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もう疲れない!キャンプでのんびり過ごすためのコツ15

キャンプは楽しい。これは間違いないと思います。

自然の中でゆっくり過ごす時間は、せわしなく働く世代のお父さんお母さんにとって、至福のひととき。昼間からお酒を飲む、ゆっくり散歩する、昼寝もいいでしょう。外で食べるご飯はこれまた最高。

子どもにとっても、楽しいでしょう。自然のアスレチックや川遊び、昆虫や小動物と触れ合えたり、夜の虫取り探検のドキドキや、早起きして朝日を見るという経験は、なかなかできないことだと思います。私も子どものころ、初めて、夜に虫を捕まえに行った日の胸のトキメキは今でも思い出せます。

キャンプのニーズはあります。ですが、行く前に億劫になってしまっているキャンパーさんも多いと聞きます。

「どうすれば、のんびりと楽しく、キャンプができるのか。」

これまで10年キャンプと寝食を共にしてきた経験から生み出された個人的な見解を共有します。キャンプで発生しうるイベントを時系列ごとに考えてみました。参考程度に見ていただけるとうれしいです。

キャンプ場に着くまで

キャンプの成否を分ける「事前準備」

完全に個人的な主観ですが、準備はキャンプ全体通してメンドクササランキング2位ぐらいにランクインする面倒くささだと私は思っています。※このメンドクササランキングは以降登場しません。

当日の天候や気温、その変化なども気にして服装やシュラフ、防寒・避暑対策をする必要があります。凝った料理をする方は、仕込みなどもあるでしょう。

キャンプ場の性質もあります。キャンプ場によっては虫が多かったり、日よけがなかったり、風が強かったり、標高が高くて寒かったりします。こういったキャンプ場の性質も考慮して持っていくものを選ぶ必要があります。

準備でキャンプが良いものになるか悪いものになるかが決まると言っても過言ではありません。この準備の手間をいかにうまく省けるかが重要になってきそうです。

そこで提案したいのが、 リストを作る ことです。

最初の作成は面倒かもしれません。また回数を重ねることでリストの見直しが必要なこともでてくるでしょう。ただ成熟してくれば、次に行くまでの期間がある程度あいても、リストがあれば抜けがなくなり、再度同じことを考える必要が省けます。

そんなの必要ないよと思う人もいるかもしれません。覚えたから「逆にめんどくさいや」と思われるかもしれません。私の経験上ですが、慣れた方でも必ず1つや2つ抜けはあるものです。山の大ベテラン75歳の小林さんでも、いつも忘れ物はないか集合時からずっと気にしています。そして何か忘れているようです。これは単に年のせいだという意見は私も本人も同意見です。

地味につらい「荷物運び」

荷運びが面倒と言う声をよく聞きます。推測ですが、荷物量と運び方に問題があるのではと思います。

まずは上述のリストをよく見て、荷物をデトックスしましょう。本当に必要なもの、快適さに必要なもの、楽しむために必要なものなど段階を分けて整理し、一つ一つこれは本当に必要なのか考えてみてください。そういった意味でもザっと見れるリストは有効です。

軽量化をしてもまだ荷運びが大変だと言う人は、運び方に問題があると思います。おそらく大きなクーラーボックスやタイヤが付いているキャリアなどを使用しているのではないでしょうか。

タイヤが付いているキャリアなどは整地された路面を運ぶ際は便利かもしれなせんが、マンションやアパートで階段しかない方は、困ります。荷物が多くて何度も積込のために往復なんてしてられません。また角ばっているものは、デッドスペースが生まれるので、積み込むのにパズルのように計算する・・・なんてことにもなります。

そこでオススメなのが、 大容量のバックパック です。シンプルなものが良いでしょう。例えばモンベルの110リットルのバックパックなどです。バックパックの良いところは、背負えることです。背負えるので階段や不整地など、タイヤ付きのキャリアなどでは運べないようなところでも気にせず簡単に運ぶことができます。

