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一生に一度は見たい!アジアの神秘的な絶景7選

日本から比較的すぐ行けるアジアの国々。そんなアジアにも数々の驚くような絶景スポットがあります。

日本では見られないような光景、あっという間に非日常の世界に誘われるような感動的な絶景、好奇心をくすぐるミステリアスな場所など一度は見てみたい、そんなアジアの絶景から厳選したスポットをご紹介します。

日本から近隣のアジアの国々にある数々の絶景

テガララン・ライステラス(インドネシア)

バリ島の中部 にある、テガララン・ライステラスです。バリ島観光では必ず訪れたい観光地で、ウブドから車で30分ほどで行けるところにあります。ライステラスとは日本語で「 棚田 」です。規模はそれほど大きくないですが、見渡す限り緑の棚田の景色は日本人にはどこか懐かしいような気持ちにもなります。現地の農民たちが長い年月耕してきてできたこの風景は、絶景でもありますがこの地を耕し懸命に生きてきた人々の命の証でもあります。人々の生活、人間にとっての作物の有難さ、そういったものを感じずにはいられません。この絶景はユネスコの世界遺産にも登録されており、多くの観光客を魅了しています。

バガン遺跡(ミャンマー)

ミャンマーにあるバガン遺跡です。仏教がとても盛んな国ミャンマーのなかでも、ここバガンは広大な景色に パゴダ(仏塔)が並び 、まるで夢の中のような光景が広がります。バガンにある寺院やパゴダの数はなんと約3,000基といわれています。

日本からはヤンゴンへ、そしてヤンゴンからまた国内線に乗り継いでいく必要がありますが、行く価値ありの絶景です。熱気球に乗るアクティビティも人気で、空から見るバガンの景色は圧巻です。筆者はミャンマーに何度も行きましたが、人々はとても信仰深くそこかしこに寺院やパゴダがあり、僧侶が歩いていて、親日家の人も多くなんとなく日本人なら親近感を感じるような国です。

エルニドビーチ(フィリピン)

エルニドビーチはフィリピンのパラワン島北部にあります。フィリピンにはなんと7,000を超える島々がありますが、パラワン諸島は特に「世界の楽園」といわれています。 エメラルドグリーンの海 は心を奪われる美しさです。透明度の高いエルニドビーチではマリンアクテビティが盛んで、運が良ければウミガメなど珍しい海の生き物にも出会えます。しかしセブ島などに比べるとまだまだ知名度は低いので、観光客も比較的少なめ。ローカルな雰囲気も味わえるので、非日常的かつ人工的でない海を感じたければとてもおすすめの場所です。ボートに乗ってゆっくりと景色を眺めるのも贅沢な過ごし方です。

ハロン湾(ベトナム)

ベトナム北部にあるハロン湾は、ハノイからバスで4時間弱と少し遠いですが、ぜひ一度見たい世界遺産にも登録された絶景です。年中霧がかっており、とても神秘的な雰囲気です。大小あわせて2,000もの島があり、ドラゴンの伝説もありますが、確かにドラゴンが出現しそうなくらいの神秘的さが漂っています。「007トゥモロー・ネバー・ダイ」など様々な映画のロケ地にもなっています。ハロン湾にクルーズ船で行き、そのクルーズ船に宿泊しハロン湾に浮かびながら一泊、というツアーが人気です。また、このハロン湾には水上で生活する人々がいて、家の中で魚の養殖をするのだとか。そういった人々の生の暮らしが光景が見られるのも、旅の醍醐味の一つですよね。

ソンドン洞窟(ベトナム)

ベトナム中部にある世界遺産のフォンニャ・ケバン国立公園の中にあるソンドン洞窟。なんとここは、 世界最大の洞窟 です。50階建てのビルがすっぽり入ってしまうほどの大きな洞窟で、写真で見るとまるでCGのようです。2009年に発見されたばかりで、数々の謎が残っており探検家たちを魅了しています。洞窟内には毒ムカデが歩き回っているという話もあるので、あまり安易な気持ちでは行かない方がよさそうです。しかし洞窟内には川があったり、地底なのに滝があったりと、人の手が加わっていない、人が行きにくいからこその神秘的な光景がたくさんあるようです。

バンゾック滝(ベトナム)

自然多きベトナムは、中国と隣接しています。バンゾック滝は中国との国境にあり、川を越えればもう中国という場所です。ハノイのバス乗り場からはバスで約10時間かかるので、なかなか気軽には行けません。しかし、とても 大きな滝 はマイナスイオンもいっぱいで心身ともに浄化されるような気持ちのいい空間で、時間をかけても行く価値はあります。エメラルドグリーンの美しい水面にはうっとりしますよ。滝の近くまでいかだに乗って近づくことができるので、濡れてもいい服で行くことをおすすめします。大きな滝の水しぶきを浴び、マイナスイオンに癒され、日々の疲れを癒すのもいいですね。最小限の写真を撮ったら、あとはデジタルデトックスでこの目の前の絶景に思いきり浸りましょう。

九寨溝(中国)

中国、四川省の西北部にある九寨溝。 1970年代に森林伐採の労働者によって発見 されました。現在はユネスコの世界遺産にも登録されています。それまでは見つかっておらず、美しい景色もひっそりとあったと思うととても神秘的ですね。1970年はそれほど大昔ではありません。それまで見つかっていなかったというだけあり、人工的な力が加わっていないその自然の美しさには心が洗われます。エリア内の渓谷は原生林が生い茂るとても大きな渓谷で、世にも美しい景勝地です。美しい水面にはくっきりと空や景色が映り、本当に幻想的な光景が広がっています。

この一帯はアバ・チベット族チャン族自治州九寨溝県にある自然保護区でもあり、チベット族が今も住んでいます。有料入場エリア内にも数多くのチベット族の集落があり観光地となっているため、土産品店街や独特の木造建築民家を見学できるところもあります。空港のある成都からバスで10時間ほどかかりますが、美しい景色と少数民族の暮らしを見れるなんて、旅好きの好奇心をくすぐられる場所ですね。

楽しむためにも下調べ、準備はしっかりと

今回ご紹介した海外の秘境もとても美しく一見の価値あるものですが、やはり都心のような便利さがないところも多く、日本では見かけないような虫や毒のある植物に出会うことも珍しくありません。靴、手袋、虫よけスプレー、現金など、危険な目に合わないためにも しっかりと準備をして行きましょう

そして、気が付いたら帰りのバスがない、タクシーも呼べない、なんてことがないように交通の便などもしっかり事前に調べておくことが大切です。

絶景を見て世界観が変わるかも

新しい世界に踏み込むことは旅の醍醐味です。普段の生活では出会わないような景色を目にすれば、心も普段とは違ったものになり、新しい発見があるかもしれません。

世界の絶景を見て回り、美しい景色を心に刻んでいくことはとても素晴らしいことです。

出典・参考

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