クアラルンプールで多様な文化を堪能!おすすめ観光スポット
KLの名前で親しまれる、マレーシアの首都クアラルンプール(Kuala Lumpur)。イギリス統治時代の面影を残す歴史的建造物やモスク、寺院、そしてペトロナス・ツイン・タワーなどの近代建築が混在する都市です。こちらの記事では、今も発展を続けるクアラルンプールの観光名所や見どころをご紹介します。
INDEX
ペトロナス・ツイン・タワー【Petronas Twin Towers】
ムルデカ・スクエア(独立広場)【Merdeka Square】
スルタン・アブドゥル・サマドビル【Sultan Abdul Samad Building】
クアラルンプール・シティ・ギャラリー【Kuala Lumpur City Gallery】
国立織物博物館【National Tekstil Negara】
プトラジャヤ・クルーズ【Cruise Tasik Putrajaya】
スルタン・サラフディン・アブドゥル・アジズ・シャーモスク(ブルーモスク)【Sultan Salahuddin Abdul Aziz Shah Mosque】
ルネッサンス・クアラルンプール・ホテル【Renaissance Kuala Lumpur Hotel】
トレーダース・ホテル・クアラルンプール【Traders Hotel Kuala Lumpur】
グランド・ハイアット・クアラルンプール【Grand Hyatt Kuala Lumpur】
三井アウトレットパーク【Mitsui Outlet Park KLIA SEPANG】
クアラルンプールの基本情報
アクセス
直行便
クアラルンプール国際空港までは、直行便があります。マレーシア航空は成田、関西国際空港から、日本航空は成田から、全日空は成田、羽田から運行しています。また、LCCのエアアジアも羽田、成田、関西国際空港、福岡空港から運行しています。 所要時間は6時間半~9時間程度 です。
乗り継ぎ
直行便が就航していない地方の空港からは、乗り継ぎでアクセスも可能です。ソウル経由大韓航空、台北経由のチャイナエアラインとエバー航空、上海経由のキャセイパシフィック航空、ハノイまたはホーチミン・シティ経由のベトナム航空、バンコク経由のタイ国際航空とスクートなどがあります。
入国
空港内の 案内板には日本語が併記 されているため、案内に従って進めば良いので安心です。
ラウンジ
トランジットの際には、ラウンジの利用もおすすめです。クアラルンプール国際空港には、ご利用の航空会社や座席のクラスを問わずどなたでも有料で利用可能な「プラザプレミアムラウンジ」の他、特定のクレジットカード保有者、またはクラスや航空会社のチケット購入者などがカードや航空券の提示などにより無料で利用できるラウンジもあります。 事前に、お手持ちのクレジットカードや航空会社、クラスなどでご利用になれるラウンジの確認をおすすめ します。
市内移動
高架鉄道(LRT)
クアラルンプール市内を網羅する鉄道網です。運行時間は6:00~23:30頃で、日中は約8分間隔、朝夕のラッシュ時には4分間隔で運行されています。運賃はRM0.6~RM2.5程度。
モノレール
KLセントラル駅~ティティワンサ駅を結ぶモノレールです。運行時間は6:00~24:00頃、運賃はRM0.6~RM2程度。
KTMコミューター
マレーシア国営鉄道(KTM)はKLセントラルを基点に、郊外行きの電車を運行しています。運行時間は6:00~23:00頃、運賃はRM1.2~RM15.7程度。
タクシー
観光客にはタクシーの利用が便利でおすすめ。クアラルンプールを走るタクシーには2種類あります。ひとつは、一般タクシー(通称バジェットまたはノーマル)で、 メーターを使わないドライバーもいるため、事前に運賃の交渉やメーターを使うように伝えるのが必須 です。もうひとつはプレミアム(通称ブルー・タクシー、またはエグゼクティブ)と呼ばれ、バジェットより高いレートですが、必ずメーター制で走るタクシーです。 タクシー配車サービス(Grab Taxi)の利用も可能 で、スマホアプリを利用して、一番近くのドライバーを見つけ、事前に料金などの確認ができる便利なサービスです。
