【徹底解剖】大人気で予約必須!今話題のANA Blue Base 見学ツアー参加体験記
現在、話題沸騰のANA Blue Baseツアー!あのANAの様々な職種の訓練施設・風景を見学できる、大変珍しいツアーです。
今回YOKKA編集部はそのツアーに参加し、その魅力を余すことなくご紹介!
知らなかった職種の詳細やツアーナビゲーター(現役客室乗務員)のインタビューなど盛りだくさんでお届けします!
ANA Blue Base 見学ツアーとは?
ツアー概要
各職種の訓練施設が集約されたANA Blue Base にて、ANAの現役社員がツアーのナビゲーターとなりお客様を訓練の世界へお連れいたします!
空港や機内の環境を再現した各エリアで、運が良ければ実際の訓練風景も見られるかも。
少人数制でナビゲーターとの距離も近いので、気になったところはぜひ質問もしてみてくださいね。
当日のスケジュール
- エントランス(エントランスを入ると、そこは空港の出発ロビー!?)
- ANAを知ろう!(ANA Blue Baseの施設紹介や込められた想い)
- いよいよ、見学ツアーに出発!(当日のスケジュールの流れ)
- 訓練の様子も見学可(職種紹介)
後ほど詳しくご説明いたしますのでお楽しみに!
ANA Blue Baseツアーはここが違う!3つの魅力ポイント
「あんしん、あったか、あかるく元気!」の現役社員が直接ナビゲーターに!
ツアーを案内してくれるのは、現役客室乗務員。ANAの一流のホスピタリティ、「あんしん、あったか、あかるく元気!」の理念に基づく、温かく分かりやすい説明で各職種や訓練施設について詳しく説明してくれます。現役社員だからこそのリアルでアップデートされた情報を直接聞けるのは嬉しいですね。
6つの職種と訓練施設へご案内
現在、様々な航空会社が一般の方向けに見学ツアーを実施し、メディアでも大きく取り上げていますが、ANA Blue Baseツアーはなんと6つの職種と訓練施設全てへご案内します!(職種の詳細は後ほど♪)私達が空港や飛行機で接するスタッフはほんの一部。「裏ではこんな仕事が?」「こんな職種が?」といった驚きと発見が満載です。
ツアー参加者限定のオリジナルグッズを購入できる
ツアー参加後には、このツアーの参加者だけが購入できるオリジナルグッズコーナーへ立ち寄れます!ANA Blue Baseのオリジナルロゴやピクトグラム(この施設限定で、どこの空港でも見ることはできません!)が描かれたオリジナルグッズや、成田空港の貨物スタッフ、グランドハンドリングスタッフが実際に使っている軍手など、ツアー参加の思い出におひとついかがでしょうか。
ANA Blue Baseツアーの流れ
開始時間までの待ち時間も楽しい!
施設の中に入ると、エントランスロビーでツアー開始をお待ちいただけます。
そこはまるで空港の搭乗ロビー!ツアー名やツアー開始時間が表示された電光掲示板、アルファベット3文字の世界各都市の空港コードが書かれたロッカー、タッチパネルで振り返ることができるANAの歴史などなど、ツアー開始までの時間をワクワクしながら過ごせます。
ゲートより入場し、いよいよツアーへ出発!
ナビゲーター(現役客室乗務員)のアナウンスでツアー開始を告げます。
搭乗券に見立てたツアーチケットでゲートを通り、エレベーターで見学専用フロアの3Fへ!
ちなみに、エレベーター内のラッピングもこの施設限定で、ある機体の翼が描かれています。(飛行機マニアにはひと目で分かる方もいるそう!)
施設や職種説明のムービー
ANA Blue Base全体や6職種の説明、ANA社員の皆さまがどのような心得で日々仕事をしているかが紹介されるムービーを鑑賞します。
「あんしん、あったか、あかるく元気!」の理念のもと、様々なフィールドで働くスタッフの訓練現場をこれから見学できると思うと、期待に胸が膨らみますね。
6つの職種の訓練施設をそれぞれ見学
各職種の訓練内容、施設、制服や道具についてなど、ここでしか聞けない情報がたっぷり!また、6つ全ての職種について見学できるのもとても貴重です。
それでは、そんな6つの職種について紹介します。
6つの職種を全て学べるのはANA Blue Baseツアーだけ!