そして良い意味で柔軟性があるというか、柔らかいというか、車に積み込む際も多少無理やり押し込むことができるので雑に扱えます。

「背負って運ぶなんて重いでしょう・・・」と思われるかもしれませんが、登山用のバックパックは背負っても重さを感じにくく作られています。

バックパックに詰め込む際のコツは、「かさばるけど重くないものを優先的に下に入れる」ことです。

渋滞はもうコリゴリ「長距離運転」

初心者の方は特に、あまり欲張らず、 近場のキャンプ場 を利用しましょう。

長距離運転で時間を費やし、疲労していては元も子もありません。後ろに乗車している大林素子もあきれ顔です。

キャンプの醍醐味は自然の中でゆっくり過ごすことです。車の中ではないはずです。

キャンプ場に着いてから<昼間>

「受付」早く遊びたい子どもを抑えながら…

最初は仕方がありませんが、レクリエーションであったりルールであったりが、キャンプ場それぞれで違ったりするので、受付で時間がかかることがあります。

提案ですが、 行きつけのキャンプ場 を作ってみましょう。何回も通っていればそのキャンプ場のことがわかるので、事前の下調べがなくなり迷わなくなります。キャンプ場は通えば通うほど良いところが見えてくるし、逆に「こうした方がもっと快適に過ごせるな」ということもわかってきます。

まずは近場で行きつけのキャンプ場を作ってみてはいかがでしょうか。管理人さんと仲良くなって色々とウラ情報を教えてもらえるなどのメリットもあるかもしれません。

人によっては楽しい「サイト設営」

テントなどの設営が大変だと思われる方が多いようです。実際はそんなことありません。

正直、テントのペグなどはきっちり打たなくても、荷物の自重があるので、相当の強風が吹かない限りは飛ばされることもないと思います。まずは簡単にテントを設営してしまって、中に荷物などを置きましょう。

不必要な強風対策はしなくていい と思います。その時の天候やその変化をしっかり把握して対応しましょう。昨今のキャンプ用品は、かなり簡単に手早く使える状態になります。子供でも扱えるものも多いので、積極的に家族や友人にも手伝ってもらいましょう。設営は慣れてしまえば手間ですが、初心者にとっては楽しい体験の一つです。

無限エネルギー「子どもの遊び相手」

子供は自然の中で遊ぶ名人 です。 放っておいても興味津々 、自分で遊び方を見つけて遊び始めるでしょう。

キャンプ場のルールやマナー、危険なところ などを一通りチェックして一緒に確認しましょう。ある程度目を離しても良いようなキャンプ場を選ぶことも重要だと思います。流れの速い川や崖、蜂の巣など、ある程度キャンプ場で管理してくれていると思います。

子供と一緒に遊びたくなったら、一緒に遊べばいいと思います。お互いストレスを生まないように、うまく付き合っていきましょう。

キャンプ場に着いてから<夜>

荷物がかさばる「入浴」

お風呂はくつろげるリラックスタイムです。

準備や片づけのカテゴリになるかもしれませんが、タオルや着替えに必要な衣類がかさばって持っていく荷物を圧迫します。

我が家は タオルを使い回し 、服は同じものを着て、 下着だけ変える ようにします。(もちろんかなり汚れていたり、たくさん汗をかいている場合は変えます。)

できるだけ荷物を減らすように心がけましょう。シャンプー類は持っていかず、備え付けがあることを確認しておきましょう。

疲れない「クッキング」

外で食べる食事は、簡単なものでも、すごく美味しく感じます。

特別おいしいものを用意する必要はないというのが私の持論です。インターネットやSNSなどで投稿されているような、見栄えのする料理を必ず作る必要はありません。

まずは、 調理法をボイルに限ってはいかがでしょうか。

ラーメンやパスタを茹でたり、湯煎して温めるご飯などもあります。 ウインナーはボイルが一番おいしいです。 おかずもいろいろ便利な製品があります。そういった便利なものを使いましょう。ボイルした水でスープも作れます。

