コタキナバル ボルネオ島の穴場リゾートで大自然の中を観光!
ボルネオ島北部に位置するサバ州の州都であるコタキナバルは、ジャングルや海、山などの自然に恵まれ、多種多様な動植物が生息しています。トレッキングやシュノーケリングなど大自然を満喫できるアクティビティや、先住民族の伝統文化体験など楽しみ方は様々。世界中から旅行客が集まる、東マレーシア最大の都市です。
コタキナバルの基本情報
気候
ベストシーズンは4月~9月 です。熱帯気候のコタキナバルには雨季と乾季があり、モンスーンの影響で11月から3月にかけて雨が多くなります。激しいスコールが降ることもありますが、30分~2時間程で収まる程度で、1日中雨が降ることは少ないです。1年を通して気温と湿度が高く、年間の平均最高気温は約30℃です。1年中夏の服装で過ごせますが、朝夕に気温が下がることがありますので長袖の上着の持参がおすすめです。また、日差しが強い日中には、帽子や日傘、サングラス、日焼け止めなどの 日焼け対策と、適度な水分補給 ををおすすめめします。
コタキナバルへのアクセスと移動手段
■日本からのアクセス
マレーシア航空が、成田空港からコタキナバルまでの直行便を月曜日と木曜日の週2便運行しています。所要時間は約6時間です。クアラルンプールを経由する場合、羽田空港、成田空港、関西国際空港、新千歳空港、福岡空港からクアラルンプール国際空港まで直行便が出ています。日本からクアラルンプールまでの 所要時間は6時間半~9時間程 。クアラルンプールからコタキナバルまでは直行便に乗って 2時間半程 です。
■コタキナバル市内の交通手段
空港から市内へはエアポートバス、またはタクシーで出られます。エアポートバスの場合、市内までの所要時間は約40分、タクシーは約20分です。市内交通機関には、タクシー、市内&近郊行きバス、中・長距離バス、レンタカーがありますが、 タクシーが一般的 です。タクシーはメーター制ではなく定額制ですので、距離に応じた料金が設定されています。費用を抑えたい方にはバスのご利用がおすすめです。
治安
比較的治安の良い地域とされています。しかし、日常的にスリやひったくりなどの一般犯罪が発生し、凶悪事件の発生も珍しくはありません。見知らぬ人にはすきを見せず、常に警戒心を忘れないことが重要です。
通貨
通貨はマレーシア・リンギット(RM)が使用されます。1リンギットは日本円で26円前後(2019年10月28日時点)です。基本的にチップの習慣はありませんが、観光地では習慣化されつつあります。ホテルやレストランなどではサービス料金にあらかじめ含まれている場合もあります。
言語
マレー語(公用語)、中国語、タミール語、英語などが用いられています。英語は広く使用されています。
コタキナバル観光時の注意点
コタキナバルではデング熱の感染が報告され、時々流行するケースが見られます。蚊に刺されないようにご注意ください。
コタキナバルのおすすめの観光スポット
キナバル公園
東南アジア最高峰のキナバル山を含む国立公園で、 マレーシア初の世界遺産 です。珍しい動植物が数多く生息しており、タイミングが合えば世界最大の花 「ラフレシア」 の開花をご覧いただけます(ラフレシアは、開花後わずか数日で枯れてしまうため「幻の花」という異名を持っています)。ハイキングコースや植物園では自然豊かな景色をお楽しみいただけます。コタキナバル中心地からは車で約2時間半。キナバル公園本部から車で30分程の天然温泉、 ポーリン温泉 と合わせてお楽しみいただくのもおすすめです。
モスク
■コタキナバル市立モスク
水色のドームに白い外壁が特徴の伝統建築のモスクで、コタキナバル最大規模を誇ります。リスカ湾に面し、 まるで水上に浮かんでいるような外観 です。敷地内とその周辺の観光には、入場料が必要になります。また、入場見学の際に女性はスカーフと長袖長スカートの着用が義務付けられています。現地にて有料の貸し出しがございます。コタキナバル中心地からはバスで約10分。
■サバ州立モスク
黄金のドームが特徴的な現代的建築のモスク です。金曜日は旅行者の入場が禁止されています。短パンなどの肌の露出がある服装やサンダルでの見学はできません。コタキナバル中心地からはバスで約15分。
