【ゴールデンウィーク】オーストラリア観光で大自然を満喫!シドニー、ケアンズなど有名観光地をまとめて解説
ゴールデンィークなどの連休に、自然を満喫できるような海外旅行がしたい!
そんな方にはオーストラリア旅行がおすすめです。オーストラリアは、エアーズロック、グレートバリアリーフ、キュランダなど、海、山、大地すべての自然を満喫することができます。
また、そのスケールも日本とは桁違いで、圧倒されること間違いなしです!そこで今回は、そんなオーストラリアの基本情報からおすすめスポットをまとめました。
ぜひ本記事を最後まで読んで、オーストラリア観光の参考にしてください。
INDEX
オーストラリア旅行へ行くための基本知識とは?
日本との時差について
オーストラリアはオセアニアに位置する国で、国土が広いため、 東部・中央部・西部の3つ のエリアでタイムゾーンが分類されています。日本との時差は、 東部は1時間早く 時刻が進んでおり、 中央部は30分早く 時刻が進んでおり、 西部は1時間遅く 時刻が進んでいます。どのエリアでのタイムゾーンも、日本との時差は1時間以内になっており、時差ボケはなく、日本と同じ感覚で観光を楽しめるでしょう。
気候と服装について
オーストラリアは、日本の21倍という広大な土地があるため、気候も地域ごとに大きく違います。それぞれ、 熱帯性気候、亜熱帯性気候、砂漠性気候、温帯性気候の4つ に分かれるため、それぞれの特徴と適切な服装を見ていきましょう。
熱帯性気候
対象の都市: ダーウィン、ケアンズ
一年を通して、暖かくオーストラリアの冬である6月〜8月の間でも、日中は半袖で過ごすことができます。また、1月〜3月は雨季のため雨が多くなります。もし可能であれば、観光の際はその時期は避けることをおすすめします。
亜熱帯性気候
対象の都市: ブリスベン、ゴールド・コースト
一年を通して暖かいため、基本的には半袖で過ごすことができます。ただ、冬の6月〜8月は気温が少し下がり、最低気温が10°前後になる日もあるため、上着などを持っておくといいでしょう。また熱帯性気候のような雨季もないため、年間を通して観光のベストシーズンであると言えます。
砂漠性気候
主な都市: エアーズ・ロック、アリス・スプリングス
年間を通して雨が少ない気候になっています。温度は基本的には暖かく、春、夏、秋までは、半袖で過ごすことができるでしょう。ただ、砂漠性気候は昼夜の温度差が激しいため、夜の冷え込みに備え上着を常備しておきましょう。冬は基本的に冷え込み、最低気温は10℃以下になる日もあるため、防寒対策をしっかりしてください。
温帯性気候
主な都市: シドニー、メルボルン、パース
温帯性気候は日本と同じく四季がはっきりしています。オーストラリアやニュージーランドなどのオセアニアの国は、日本と逆の南半球に位置するため、基本的に季節が逆になります。(日本の夏がオーストラリアの冬、日本の春がオーストラリアの秋)。気温は日本の四季とほぼ同じくらいですので、時期にあった服装を心がけましょう。
治安の良し悪しについて
オーストラリアは世界的にも 比較的治安の良い国 だと言えるでしょう。その理由としては、 平等意識が強い国民性と、穏やかな人が多いこと が挙げられます。しかし、観光地では観光客を狙ったひったくりなどの 軽犯罪発生率は高くなる傾向にある ため、オーストラリア全体の治安に安心せず、観光地、特に夜間は細心の注意を払って行動してください。ひとり行動や暗い場所は基本的には避けると安心です。
オーストラリアの通貨について
オーストラリアの通貨はオーストラリアドルです。日本円とのレートは、 「1オーストラリアドル=約89円(2023年3月現在)」 となっています。
紙幣は、$100、$50、$20、$10、$5の5種類があり、全てプラスチック製なので水没や破損の心配がありません。また、表面には、透明のフィルムがあり、偽造されにくい作りになっています。オーストラリアドルの硬貨には、$2、$1、50¢、20¢、10¢、5¢の6種類があります。
オーストラリア国内での交通手段について
オーストラリアでは バス、電車、フェリー、モノレール などが主な交通手段になります。都市や観光地の場所によって、それぞれ便利な交通手段が異なりますので、順に説明していきます。
バス
オーストラリアで最もメジャーな乗り物がバスです。 移動できる範囲が広く、基本どこへ行くにもバスを利用することになるでしょう 。
また、日本のバスと大きく違う点としては、 車内アナウンスがない 点です。オーストラリアのバスでは車内アナウンスがないため、次の目的地の目印になるのものや風景を頼りに下車しなければなりません。土地勘がない、初心者の方は目的地の代表的な建物を把握しておくか、他の乗客に聞くことをおすすめします。
オーストラリアのバスは、プリペイドカードにお金をチャージし、バス停などでタッチすることで乗車することができます。
電車
バスの次にメジャーな交通手段は電車です。オーストラリアの 電車はバスと違いしっかりアナウンスが流れる ため下車駅がわからなくなる心配はありません。また、中心街の路面電車などは、線によっては乗車賃が無料のものもあるため、財布に優しい移動手段となっています。
オーストラリアの電車は 基本的に時間通りに来ず、5分〜10分ほど遅れてくる ため、それを見越した移動計画を立てておきましょう。乗車時は、日本と同様、交通系ICカードをかざすことで運賃を支払います。各地域の路線によって交通系ICカードの種類が違うため、訪れる観光地にあったカードを事前に作っておくといいです!