環境にやさしい「食事の後片付け」方法

おいしい食事が終わったら、後片付けがあります。

これは全く人に賛同されませんが、登山者であれば基本です。 お皿を舐めましょう

テントの中であれば、バレることはありません。これをするだけで洗い物が一気に減ります。洗い水を捨てることもないので、環境にも良いです。

なめた後は少量の水を染み込ませたキッチンペーパーなどでさっと拭けば衛生的にも全然問題ありません。

舐めましょう。

液体は重い「ドリンク、お酒」

ビールは最小限にして、クーラーボックスは小さいものにしましょう。川が近くにあるのであれば、冷やすこともできます。

お酒は常温でもおいしい焼酎や日本酒、ワインなどにしてみてはいかがでしょうか。 水で割って飲めるお酒 などにすれば少量にすることができるので、軽量化の観点でもおススメ。

私の嫁さんは芋焼酎をいつも飲んでいます。何故かと言うと夜は冷えるので、お湯割りで身体が温まるからだと言っています。特に黒霧島が好きです。まぁこの辺は個人のアレなのでアレです。

自然の中での「就寝」

物音に敏感な人は 耳栓を 持っていきましょう。耳栓も合う合わないがあるので、ぶっつけ本番でなくて、家で試しておいた方がいいです。 しかし、耳栓をしていると朝小鳥たちのさえずりで起こされると言う素晴らしい素敵な体験はできません。 ご了承下さい。

キャンプ場というか自然の中で寝るときは、 思ったより寒い です。地面が冷たいからだと思います。

その対策を万全にしましょう。具体的には底に 銀マット を敷くといいでしょう。銀マットの上にフォームマット、その上にエアマットを敷いて3重構造にすれば、完璧です。底冷えはほとんどなくなると思います。

寒がりな人は足元や腰、首などをプラスで温めるといいかもしれません。具体的にはキャンプシューズやダウンパンツ、ネックウォーマーなどを着用することです。 特に効果が高いと思うのは、ダウンのキャンプシューズやダウンパンツです。

ファミリーの悩み「寝かしつけ」

小さいお子さんがいるご家庭は、寝かしつけ問題があります。 子どもと一緒に早く寝てしまいましょう

自然の中の朝はものすごく気持ちがいいです。早起きして、朝日を見ましょう。

朝の森を散策するのも、ものすごく気持ちがいいですよね。木漏れ日や朝もやなどの幻想的な風景も見れるかもしれません。

自然の中の朝はキャンプした人だけのゴールデンタイムです。朝をゆっくり過ごせるように早寝してみては。

キャンプ場に着いてから<翌朝>

本当においしい「朝ご飯」

散歩後の朝ご飯は本当においしいです。これも手間をかける必要はありません。

ただ温かいものはおいしいのでスープやパン、湯煎するご飯など後はボイルしたウィンナーがあれば最高ですね。

私は朝からラーメン派 です。

疲れを残さないために「早めに帰宅する」

片付けられるものは少しずつ片付けていき、早めに帰宅しましょう。

帰宅後の後片付けやキャンプ用品のメンテナンス、その日の夕食、お風呂などが、かなり面倒に感じると思います。 午後の早い時間には帰宅できるようにするのが吉 。その日の夕食のことも準備の段階で考えておくのをおススメします。

効率的な「後片付け、メンテナンス」

後片付けのコツは、「いつでも持っていける状態にすること」です。乾かしたり、メンテナンスする必要があるもの以外はすぐに持ち運べる状態にしておきましょう。燃料や電池など消耗品はチェックし、 次回、直前になって慌てないように 手配しておきましょう。

コツを掴めば思いっきり楽しいのがキャンプ

いかがでしたでしょうか。

この記事を見て、少しでも「行ってみようかな」「また始めてみようかな」と思ってくれるとうれしいです。

あなたの、のんびりキャンプライフを応援しています。

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