グランドスタッフ
実際のチェックインカウンター、スーツケース測量機、搭乗前に起こりうる各種対応(チケットのハンドリング、車椅子、救急看護など)について訓練しています。
また、ANAグランドスタッフの制服は客室乗務員と似ていますが、区別するために細かな違いや仕掛けがあります。ぜひ、見つけてみてくださいね。
客室乗務員
Blue Baseツアーでは、大変貴重な「飛行機が緊急着水した際の訓練」を見学することができます。スライドと呼ばれる避難ボートは何人乗りで何秒で膨らむでしょうか。「保安」に関する秘密がいっぱいです。また、ANAの訓練施設では、日本らしいおもてなしやホスピタリティを学ぶため「茶室」があるのもユニークです。
貨物スタッフ
「荷物もお客様として」をモットーに、丁寧に効率よく貨物を運ぶスタッフです。フォークリフトなどの操縦、無駄なく安全な貨物の積み方をグループワークで学ぶそうです。
グランドハンドリングスタッフ
手荷物や貨物のハンドリングに加えて、飛行機自体の誘導や到着・出発業務を行います。
貨物に関しては、貨物スタッフにより綺麗に荷積みされたものを様々な専用車両を使って飛行機に積み込んでいきます。ツアーでは現場で使われている特殊車両について可愛い模型で説明されますが、見たこともない面白い車両にはそれぞれの運転免許が必要だそう。また、スタッフが身につけているANAの軍手にはある文字がプリントされていて、オリジナルグッズとしても販売されています。
整備士
「飛行機の心臓」と呼ばれるエンジンや、タイヤ、翼などが見られる迫力満点のエリアです。飛行機の整備に使う特殊工具やヘルメットの秘密など、ここでしか学べないトリビアがたくさん!整備士は飛行機自体の整備のみでなく、客室内のメンテナンスも重要な仕事のひとつ。フライトの間の30~40分間で、確実にかつ時間内に整備できるよう、ストップウォッチを使用した訓練もあるそうです。
運航乗務員
通称「パイロット」の訓練エリアでは、飛行中の緊急事態(悪天候やバードストライクなど)を再現できるフライトシミュレーターが見学できます。ANA Blue Baseでは22台が設置可能で現在21台が運用中となり、パイロットの日々の訓練を支えています。多くの試験をパスし、副操縦士から機長になるまで最短でも約10年!その道のりについても話が聞けるのはとても貴重な機会です。
【VELTRA特別企画】ツアーナビゲーターへインタビュー♪
VELTRAだけの特別企画!当日ツアーナビゲーターを務めてくださった現役客室乗務員の清水さん、河野さんにスペシャルインタビューを実施!
ツアーナビゲーターの仕事のやりがいやツアーのポイントについて思う存分語っていただきました。
- このお仕事のやりがい、ツアーナビゲーターの日々のやりがいはなんでしょうか?
清水さん:ツアーが終わった後に「飛行機に乗りたくなった!」「旅行に行きたくなった!」とおっしゃっていただけるととても嬉しいです。こんなご時世なのでお客様に喜んでいただけるのが本当に嬉しくて。
また、最近は団体や企業の研修も多いので、ANAの安全に対する取り組みを色々な方に知っていただけるのがいいと思います。6つの職種の訓練施設を見学できる、なかなかない施設なので。
河野さん:コロナ禍でなかなか旅行には行けない中で、お客様に「飛行機には乗れないけど、ここに来ると空港に来た気分になれる!」と言われるとやっぱり嬉しいですね。
また、「将来、客室乗務員になりたい」という方には、できる限りANAや航空関係の魅力をお伝えできればいいと思っています。
個人的には、客室乗務員以外の職種について自分自身も学ぶきっかけをいただいたと思います。改めて「この職種はこんなこともやっているんだ」という一連の流れやチーム感を勉強させていただいている日々です。
- なるほど。確かに、訓練施設の見学をするだけでなく、細部にまでこだわった施設内を歩く中で、自分も業界の一部になったような感覚になるのは本当に貴重な体験でした。次に、ツアーナビゲーターをやる時の心構え・モットーはありますか?
