これくらい編めたら、編みひもの先端をボンドで留めます。
あとはひたすら追いかけ編みを繰り返します。
側面の追いかけ編みをするときのコツは、
- ベースひもは時々カーブを付け直す
- ベースひもが斜めにならないよう、洗濯バサミで角度を調整する
- 編みひもを強く引っ張りすぎないように注意して編む
側面はベースひものカーブ具合と編みひもの引き締め方によって角度が変わります 。
ちょうどいいふくらみ加減になるように調整しながら編みましょう。
完成まであともう少しですよ!
側面11周(22段)が編み上がりました!
ベースひものカーブが強くて少し内側に入った形になってしまいましたが、とりあえずできたのでよしとします!
縁を整える
縁ひもを平編みして貼り付ける
編みひもを処理したら、上に 縁ひもを2本重ねて平編み (上下交互に編む編み方)をします。
洗濯バサミで留めておくと楽ですよ。
ベースひもをカットして編み目に差し込む
ベースひもを 1番上の編みひもを巻き込むように前後交互に倒します 。
上から4周目くらいの長さになるようにカットしたら、マイナスドライバーなどで編み目を広げて中に差し込みましょう。
ベースひもの端が編みひもに隠れるようにすると見た目が綺麗になりますよ!
完成!
完成しましたー!
直径約34cm × 高さ約10cm の超大物です。製作時間は6時間くらい。
参考にした動画では縁をかがり編みしているのですが、今回は省略しました。
我が家の猫ちゃんが入った様子がこちら。
サイズぴったりでした!かわいい!
気に入ってくれたようで、かごに入ってお昼寝をしている様子も見られました。
こんなかわいい姿が見られると、また作ってあげようという気持ちになりますね。
大切な猫へクラフトバンドで猫かごを作ってあげよう
作り方は簡単でしたが、とにかく編むのが大変でした。100円ショップのクラフトバンドキットに飽きてきたな、もう少し大きなものを作ってみたいな、という人にぜひおすすめです。これが作れると一気に初心者を抜け出せる気がします。ぜひ大切な猫ちゃんへの愛を込めて、作ってあげてみてくださいね。
やってみよっか?