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【東北】秋の眺めを楽しむ!おすすめの渓流&滝スポット3選

「今しか見られない、秋の景色を目に焼き付けておきたい!」という人は、青森県の「奥入瀬渓流」や宮城県の「秋保大滝」、岩手県の「釜淵の滝」がおすすめです。

特に「奥入瀬渓流」は滝がところどころにあるので見ごたえがあります。

この記事ではそれぞれのスポットの特徴と見どころを紹介しているので、ぜひおでかけの参考にしてください。

奥入瀬渓流<青森県>

青森県十和田市にある「奥入瀬渓流」は散策としてはもちろん、立ち寄る程度でも十分景色を楽しめるスポットです。 春夏秋冬それぞれの味があり、特に夏はみずみずしい緑葉を、秋は季節を感じる紅葉が見られます。

奥入瀬渓流とは

「奥入瀬渓流」は洪水により十和田湖が壊れた時にできた渓流で、緩やかな流れになっているのが特徴です。 全体が緑で覆われており頭上には木々、足元にはコケが生えています。 もちろん岩や木にもコケが生えており、その景色はまさしく”自然”そのもの。渓流は約14km続いており、ところどころに滝があるので景色を眺めながらゆっくり散策するのがおすすめです。

ただし、子ノ口(ねのくち)から焼山までは徒歩で片道約5時間かかるので、相当な体力と時間が必要になります。 車に乗って移動もできるので、体力に自信がない人はぜひ車を利用して楽しんでくださいね。また、クマに遭遇したという情報もあるので野生動物には気を付けましょう。

近くには十和田湖があり、渓流と十和田湖のコースが定番ですよ。

渓流と滝を見るならここ!

「奥入瀬渓流」の魅力は、14kmもの渓流が続いているところ。 「雲井の滝」「銚子大滝」「白布の滝」などあわせて10以上の滝が点在しているので、それぞれの滝の違いを見比べてみるのもおすすめです。 特に秋は色づいた木々と渓流、滝のコラボレーションを見られるので、フォトジェニックな写真が撮れるでしょう。紅葉の時期は混みやすいので、あえて時期をずらして訪れてみてもよさそうです。

「奥入瀬渓流」の名所の一つ「阿修羅の流れ」では、豪快に流れる清流につい瞬きを忘れてしまいます。 同じく名所の「三乱の流れ」は3つの流れが交流することが名前の由来になっており、景色と音の両方で自然を感じられるスポットです。写真映えも間違いなしですよ。

基本情報

  • 住所:青森県十和田市奥瀬
  • アクセス:青森駅から車で約1時間半

秋保大滝<宮城県>

インパクト大の滝を見に、遠方から多くの観光客が訪れる「秋保大滝」。 静かな自然の中で滝が鳴り響いているのが特徴です。

秋保大滝とは

仙台市秋保町にある「秋保大滝」は、栃木県の「華厳の滝」や和歌山県の「那智の滝」に匹敵する宮城の名所です。 幅6m、落差55mにもおよぶ滝で、高い場所から水が大量に落ちてくる姿は迫力があります。 滝の上部は水が白く見えるほど激しく流れていますが、さらに水しぶきを上げているのが滝の下部です。上から流れてくる水が勢いよく水面に叩きつけられ、霧のように水しぶきが舞っています。

季節によっては滝が緑一面に包み込まれたりオレンジや黄色に染まった木々に囲まれたりと、シーズンによって景色を楽しめるのもポイントです。 特に冬になると、銀世界の中で音を立てながら滝が流れているので、これもまた必見です。天気がいい日に訪れると、さらなる絶景が目の前に広がっていることでしょう。

迫力満点の激しい滝

「秋保大滝」の見どころは、なんといっても遠近両方から滝が流れる様子を観察できるところ! 「秋保大滝」には至近距離で見られる「滝つぼ」と、遠距離から見られる「滝見台」があります。

「滝つぼ」では滝の轟音とともに水しぶきがかかってくるほど近くで見られるので、今にも滝に飲み込まれそうなほどの迫力です。

一方で「滝見台」からは滝からちょっと離れた場所で流れる様子を見られるので、風景の一部として楽しめます。 「滝見台」は滝の斜め上あたりにあるので、滝の上部を中心的に見られるでしょう。 「滝見台」と駐車場の場所が近く、徒歩約5分と訪れやすい距離にあるのでフラッと立ち寄ってみてもよさそうですね。また「滝見台」の近くには「秋保大滝不動尊」があり、「秋保大滝」と「秋保大滝不動尊」の観光コースがおすすめです。

基本情報

  • 住所:宮城県仙台市太白区秋保町馬場大滝
  • アクセス:仙台ICから車で約35分

釜淵の滝<岩手県>

「釜淵の滝」は花巻温泉から徒歩5分~10分の距離にある滝です。 近くに花巻温泉郷があるので、温泉とともに観光を楽しめます。

釜淵の滝とは

「釜淵の滝」とは高さ8.5m、幅30mと幅が広く緩やかな流れの滝です。 上から流れてくる水はそこまで激しい水しぶきを上げておらず、岩の正面が透き通って見えるほど穏やかな流れになっています。

天気がいい日は太陽が水面に反射して一気にあたりが明るくなり、一方で曇り空の時はひっそりとした雰囲気が漂っています。 天気によって滝の見え方が変わるので、晴れだけでなく曇りに訪れてみても楽しめますよ!

「釜淵の滝」まではアスファルトの道があったり、一つ一つが大きめの階段があったりするので、散策にもぴったりです。 特に花巻温泉の利用者はフラッと訪れることが多いとか。時期によっては足元が滑りやすくなっているので、動きやすい靴や滑りにくい靴で向かいましょう。

幅広でスケールの大きな滝

「釜淵の滝」のポイントは、季節の移ろいを感じながらスケールの大きい滝を眺められるところです。 夏はあたりを緑が生い茂りフレッシュな滝を、秋は色彩豊かな葉が包み込み来場者を温かく出迎える滝を見られます。

特に紅葉の時期は色鮮やかに染まり上がっており、なかなかの絶景です。紅葉の時期を終えても葉が落ちた木や茶色になった葉が味を出していて風情がありますよ。 「これから冬を迎える」と言わんばかりの哀愁が漂っています。

遊歩道も周囲を自然に囲まれていて四季折々の景色を眺めながら歩けるので、滝にたどり着く前の道中でも十分に楽しめるでしょう。ただしクマ出没の情報があり、道にはベルを設置しています。 クマとの遭遇を避けるために、ベルを鳴らしながら先へ進んでいきましょう。

基本情報

  • 住所:岩手県花巻市湯本
  • アクセス:花巻ICから車で約25分

タイミングによっては紅葉も見られるかも!

秋のおでかけ先に悩んでいる人は、季節を感じながら絶景を眺められる渓流や滝を見に東北地方を訪れてみてはいかがでしょうか。

一足先に紅葉シーズンを迎える東北ですが、タイミングが合えば滝と紅葉のコラボレーションを見られるかもしれません。各滝の周辺には湖や寺院、温泉などもあるので渓流や滝とともに訪れてみてくださいね。

出典・参考

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