バス
クアラルンプール市内を網羅していますが、詳細な路線図や車 内アナウンスがないため、旅行者が乗りこなすのは難しい です。利用する場合は、乗車前に行き先などを運転手に確認することをおすすめします。
ゴーKLシティバス【GOKL City Bus】
クアラルンプール市内を巡回する無料バス です。6つの運行ルートがあり、それぞれチャイナタウンやブキッ・ビンタン、ムルデカ・スクエア、KLセントラル駅などを通っています。運行時間は6:00(日曜は7:00)~23:00(土曜は1:00)で、日中は約10分間隔、早朝と夜間は約15分間隔で運行されています。
気候
5月~9月は比較的雨の多い時期です。ただし、スコールが降る程度で一日中雨が降り続く事はあまりありません。クアラルンプールに関しては10月~12月も雨は多めですが、観光をする際に特に大きな問題にはなりません。年間の平均最高気温は32℃前後、平均最低気温は25℃前後です。一年を通して夏の服装で過ごせます。
言語
公用語はマレーシア語(マレー語)です。多民族国家のため中国語、タミール語等も使用されており、各民族間での会話の際には広く 英語も使用されています 。
クアラルンプール中心部のおすすめ観光スポット
ペトロナス・ツイン・タワー【Petronas Twin Towers】
452mという 世界一の高さを誇るツインタワー で、一方のビルを日本企業が、もう一方を韓国企業が建設しました。ツアーでは86階の展望台と、2つのビルを41階部分でつないだスカイブリッジの見学ができ、クアラルンプールの景色を一望できます。大変混みあうため、事前の予約が必要です。ツインタワーに隣接するKLCC公園で 毎晩開催される噴水ショー は必見です。ツインタワーをバックに、音楽に合わせてさまざまに動き、カラフルにライトアップされる噴水を御覧いただけます。
KLタワー【KL Tower】
高さ421mの通信塔。300mの高さに設置された スカイデッキからは360℃見渡す ことのできるパノラマビューをお楽しみいただけます。また、283mの高さからクアラルンプールを一望できる 絶景レストラン でお食事もできます。
ブキッ・ビンタン【Bukit Bintang】
クアラルンプール随一の繁華街 で、日本の銀座といった雰囲気のおしゃれなエリア。巨大ショッピングセンターから、レストラン、カフェ、バー、屋台街、スパまでさまざまな施設が充実しており、 ショッピングや食事、観光、ナイトライフまでさまざまにお楽しみいただけます 。地元住民や観光客が集まる通りには、クラシックな街並みに世界各国の料理店やダイニングバー、ショッピングセンターなどが集中しています。ブキッ・ビンタン通りの南側にあるインビ通りには中国系老舗店が並び、朝から昼にかけては屋台が営業されています。
モスク
マスジット・プトラ(ピンクモスク)【Masjid Putra】
まるで 水上に浮かぶように見えるピンク色のモスク です。バラ色の花崗岩を使って造られており、外観だけでなく、ドーム内の天井から、壁、絨毯、見学時に貸し出されるガウンに至るまで、なにもかもピンク色。通称ピンクモスクと呼ばれ、 そのフォトジェニックさから世界的に人気のモスク です。入場の際、女性はガウンの着用が必要で、男性も短パンなどの場合はガウンを着用します。
国立モスク(マスジッド・ネガラ)【Masjid Negara】
星型のブルーの屋根が特徴的なモスク。 伝統的なイスラム芸術や装飾が現代的にアレンジされた建物 です。見学の際、女性はスカーフと上着の着用(無料貸し出しあり)、男性はショートパンツや袖なしシャツの場合は上着の着用が必要です。靴を脱いで入場します。
マスジット・ジャメ【Masjid Jamek】