ロッカウィ・ワイルドライフ・パーク
ボルネオ島固有種 のオランウータン、テングザル、テナガザル、ボルネオ・ピグミー・エレファントなどに加え、マレータイガー、マレーグマなど多くの動物に出会える動物園。パーク内に併設されている植物園ではトレッキングもお楽しみいただけます。コタキナバル中心地から車で約30分。
マングローブリバークルーズとホタル鑑賞
コタキナバル中心地から車で約2時間半のクリアス川などでクルージング。日中は、 テングザルやカニクイザル 、野鳥などの野生動物を鑑賞し、夜にはホタル観賞をお楽しみいただけます。 木々の周りで輝く無数のホタル は、まるでクリスマスツリーのイルミネーションのような光景です。現地オプショナルツアーでお楽しみください。
マリマリ文化村
5つの少数民族の暮らしが再現された文化村。 伝統文化の体験や、民族舞踏ショー、伝統料理の試食 など盛りだくさんです。コタキナバル中心地からは車で約25分。
ビーチ
■タンジュン・アル・ビーチ
白砂が約5km続くロングビーチ です。屋台が集まったフードコートやシーフードレストラン、カフェバーなどもあり、景色と食事の両方を味わうことができるビーチです。コタキナバル中心地からバスで約15分。
■マンタナニ島
海に浮かぶ島で、 透明度の高い手つかずのビーチ が広がっています。シュノーケリング、カヤックなどのアクティビティなど楽しみ方は様々。島内には宿泊施設もあります。コタキナバル中心地から車で北に約1時間の「コタ・ブル」から更にボートで約1時間。
※波の状況によって、ボートが出ない日も多いためご注意ください。
■トゥンク・アブドゥル・ラーマン海洋公園
アイランドホッピングには、5つの島々で構成されるトゥンク・アブドゥル・ラーマン海洋公園がおすすめ。コタキナバルから近く、気軽に遊びに行くことのできる国立公園です。「サピ島」や「マヌカン島」は特に ダビングやシュノーケリング、マリンアクティビティが盛ん で、公園内最大の島「ガヤ島」では高級ビーチリゾートでの宿泊も可能です。コタキナバル中心地からボートで約15分~30分。
シグナルヒル
コタキナバル市街地から南シナ海に浮かぶ島々まで一望できる 展望台 です。コタキナバル中心地からは車で約5分。
コタキナバルのおすすめグルメスポット
カンポン・ナラヤン【Kampung Nelayan】
人工池に浮かぶ水上のシーフードレストラン 。毎晩行われる民族舞踏ショーをご覧いただけます。各国要人の歓迎ディナーにも利用されています。
シンキー・バクテー【新記砂褒肉骨茶】
バンタイ通りにあるマレーシアの鍋料理「肉骨茶(バクテー)」専門店。漢方独特の香りと胡椒が効いたスープで、 地元住民に人気の老舗店 です。1人分約13リンギット~と価格の安さもうれしいポイントです。
ウェルカム・シーフード・レストラン【Welcome Seafood Restaurant】
安くておいしいシーフード が手軽に食べられると、地元住民と観光客の両方に人気のレストランです。夕食時には行列になることもあるため、早めに入ることをおすすめします。
ウェット(ナイト)マーケット【Wet Market (Night Market)】
5つ星ホテル「ル・メリディアン・コタキナバル」の真正面あたりからセントラルマーケットまで続く大規模な屋台街です。シーフードのグリル屋台、マレー屋台など 安くて美味しい屋台料理 をお楽しみください。
コタキナバルのおすすめホテル
シャングリラ・タンジュンアル・リゾート&スパ コタキナバル
コタキナバルの南西に位置するタンジュン・アルの岬にある5つ星の高級リゾートホテル。 子供用の託児施設の規模はサバ州で最大 で、託児所(4歳以上が対象)などもあり子連れの方におすすめです。ウォータープレイエリアはボルネオ唯一のウォーターアクティビティ施設で、各年齢層ごとにエリアが分かれているため、お子様から大人まで全ての方にお楽しみいただけます。 夕日の名所 として人気の高いサンセットバーもおすすめです。
シャングリラ・ラサリア・リゾート&スパ コタキナバル