【地域別の交通系ICカード】
- クイーンズランド州:Go Card(ゴーカード)
- ニューサウスウェールズ州:Opal card(オパールカード)
- ビクトリア州(メルボルン):myki (マイキー)
- 西オーストラリア州 :Smart Rider(スマートライダー)
フェリー
シドニーやプリスベンなどの都市では、フェリーが日常的な交通手段として使われています。シドニーでは、 オペラハウスやハーバーブリッジなどの有名観光スポットを眺めながら移動できる ため、非常におすすめな移動手段となっています。乗車時は切符を買うか、 Opal card(オパールカード) という交通系ICカードで運賃を支払います。料金としては、9km以内かそれ以上かで分かれており、それぞれ、9km以内が$5.74、9km以上が$7.18となっています。
オーストラリアへのアクセス方法
東京発の行き方
東京からは、 成田国際空港と羽田空港 からオーストラリアへの直行便があり、それぞれの空港から行ける都市や利用できる航空会社が違います。各空港ごとの航空会社、行ける都市、移動時間、料金をまとめたのでぜひ参考にし、お得におすすめ航空券をゲットしましょう!
【成田国際空港】
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目的地:メルボルン
- 航空会社:JAL
- 移動時間:10時間半
- 料金(通常時):150,000〜160,000円程度
- 料金(ゴールデンウィーク時):240,000〜250,000円程度
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目的地:ケアンズ
- 航空会社:ジェットスター航空
- 移動時間:7時間半
- 料金(通常時):70,000〜80,000円程度
- 料金(ゴールデンウィーク時):120,000〜130,000円程度
【羽田空港】
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目的地:シドニー
- 航空会社:JAL、ANA、カンタス航空
- 移動時間:9時間50分
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料金(通常時)
- カンタス航空利用の場合160,000〜180,000円程度
- JAL、ANA利用の場合200,000〜220,000円程度
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料金(ゴールデンウィーク時)
- カンタス航空利用の場合190,000〜200,000円程度
- JAL、ANA利用の場合220,000〜240,000円程度
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目的地:メルボルン
- 航空会社:カンタス航空移動時間:10時間半
- 料金(通常時):150,000〜160,000円程度
- 料金(ゴールデンウィーク時):180,000〜200,000円程度
※料金は、大人1人分の往復航空券の料金を記載しています。
関西発の行き方
関西からは、 関西国際空港 から出発し、オーストラリア・ケアンズに到着する直行便があります。 航空会社はジェットスターを利用することができ、移動時間は、7時間10分 となっています。
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目的地:ケアンズ
- 航空会社:ジェットスター
- 移動時間:7時間10分
- 料金(通常時):70,000〜80,000円程度
- 料金(ゴールデンウィーク時):100,000〜120,000円程度
※料金は、大人1人分の往復航空券の料金を記載しています。
シドニー・メルボルン周辺のおすすめ観光スポット
オペラハウス
オペラハウスは、オーストラリア・シドニーにあるコンサートホールです。三角形の尖った屋根が付いているのが特徴で、20世紀を代表する建物として、 世界遺産にも登録されており、オーストラリアのシンボル的存在 になっています。建物内には、5つの劇場があり、数多くの舞台を楽しみことができます。また、それ以外にもレストランやバー、お土産店、図書館、などの様々な施設も併設されており、食事やショッピングを楽しむこともできます。
