世界文化遺産の古都マラッカの歴史や魅力をご紹介!
マラッカは、600年以上の歴史を持つマレーシア最古の古都です。歴史的背景により、オランダ、イギリスなどの西洋文化と、中国などの文化が融合した独自の文化が形成されており、東洋文化、西洋文化が入り混じった独特な街並みが特徴的です。こちらの記事では、そんな異国情緒あふれるマラッカの見どころや、楽しみ方をご紹介します。
INDEX
マラッカ海峡モスク【Masjid Selat Melaka】
チェン・フーン・テン(青雲亭)寺院【Cheng Hoon Teng Temple】
マラッカ川リバークルーズ【Melaka River Cruise】
マラッカ・スルタン・パレス【Malacca Sultanate Palace】
ジョンカー・ナイトマーケット【Jonker Night Market】
ジオグラファーズカフェ【Geographer’s Cafe】
ザ・マジェスティック・マラッカ【The Majestic Malacca】
ホリデイ・イン・マラッカ【Holiday Inn Melaka】
ハッテン・ホテル・マラッカ【Hatten Hotel Melaka】
マラッカの基本情報
歴史
マラッカ王国は、14世紀末に建国され、マラッカ海峡での東西貿易の中継地として繁栄しました。1511年、マラッカの利点に目を付けたポルトガルがマラッカを制服し、17世紀に入るとマレー半島で採れる錫に注目したオランダの支配下に。その後、19世紀初めにイギリスの植民地となりました。 ヨーロッパの国々に占領された影響や東西貿易の中継地として生まれた稀有な文化が評価され2008年に世界文化遺産に登録 されました。
アクセス
日本からの直行便はなく、首都 クアラルンプールを経由 します。クアラルンプール国際空港(KLIA)へは、成田空港、羽田空港、関西国際空港、新千歳空港、福岡空港から直行便が出ています。 所要時間は約6時間半~9時間。そこからTBSバスターミナルからバスに乗り約1時間45分、またはタクシーで約2時間 です。
天気
5月~9月にかけて、比較的雨の多い時期に入ります。ただし、スコールが降る程度で1日中雨が降り続くことはあまりありません。1年を通して気温が高く、年間平均最高気温は32℃前後、年間平均最低気温は25℃前後です。常夏の気候ですので、 1年を通して半袖、短パン、サンダル など夏の服装で過ごせますが、 冷房対策として上着 を持参されることをおすすめします。
市内の移動手段
タクシー
市内の交通手段としてはタクシーの利用が一般的です。 流しのタクシーはほとんど無いため、ホテル前やタクシースタンドを利用 します。値段は交渉制です。
トライショー
マラッカ名物のトライショー(人力車) 。乗り物には カラフルな装飾が施され、夜には電飾が光ったり、音楽を流したりしながら走ります 。移動手段としてだけではなく、1つのアクティビティとしてもお楽しみいただけます。料金は1時間の周遊でRM40~50程度です。30分程度のチャーターもできます。乗り場は、オランダ広場、サンチャゴ砦周辺にあります。
治安
2017年外務省の報告によると、マレーシアでの犯罪件数は減少傾向にあるものの、スリや置き引き、ひったくりなどの「街頭犯罪」は増加しているようです。また、犯罪件数を日本と比べると殺人が約2倍、強盗が約25倍、強姦が約7倍となります 。夜間の外出は控える、常に周囲に警戒する、手荷物は道路側に持たず、席や車内に置きっぱなしにしないなど、注意が必要 です。
マラッカのおすすめ観光スポット
オランダ広場【Dutch Square】
サーモンピンク色に彩られたオランダ建築様式の建物が集まった広場 。1904年には、ヴィクトリア女王の即位60周年を記念して噴水が建造されました。
マラッカ海峡モスク【Masjid Selat Melaka】
人口島(マラッカ島)に海に浮かぶように立つ 水上モスク 。 夕日が落ちる頃にグリーンにライトアップされた姿が絶景と人気です 。礼拝時間は信者以外の入場ができないため、事前のご確認をおすすめします。
セント・ポール教会跡【St. Paul's Church】
1521年にポルトガル人総督によって、 キリスト教布教の拠点 として建てられたカトリック教会です。教会の前には、フランシスコ・ザビエル像が建てられています。
キリスト教会【Christ Church】
18世紀オランダ時代に建築された教会。オランダ製のサーモンピンク色のレンガが使用されており、壁面の真っ白な十字架とのコントラストが映えています。天井の梁や椅子は建設当時のものが残されており、当時の建設技術の高さがうかがえます。
チェン・フーン・テン(青雲亭)寺院【Cheng Hoon Teng Temple】
