【初心者向けの家庭菜園カレンダー】年間の栽培スケジュールをご紹介
プランター栽培OKの初級から中級者向けの野菜をご紹介いたします。
種まき・植え付けの時期、そして植え方や注意点などについても併せて解説していきますので、少しでも参考になれば嬉しいです。
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植え方の種類について解説
種まき
種まきには「 すじまき 」「 点まき 」「 ばらまき 」という方法があります。
すじまき(スジ撒き/スジまき/筋撒き/筋まき)とは?
点まきとは?
バラまきとは?
ポットまき
ポットまきとは、ポットで苗をつくる植え方です。
(写真の向かって左側が「ポリポット」、右が「エコポット」です。)
主に、マメ類・キュウリ・カボチャ・キャベツ・ブロッコリーなどの苗づくりに使用します。
ポットまきは 30日程度 で苗ができる野菜向きです。
苗づくりに 60日以上かかる といわれるトマト・ピーマン・ナスなどはまず、写真の「セルトレイ」と呼ばれるトレイにタネをまき、その後、ポリポットに移して生長させてください。
植え付け
よい苗を選んで購入する、もしくは生長させた苗を土に植えることを「植え付け」と呼びます。
プランター栽培できる春・夏まき野菜
「春夏野菜(主に春にまき、夏に収穫する野菜)」についてご紹介いたします。
1月
1月は通年屋内で育てられるカイワレ・ブロッコリースプラウトなどの栽培を楽しみましょう。
2月中旬から家庭菜園を本格スタート
ジャガイモ
タネイモは植え付けの2~3週間前くらいから窓辺などに置き、日に当てると発芽しやすくなります。
半分に切って植えるのですが、
タネイモの切り口に塗るとよいグッズも発売されています。
根の張りを促進し、肥料や土の栄養を吸収しやすくなる商品です。
- 半分に切ったタネイモを2~3日陰干ししてから植える。
- 半分に切ったタネイモに草木灰(そうもくばい)という粉を塗る。(その後、すぐに植えてOK)
- 半分に切ったタネイモに今回ご紹介した「種ジャガの切り口に」を塗る。(その後、すぐに植えてOK)
上記のどれかの方法でタネイモを植えつけてください。
【植え付けの注意点】
タネイモは 切り口を下 にして植えると生長が進みます!
アスパラ
根株(ねかぶ)という地下茎か苗を植え付けます。
【植え付けの注意点】
植え付けの1ヶ月後から 月に1回程度の追肥が必要 です。
3月、初心者なら小松菜、カブからスタート開始がおすすめ
ニンジン(種まき)
さまざまな種がありますが、「ペレット種子」の発芽率が一番高いです。
カブ(種まき)
カブのタネは「すじまき」「点まき」で!
ホウレンソウ(種まき)
支柱、トンネル支柱、防虫ネットが必要です。
虫の被害が大きいので注意。
ラディッシュ(種まき)
根を張らせるために プランター内の水捌けをよくすることが大切 。
本葉4~5枚になったら追肥&土寄せを!
コマツナ(小松菜)(種まき)
種まきは「すじまき」がおすすめです。
虫の被害に注意。
その他、 長ネギ(種まき)、ダイコン(種まき)、水菜(種まき)もできます。
4月
春菊(種まき)
ホウレンソウやカキナなどは霜に当たると甘くなりますが、春菊は葉先が枯れてしまいますので、 防寒対策・霜対策が必須 です。
ルッコラ(種まき)
ハモグリバエの幼虫の被害を受けやすいので対策が必要です。
ほかにも、4月に「種まき」できる初心者向け野菜として、 チンゲン菜、トウモロコシ、スイスチャード、パセリ など。
「植え付け」できる初心者向け野菜として、 カボチャ、キュウリ、ショウガ、トマト、ナス、ピーマン などがあります。
5月
ゴーヤ(植え付け)
プランター栽培の場合、水切れを起こしやすいので注意。
夏場は朝・夕2回、たっぷりと水をあげましょう。
ほかにも、5月に植え付けができる初心者向け野菜としてサツマイモ、シソ、バジル、トウガラシなどがあります。
6月
上記野菜を引き続き種まき&植え付けできます。
7月
芽キャベツ(ポット植え)
8月
ハクサイ(植え付け)
中級者向けの野菜です。
プランター栽培もできる秋・冬まき野菜
9月
ニンニク(植え付け)
水切れすると球が大きくならないため注意。
10月
イチゴ(植え付け)、エンドウ(ポットまき)、ソラマメ(ポットまき)
マメ類はアブラムシがつきやすいため、防虫対策が必要です。
プランター栽培もできる晩秋・翌春収穫栽培
11月~12月
玉ねぎ(植え付け)、ソラマメ(植え付け)
どの月に何を育てるか、計画を立ててみよう
便利な「家庭菜園カレンダー」なども発売されています。
今年、来年はどのような野菜を育てるか、計画を立ててみましょう。
「連作障害(同じ種類の野菜を同じ場所で育てると起こる問題)」などもありますので、毎年同じ野菜を同じ場所で育てることができませんが、まったくの初心者の場合、どのような栽培からスタートしてもOKです。
ぜひチャレンジしてみてください。
(今回の記事は、上記カレンダー推奨の栽培スケジュールを参照していません。各種専門書などがおすすめする栽培スケジュールにはそれぞれ多少の差があります。ぜひお気に入りの資料を見つけてみてください!)
やってみよっか?