クアラルンプールの名前の由来となったクラン川とゴンバック川の合流地点に建つ、 クアラルンプール最古のモスクで す。見学時には、女性はスカーフと上着(貸出あり)の着用、男性もショートパンツや袖なしシャツの場合は上着の着用が必要です。靴を脱いで入場します。
チャイナタウン【China Town】
古い街並みが続く通りには、 屋台や露店が並び、おしゃれなカフェなどもある観光&グルメスポット です。早朝5時ころから市場や点心屋、屋台などの営業が開始し、夕方頃からは雑貨や靴などの露店も営業を始めます。露店では 値下げ交渉も可能 。チャイナタウンの通りを南北に縦断するプタリン通りがメイン通りとなっており、屋台や露店が軒を連ねています。チャイナタウンの西北端には観光、 ショッピングスポットとしても人気の高いセントラル・マーケット があります。
ムルデカ・スクエア(独立広場)【Merdeka Square】
1957年に マレーシアの独立宣言がなされた広場 です。広場には世界一の高さを誇る国旗掲揚塔があり、毎年独立記念日の式典が行われています。更に、セレブの社交場として使用されているクラブハウスがあり、パレードや競技場、青空シアターとしても使用されています。
スルタン・アブドゥル・サマドビル【Sultan Abdul Samad Building】
ムルデカ・スクエアの向かい側に位置するビルで、 ビクトリア様式、ムーア様式、ムガール様式が融合されたデザイン は、植民地時代を代表するビルとして知られており、 夜には美しくライトアップ されます。
クアラルンプール・シティ・ギャラリー【Kuala Lumpur City Gallery】
入り口横には、写真撮影スポットとして 有名な「I LOVE KL」のオブジェ があります。ギャラリーでは英国コロニアル様式の建物で、クアラルンプールを紹介する数々の展示品をご覧いただけます。
国立織物博物館【National Tekstil Negara】
マレーシア全土の民族衣装とともに、織物の工法、材料、染料、装飾刺繍、金属の装飾品などを紹介しています。ムガール様式の影響を受けたタマネギ形のドームのある建物です。
イスラム教美術館【Islamic Arts Museum】
世界各地から集められたコーランやガラス製品、金属細工、織物などさまざまな品々を展示し、イスラム教の文化を紹介しています。 イスラム料理を味わえる、カフェやレストランも あります。
クアラルンプール郊外&プトラジャヤのおすすめ観光スポット
バトゥ洞窟【Batu Caves】
ヒンドゥー教の聖地となっている洞窟 で、巨大な洞窟群の中に寺院が配されています。毎年、ヒンドゥー教の大祭タイプーサム洞窟が行われ、世界各地から観光客が集まります。洞窟の入り口までは272段の急な階段を登ります。階段周辺でよく出没する サルに所持品をひったくられるケースが発生しているため、階段付近で飲食はしないなどの注意が必要 です。
プトラジャヤ・クルーズ【Cruise Tasik Putrajaya】
プトラジャヤ湖を約1時間でめぐるクルーズ。 湖に浮かぶピンクモスクや首相官邸(ペルダナ・プトラ)をご覧いただけます 。週末は午前の割引がおすすめ。乗り場はピンクモスクの近くにあります。
スルタン・サラフディン・アブドゥル・アジズ・シャーモスク(ブルーモスク)【Sultan Salahuddin Abdul Aziz Shah Mosque】
通称 ブルーモスク で知られており、ブルーのドームと屋根が特徴的です。 ドーム部分と礼拝堂の壁にステンドグラスが施されている美しいモスク です。
クアラルンプールのおすすめホテル
ルネッサンス・クアラルンプール・ホテル【Renaissance Kuala Lumpur Hotel】
クアラルンプール中心部に位置する 5つ星ホテル 。KLCCまで徒歩10分、ホテル周辺にはペトロナス・ツイン・タワー、KLタワーなどがあり、 好立地 が魅力のホテルです。
トレーダース・ホテル・クアラルンプール【Traders Hotel Kuala Lumpur】