繊細な装飾が施された マレーシア最古の中国寺院 です。
ジョンカーストリート【Jonker St.】
チャイナタウン(旧市街)のメインストリート 。古い街並みが続き、通り沿いには アンティークショップ や昔ながらの菓子を売る商店、お土産ショップ、カフェなどが立ち並び、観光客で賑わいます。 土日にはナイトマーケットも開催 され、ショッピング、お食事などをしながら、街歩きをお楽しみいただけます。
ヒーレンストリート【Heeren St.】
「ショップハウス」 と呼ばれる1階部分がショップ、2階部分が住居となっている建物が並んでいます。ショップハウスには一番初期のオランダ様式と、中国南部式、イギリス統治時代の様式があり、各国の文化が混在したユニークな建物を眺めながら散策をお楽しみいただけます。
マラッカ川リバークルーズ【Melaka River Cruise】
マラッカ川沿いには、外壁に壁画が描かれた ウォールアートが続いています 。 明るい時間帯はアートを、夜になるとライトアップを眺めながらリバークルーズ をお楽しみいただけます。日本語ガイド付きの現地オプショナルツアーを利用してお楽しみください。
サンチャゴ砦【Porta de Santiago】
ポルトガルが建造した要塞の史跡。イギリス統治時代に防壁が取り壊され、オランダ時代に再建されましたが、現在は石造りの門と大砲だけが残されています。
マラッカ・スルタン・パレス【Malacca Sultanate Palace】
15世紀のマラッカ王国の宮殿を復元した建物。 内部は博物館 になっており、衣装や武器、石碑などが展示されています。
マラッカタワー【Malaka Tower】
10分間の人気アトラクション 。ガラス張りの展望台に乗り込み、360度回転しながら地上80mの高さの塔の先端までゆっくりと上昇します。 古都マラッカの街並みを一望 できます。
マラッカのおすすめグルメ
ジョンカー・ナイトマーケット【Jonker Night Market】
ジョンカーストリートでは週末の夜に、 ナイトマーケット が開催されます。歩行者天国となり、 地元料理やスイーツなどの露店 が並びます。ローカルグルメをお楽しみください。
ジオグラファーズカフェ【Geographer’s Cafe】
世界中から観光客が集まる人気カフェ 。マラッカの伝統料理をベースに、 オーガニック食材や健康食材 を使用した料理を提供しています。 築100年以上の古民家をモダンに改装 した建物も素敵です。ランチタイムだけでなく、深夜まで営業しています。
ナンシーズ・キッチン【Restaurant Nancy’s Kitchen】
伝統的なニョニャ料理が 味わえるこじんまりとしたレストラン。名物のアヒルスープはおすすめです。
マラッカのおすすめホテル
ザ・マジェスティック・マラッカ【The Majestic Malacca】
プラナカン(中国移民とマレー人との子孫)の大豪邸を利用したホテル 。コロニアル建築の建物はロビーやレストランとして使用され、客室棟が増築されています。レトロな雰囲気のロビーラウンジや、プラナカンスタイルのタイルが敷かれたスパに加え、ライブラリーやプール、フィットネスなどもご利用いただけます。オランダ広場から徒歩約20分。
ホリデイ・イン・マラッカ【Holiday Inn Melaka】
保護者と同室での宿泊で、12歳以下のお子様の宿泊、食事が4名まで無料となるサービス を実施しています。ベビーシッターやお子様向けアクティビティの利用もでき、 子連れの方におすすめ です。他にも屋外プールやカクテルラウンジ、スパなどの施設もご利用可能です。オランダ広場から徒歩約10分。
ハッテン・ホテル・マラッカ【Hatten Hotel Melaka】
好立地が魅力の大型ホテル。ジムやスパ、サロンなどの施設が利用でき、イ ンフィニティプールからは美しいサンセット をご覧いただけます。
多様な文化が息づく古都マラッカを満喫しつくす!
600年以上の歴史 を持ち、東西貿易での繁栄やヨーロッパ諸国の進出などの背景から、 西洋文化、プラナカン文化、独自の文化などが混在するユニークな古都マラッカ 。歴史的建造物を眺めながら散策をしたり、マーケットでローカルフードを堪能したりと、楽しみ方は様々です。ベルトラでは、観光名所を巡る1日ツアーや、 隣国シンガポールからの日帰りツアー 、送迎付きのプランなど、更に旅行を満喫できるような現地オプショナルツアーをご紹介しています。ぜひ、チェックしてみてください。
クアラルンプール発
シンガポール発
※交通機関や施設の料金、時間等は予告なく変更になる場合があります。最新情報は公式サイトも合わせてご確認ください。
やってみよっか?