清水さん:「なるべく分かりやすく」ということを心がけています。特殊な航空用語をなるべく使わず、お子様でも分かるように優しく、入っていきやすい言葉遣いを心がけています。
河野さん:客室乗務員の経験を生かして、お客様の様子を見ながらそのお客様に合ったツアーをするよう常に肝に銘じています。もちろん、案内する内容やルートの平等性は保ちつつ、そのお客様のニーズに合ったプラスアルファの情報を盛り込んだり、お声がけをしたりすることを大切にしています。
- ツアーのナビゲーターは、全てANA現役社員の方なのですか?
清水さん:今担当しているのは客室乗務員です。客室乗務員を辞めているわけではなく、基本的にこのツアーのナビゲーターとして勤務しながら、客室乗務員の資格維持をするため数ヶ月ごとにフライトも行っています(半年以上客室乗務員として勤務しなかった場合、資格が失効してしまうため)。
- では次に、ツアー自体のことについてお伺いします。最近はメディアでも航空業界の「施設見学」「整備工場見学」が取り上げられることが多いですが、ANA Blue Baseツアーのおすすめポイントや他社と異なるポイントはありますか?
河野さん:私達が現役社員なので、その生きた声を聴けるのは大きいと思います。ほかの施設でも「SNS映えするようなスポットで撮影できる」などもあるかと思いますが、それに加えて、普段は決して入れないような訓練施設を見学できたり、現役社員がツアーをナビゲートしたりといった点は、私どもの強みだと思います。
清水さん:すべての職種について一度のツアーで見られる、というところですね。実は、この施設が完成する前は職種ごとに訓練エリアが分かれていて、私達自身もほかの職種について見る機会がほとんどなかったんです。
ここが完成して一度で全体を見られることはお客様にとっても贅沢なことですし、同時に私達社員にとっても、ANA全体をチームとして見られるきっかけになります。また、施設もガラス張りで安全性の連携をより明確に感じられるというところは、ひとつのアピールポイントですね。
- 最後に、今まで参加されたお客様で、印象的な方や面白いエピソード・思い出はありますか?
清水さん:「鉄道業界」で勤務されている方もご来館されます。グッズでも販売している軍手から「安全確認」「指差呼称」の話に派生して、「安全の意識づけとして参考になります」と言っていただいた時は、「保安」をとても大切にしているANAの一員としてとても誇らしい気持ちになりましたし、同じ公共交通機関の仲間として貴重な経験でした。
河野さん:飛行機が好きなお客様が、グループを作って(初めましての方もいたのでおそらくSNSなどで繋がったのだと思います)参加されるのを見て、「飛行機」という共通の趣味で人々が繋がっているのを見て、とても嬉しい気持ちになりました。
また、私達以上にANAが好きで知識がある方が参加された時は、逆に勉強させていただくことも多いですし、ANAの長い歴史や長年のファンが多くいらっしゃることを改めて実感させられます。
あとは、「航空業界に就職したい!」という就活生が来た時は、自分の昔の姿を見ているようで初心に返る大事なきっかけをいただいていますよ。
ツアー中もさることながら、ツアー終了後もインタビューにとても真摯にお応えくださったおふたり。航空業界のこと、ANAの安全・保安のことなどを誇りを持って私達に説明してくださいました。
予約できるのはVELTRAだけ!
予約方法と毎月の予約開始スケジュール
ANA Blue Baseツアーの予約は、ツアー開催月の前月1日午前10時からスタートします。
※年末年始など、月によって異なる場合がございます。詳細は、各予約ページよりご確認ください。
開始数時間で完売してしまうこともあるほど大変人気のため、ぜひお早めのご予約をおすすめします。
航空業界の裏側や、ANAの「あんしん、あったか、あかるく元気!」の理念を感じることができる貴重な経験になること間違いなしです!
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ANA Blue Baseツアーで貴重な体験を!
このツアーに参加すると、私達が普段利用している空港や飛行機にどれだけたくさんの人が関わり安全を守ってくださっているのかを改めて実感できます。
また、何よりも貴重な施設へ潜入できるので、特別感を味わえると同時に「また旅行をしたい!」という気持ちになるでしょう。
この機会にぜひ、ご参加してみてくださいね!
やってみよっか?