目の前には3kmにも及ぶ白砂のビーチ、後ろには森が広がる自然豊かな孤島。数多くの珍しい食虫植物や野鳥など 熱帯雨林ならではの自然を味わうことのできる南国リゾート です。ゴルフ場、テニスコート、プール、スパ、フィットネスなど、リゾート内の施設も充実しています。また、キッズプールや託児サービス(4歳~12歳対象)などもあり、 お子様連れでも安心 です。コタキナバル国際空港から車で約45分。
ルメリディアンホテル
市街の中心部に位置する5つ星ホテル。周りには大型ショッピングセンターやマーケットがあり、 観光に最適の立地 です。屋外プールから見える海の景色も良いです。コタキナバル国際空港から車で約15分。
ネクサス・リゾート&スパ・カランブナイ
カランブナイ半島にある高級リゾート。目の前には白砂のプライベートビーチ、背後には自然公園が広がります。リゾート内にはゴルフ場、フィットネス、プール、バーなど多数のレジャー施設があり、 全客室からオーシャンビュー をご覧いただけます。コタキナバル中心地から車で約40分。
コタキナバルのお買い物スポットとおすすめのお土産
サンデーマーケット
毎週日曜日の早朝から、ガヤストリートで開催 されます。新鮮な果物、野菜、魚、お茶、お菓子などの食料品から生活雑貨、民芸品、工芸品、観光客向けのお土産に至るまで、様々なものが売られています。ローカルな雰囲気に是非触れてみてください。
ハンディクラフト・マーケット
海沿いに広がる 手工芸品に特化した市場 。織物や、木工品、手編みかごなど、サバ州とフィリピン南部からの民芸品が並んでいます。特に、淡水パールが豊富にあり、お手頃価格で様々なバリエーションがあります。
カダイク
サバ州観光局が運営するスーベニアショップ。各民族の伝統酒工芸品やビーズアクセサリー、オランウータンやテングザルのぬいぐるみ、自然派コスメ、楽器などを扱っています。
センターポイント
カダイクの隣のエリアにあるショッピングモール。日用雑貨から食料品に至るまであらゆるショップが並んでいます。
スーパー
サバティ (世界遺産「キナバル山」の麓茶畑で栽培されている紅茶)や肉骨茶の素、 テノムコピ (サバ州テノム名産のコーヒー)、 マンゴーグミ 、サバ州タラウ産のカカオを使用したココアなどがお買い求めいただけます。
【泊数別】コタキナバルの観光プラン
こちらでは、宿泊モデルプランをご紹介します。コタキナバル旅行には 最低でも3泊4日 あると良いでしょう。直行便で行く場合、1日目の夕方頃コタキナバルに到着。クアラルンプール経由で行く場合、当日の深夜または翌日の午前から午後の到着となります。帰りは、直行便の場合は早朝発、午前中に成田着。乗り継ぎの場合は帰国日前日にコタキナバル発、翌日成田着。または早朝発、夜着となります。余裕がある方は5日間の旅行をおすすめします。
3泊4日
2日目、3日目の2日間が自由時間となります。あまり時間に余裕がないので、オプショナルツアーなどに参加して効率よく回るのが良いでしょう。経由便で行く場合、観光に充てられる時間はわずか1日半程。2日目の午後から半日のリバークルーズツアーでホタル観賞などがおすすめです。3日目はキナバル公園で丸一日、公園散策やジャングルトレッキングを楽しむのが良いでしょう。体を動かした後は、公園内の露店温泉「ポーリン温泉」でゆっくりと体を休めるのがおすすめです。
4泊5日
自由時間が3日間あるので、少し時間に余裕があります。2日目にマンタナニ島など中心部から少し離れた自然豊かな島まで足を伸ばすのも良いでしょう。シュノーケリングやダイビング、カヤックなどのマリンアクティビティを1日満喫し、そのまま島に宿泊するのもおすすめです。4日目には都市部でゆっくりと観光をし、マーケットなどでショッピングやローカルフードを楽しむのも良いでしょう。
現地オプショナルツアーを利用して、大自然と伝統文化を味わおう!
自然豊かなコタキナバルは、トレッキングやリバークルーズ、シュノーケリング、ラフティング、ゴルフやスパなどのアクティビティが充実。先住民族の伝統文化体験や固有の動植物との出会いなどもお楽しみいただけます。ベルトラでは、魅力あふれる観光名所を効率よく満喫できるオプショナルツアーを数多くご紹介しています。日本語ガイド付きツアーなどもございます。ぜひチェックしてみてください。
※交通機関や施設の料金、時間等は予告なく変更になる場合があります。最新情報は公式サイトも合わせてご確認ください。
やってみよっか?