全室からペトロナス・ツイン・タワーをご覧いただける 高級ホテル。屋上プールやヘルスクラブ、世界各国の料理を揃えたレストラン、 ルーフトップバー などの施設も充実しています。
グランド・ハイアット・クアラルンプール【Grand Hyatt Kuala Lumpur】
空中遊歩道でパビリオンに直結 の好立地な高級ホテル。パノラマレストランからは ペトロナス・ツイン・タワーが至近距離で見られる 他、フィットネスセンター、プール、スパなどの施設もお楽しみいただけます。
クアラルンプールのおすすめグルメ
ジャラン・アロー【Jalan Alor】
50軒以上の屋台が並び、夕方頃から熱気に包まれる クアラルンプールで人気の屋台街 です。中華料理を中心に、マレー系のチキン・ウィング、ラクサ、一品メニューからデザートまでメニューも豊富で、 料金もお手頃 です。営業時間はお店により異なりますが、 おおよそ夕方から0時頃にかけて年中無休 でお楽しみいただけます。ブキッ・ビンタンから徒歩約5分。
パパリッチ【Paparich】
世界展開をするチェーン店で、 マレーシア本場の屋台料理が食べられるカジュアル・モダンなカフェレストラン です。マレー料理、中国料理、インド料理、東南アジア料理のテイストを取り入れた数多くのレシピがあり、多種多様な味をお楽しみいただけます。
スカイバー【Sky Bar】
トレーダースの33階にある人気バーで、 ペトロナス・ツイン・タワーを含む夜景を眺めながらお食事 をお楽しみいただけます。 屋内プールサイドにはベッド式の席 もあり、ゆったりと贅沢なひとときが過ごせます。
ベリルズ・ロット18【Beryl’s Lot 18】
マレーシアで有名なチョコレートブランド「ベリルズ」が展開する、カフェ併設のチョコレートショップ 。チョコレートをたっぷり使用したケーキやドリンクなどを楽しむことができ、ショップでチョコレートのお土産も購入できます。
クアラルンプールのおすすめショッピング
スリアKLCC【Suria KLCC】
ペトロナス・ツイン・タワーの6階まで占めるショッピングセンター 。雑貨、コスメ、書籍、世界的有名ブランドなどに加え、レストラン、アート、マッサージ、エンターテインメントなどがの施設が充実しており、お買い物、レジャーをお楽しみいただけます。
セントラル・マーケット【Central Market】
マレーシアの民芸品から近隣諸国からの輸入品、マレーシア人気コスメ、インド、中国の雑貨などに至る幅広い品揃え で、観光スポット、ショッピングスポットとしておすすめです。セントラルマーケットで購入したエスニック柄のワンピースやスカート、ビーサン姿で観光を満喫するのもおすすめ。 2階にはニャニャ料理の有名店「プレシャス・カフェ」やフードコート もあります。
パビリオン【Pavilion】
ブキッ・ビンタンエリアの巨大ショッピングモール 。有名ブランド、コスメなどのショップや映画館、フィットネスクラブなどのレジャー施設、ローカルフードなど多様な料理店が揃うフードコート、カフェなどが充実しています。
三井アウトレットパーク【Mitsui Outlet Park KLIA SEPANG】
日本発のアウトレットモールで、人気ローカルブランドのアウトレット品やインターナショナルブランドなどを扱っています。 クアラルンプール国際空港から無料シャトルバスで10分程で行けるため、帰国前にお土産の買い足しやショッピング などができます。
多様な歴史、文化が入り交じるクアラルンプールを満喫しよう!
日本からの直行便が出ている上、クアラルンプールは観光地が集中しているため、中心部の観光は1泊でもお楽しみいただけます。効率的に旅行をお楽しみいただくために、ベルトラでは数多くの、現地オプショナルツアーをご紹介しています。ぜひ、チェックしてみてください。
※交通機関や施設の料金、時間等は予告なく変更になる場合があります。最新情報は公式サイトも合わせてご確認ください。
やってみよっか?