- 住所:Bennelong Point, Sydney NSW 2000 オーストラリア
- アクセス:シドニー国際空港から車で25分、またはサーキュラー キー駅から徒歩8分
タッソー蝋人形館
タッソー蝋人形館は、 等身大のフィギュアなどを展示するテーマパーク です。政治家やスポーツ選手、ハリウッド俳優などの有名人から、歴史上の人物まで、幅広い有名人の等身大フィギュアが展示されています。一緒に写真撮影をすることで、まるで有名人と同じ空間にいるような感覚を味わえます!また、タッソー蝋人形館は 市内の好立地な場所に位置する ため、気軽に訪れるとことができますよ。
- 住所:1-5 Wheat Rd, Sydney NSW 2000
- アクセス:タウンホール駅、ワインヤード駅から徒歩1分
シーライフ・シドニー水族館
シーライフ・シドニー水族館は、オーストラリア周辺の海域に生息する海洋生物や淡水動物などを飼育する、 南半球最大規模の水族館 です。オーストラリア特有の動物である カモノハシやジュゴン などを間近で見ることができることから、シドニーでも屈指の人気観光スポットとなっています。また、シーライフ・シドニー水族館を訪れる際は、他の人気施設のチケットもついた、 コンビネーションパス を買うことをおすすめします。水族館のほかに、シドニータワー展望台など、様々な観光スポットを同時に楽しむことができますよ。
- 住所:Sea Life Sydney Aquarium 1-5 Wheat Rd, Darling Harbour Sydney
- アクセス:ウィンヤード 徒歩7分
ハーバーブリッジ
ハーバーブリッジは、シドニー湾にかかる巨大な橋です。シングルアーチ型になっているのが特徴で、その美しさからオーストラリアでも人気の観光スポットとなっており、 その長さは全長1,149m にも及びます。 橋内のブリッジクライム というアトラクションでは、高さ143mのアーチ頂上まで登ることができます。また夜には橋全体がライトアップされ、橋のライトが水辺に反転する夜景は幻想的で、写真映えすること間違いなしです!
- 住所:sydney Harbour Bridge, Sydney NSW, オーストラリア
- アクセス:シドニー国際空港から車で16分、ミルソンズ ポイント駅から徒歩14分
ロックス
ロックスは、シドニーにある 歴史的な建造物が建て並ぶエリア の名称です。エリア内には、石が敷き詰められた小道が多く、オーストラリアの歴史を感じられます。また、飲食店やショッピング店、宿泊施設なども多く、頻繁にイベントなども開催しているため、 オーストラリアの歴史や雰囲気を味わいたい人 にはおすすめのエリアとなっています。
- 住所:Playfair street, The Rocks ,Sydney, NSW 2000
ケアンズ周辺のおすすめ観光スポット
キュランダ
キュランタは、オーストラリア北東部に位置する都市で、 世界最古の熱帯雨林があることで有名 です。その歴史は長く、1億年以上前に形成されたと言われており、恐竜が生きていた白亜紀に戻ったような大自然をとことん満喫できます。また、キュランタでは、 観光列車が有名 で、特に キュランタ観光鉄道 では、大自然を車窓から楽しむことができるため訪れた際は、ぜひ乗車してみましょう!
ハミルトン島
ハミルトン島は、日本が入るほど広大なグレートバリアリーフの中心部に位置する島で、 美しい珊瑚礁やビーチがあることで有名 です。今回はそんなハミルトン島で、絶対に外せない 観光スポットを2つ 紹介します。
ホワイトヘブンビーチ
ホワイトヘブンビーチは、オーストラリアで最も有名なビーチで、 7kmにも及ぶ真っ白の砂浜と透明度の高い海が作り出す絶景はまさに名前の通り、白い天国を連想させます。 ホワイトヘブンは、クルーズ船や小型飛行機、ヘリコプターで行くことができ、オーストラリア一美しいと言われているビーチを、上空から眺めることができる遊覧飛行ツアーなどもあるため、そちらもおすすめです。
- 住所:Hamilton Island, Qld 4803
- アクセス:ハミルトンから高速船で30分
ハートリーフ
ハートリーフは、ハミルトン島にある有名な観光スポットです。その名の通り、
ハート型の珊瑚礁が見ることができ、一緒に見た2人には必ず幸福が訪れると言われています。
カップルや夫婦で、ぜひ観光してみましょう!
