カメラ好きママが教える!一眼レフカメラでふんわりエアリーな写真を撮る方法
スマートフォンで撮影したら雰囲気のある写真が撮れたり、撮った後で簡単に加工できたりしますが、一眼レフカメラだと設定をしない限り雰囲気のある撮影は難しいもの。ふんわりとしたエアリーな写真は、可愛らしくってオシャレですよね!
一眼レフカメラの設定をご紹介しましょう。
- 道具(難度) ■■■
- 事前準備(難度) ■■■
- 経験(難度) ■■■ 難易度の目安
一眼レフでふんわりとした写真を撮りたい
一眼レフカメラやミラーレス一眼カメラでエアリーな写真を撮るのって意外と難しいですね。一番大切なことは、まず自分の写したいと思う写真のできあがりをしっかりイメージしておくことです。
例えば、
- 背景がぼけている
- 主役の被写体の輪郭をぼんやりとさせたい
- 明るい写真を撮りたい
- 色ははっきり出したい
など、色々なエアリー写真を見てイメージを膨らませましょう。そして、そのためにはどのような設定が必要になるのか、何度も自分のカメラの設定を変えながらシャッターを切ること。それが一番の近道になります。
筆者も思う写真を写せるようになるまで、1年以上かかりました。カメラが変わるたびにそのカメラの使い方を理解し、それから自分の理想の写真を撮れるようになるまでは、かなりの時間がかかるのです。
カメラにアートフィルターがある場合の設定
最近の一眼レフカメラやコンデジには、写真の質感や雰囲気をボタン一つで設定できる「フィルター」「エフェクト」が搭載されているカメラもあります。
- ビビット
- ポップアート
- ポートレート
- 風景
- ミニチュア
- クローズアップ
など、様々なフィルターを設定し、自分の好きな写真が撮れるのはどんなフィルターか探してみましょう。
こういったカメラに搭載されているフィルターなら簡単にふんわりとした質感の写真が撮れますね。
また、中にはホワイトバランスや明るさの設定がとても高くなっているフィルターもあります。ふんわりとした写真を、カメラの設定を自分で行って写すのには時間がかかるので、カメラの中にあるフィルター機能を駆使し、写すことも積極的にやってみましょう。
フィルターのないカメラの設定とは?
ふんわりとした写真を写すフィルターがない場合、どのようにしたら良いのでしょうか。
- モードは「A」(絞り優先モード)に設定する
- F値は一番低い数字に設定することで、背景がぼける
- ふんわりさせるには明るさの設定を上げる
- 単焦点レンズを使う
- 被写体を奥にし、手前をぼかす
など、色々な設定や撮影方法があります。
一度に覚えるのは大変ですが、少しずつカメラの設定を変えて自分好みの写真を写してみましょう。
筆者も覚えるのが大変だったので、撮りたい写真のカメラ設定を紙にメモし、カメラに貼りつけて撮影していました。そうすることで少しずつ覚え、メモがなくても設定ができるようになりました。
または、お気に入りの設定をカメラに登録することができる機種もあります。
カメラの説明書をよく読んでおきましょう。
設定の違いで写真を見比べてみよう
今回はフィルターやエフェクトのないカメラで、F値やホワイトバランスを調節し写した写真を見比べてみましょう。
左側の写真は、F値6.4、オートモードで撮影しました。
右側の写真は、単焦点レンズ、Aモード、F値最小値、オートホワイトバランスで撮影しました。
少し白っぽくふんわりとした雰囲気が感じられるでしょうか。
左側はそのままオートモードで撮影しました。
右側は、構図に空を取り込むことで光を取り入れ、ふんわりさせました。
何と設定は特にしていないのです。
このように自然の光を取り入れるだけで明るく、ふんわりとした写真を撮ることもできるのです。
まとめ
ふんわりした写真に限らず、自分の撮りたい写真は、様々な設定をしたり光を取り入れたりし、何度もシャッターを切ることで必ず撮れるようになります。
また、どうしても写すのが難しい場合は写した写真をレタッチソフトを使って調節する方法もOK。カメラの撮影技術は一度には覚えられないので、たくさんシャッターを押して楽しみながら覚えていきましょう!
やってみよっか?