また、ハートリーフは上陸ができないため、基本的には小型飛行機やヘリコプターなどから上空での見学になります。そのため、少々費用がかかってしまいますが、ハミルトン島、屈指の観光スポットなため、ぜひ足を運んでみてはいかがですか。
- アクセス:ケアンズからハミルトン島まで小型機で1時間
その他のおすすめ観光スポット
ゴールドコースト
ゴールドコーストは、 海や熱帯雨林などの自然と近代都市が調和したオーストラリア屈指のリゾート地 です。年間の平均気温は24℃前後と温かく、海水浴や、サーフィンなどのサマースポーツも楽しむことができます。特に サーファーズパラダイスやブロードビーチ などはサーフィンにおすすめなビーチなので、ぜひ行った際は、サマースポーツを楽しんでみてください。また、ビーチから徒歩圏内には、大型ショッピングなどもあるため、ショッピングや食事も同時に楽しむことができます。
さらに、中心部から離れたエリアには、オーストラリア最大級のテーマパーク、 ドリームワールド&ホワイトウォーターワールド やオーストラリアの野生動物と触れ合える動物保護園、 カランビン・ワイルドライフ・サンクチュアリー などの有名観光スポットもあり、アクティビティを楽しみたい人にもおすすめの観光地となっています。
エアーズロック(ウルル)
エアーズロックは オーストラリア中央部に位置する世界最大級の一枚岩 です。過去にアボリジニという先住民が住んでおり、自然とアボリジニとの共存の歴史が文化的に認められ、 1987年に世界遺産登録 されています。その大きさは、高さ348m、外周9.4kmにも及び、間近で見ると圧倒されること間違いなしです。また、巨大な岩が夕日によって赤く染まる、幻想的な景色を楽しむこともできます。
メルボルン
メルボルンはシドニーの南西部に位置する大都市です。世界の住みやすい都市ランキングでは常に上位に位置しており、 交通の便、治安ともに世界トップクラスの都市 です。また、 グレートオーシャンロード、メルボルン動物園、ビクトリア国立美術館 など、自然アクティティから芸術、観光まで全てが堪能できる観光地になっています。
パース
パースは、海や自然が豊富なことで有名な、オーストラリア屈指のリゾート地です。 コステロー・ビーチやレイトン・ビーチ などの有名ビーチを多数有しており、白い砂浜に透き通った海で、ゆっくり海水浴を楽しむことができます。また、パースは、 歴史的建造物が多く 、まるで18世紀のヨーロッパにタイムスリップしたかのような風景を楽しむことができます。そのほかにも郊外で出れば、 ウェーブロック、ピナクルズ をはじめとした大自然を味わえたり、オーストラリア特有の野生動物を見ることができたりと、様々な楽しみ方があります。
ゴールデンウィークのオーストラリア旅行おすすめプランを紹介
ゴールデンウィークはシドニー観光がおすすめ!
ゴールデンウィークの時期は、オーストラリアは時期的に秋なため、真夏の強烈な日差しもやわらぎ、 街歩きにはもってこいの時期 になります。世界三大美湾の一つにも数えられるシドニー湾を眺めながら、外でランチやディナーを楽しんだり、オペラハウス、シドニー水族館などの観光地巡りを楽しんだりと、オーストラリアの景色、食、観光をまとめて堪能できるプランになっています。
ゴールデンウィークはメルボルン観光もおすすめ!
メルボルンもまた、日本と同じく四季がはっきりしているエリアなため、 ゴールデンウィークなどの時期にはおすすめの観光地 です。市街の美しい街並みを見ながら、散歩やグルメ、ショッピングを楽しみことができます。
また、それ以外にもメルボルンには、 グレートオーシャンロード などの自然を満喫できる観光スポットや、 メルボルン動物園、マルー・コアラ&アニマル・パーク などのオーストラリア特有の動物と、触れ合えるアクティビティスポットなどもあります。目的に沿って様々な観光ができるため、カップルから女子旅、ファミリーまですべての層におすすめの観光地です。
プランに合うおすすめツアーはこちら!
オーストラリアで大スケールの自然を満喫しよう!
オーストラリアのおすすめスポットなどを紹介しましたが、いかがだったでしょうか?
オーストラリアの1番の魅力は、 各観光地のスケールの大きさ です。 エアーズロックやハミルトン島をはじめとするグレートバリアリーフ など、日本では味わえないスケールの大自然を満喫することができます。ぜひオーストラリアに行った際は、オーストラリアでしか味わえない大自然を存分に楽しんでください。
※出入国規制の最新情報は、外務省・大使館等の公式ウェブサイトをご確認ください。
出典・参考
特集・連載
やってみよっか?