西表島と由布島の楽しみ方！手つかずの自然を満喫できるアクティビティ
西表島（いりおもてじま）は八重山諸島で最大の面積があり、沖縄県全体では本島に次いで2番目の面積を誇ります。沖縄にはたくさんの離島がありますが、西表島や近隣の由布島では手つかずの自然と珍しい野生動物を見ることができます。大自然の景色の中で楽しめる魅力的なアクティビティが豊富にあるので、ここでご紹介させていただきます。
※2022年11月1日に公開済みの記事を更新しました
西表島の魅力
行き方
西表島には空港はありませんので、通常石垣島を経由してフェリーで向かいます。まず石垣空港に到着したら石垣港離島ターミナルへ向かいます。西表島には2つの主要な港があり北部にあるのは 「上原港」 、南部にあるのは 「大原港」 です。所要時間は上原港までは約40分、大原港までは約35分。島内にあるこの2つの港は車で約50分の距離があるので、どちらの港に向かうかご自身の予定に併せて決定しましょう。
どんなところ？
沖縄といえばビーチを想像する方も多くいらっしゃると思いますが、西表島の約90%が、人の手が加えられていない亜熱帯の原生林に覆われています。有名な イリオモテヤマネコ をはじめ カンムリワシ など国の特別天然記念物に指定されている生き物が多く生息していることから 「東洋のガラパゴス」 とも呼ばれています。島には多くのアクティビティスポットが点在しているので、1泊2日以上の宿泊がオススメです。
西表島の主なアクティビティ
マングローブクルーズ
「マングローブ林」 とは熱帯や亜熱帯地域の海水と淡水が混じり合う河口や沿岸に生育している植物群の総称をいいます。そのマングローブ流域面積日本一を誇る 「仲間川」 を遊覧船で渡るクルージングは西表島観光ハイライトのひとつです。また手軽に西表島の自然を知ることができるので多くの観光客に人気を呼んでいます。
マングローブカヌー（カヤック）
クルーズと違いエンジンの音がなく、静かに自然の中を移動できるのが魅力です。より自然を間近で感じられ、お子様との思い出づくりにも最適です。西表島冒険の旅に行ってみてくださいね。
シュノーケリング
西表島を含む八重山諸島は透明度抜群で魚の種類も多くシュノーケリングには最適な場所です。中でも 「星砂の浜」 は西表島でNo.1のシュノーケリングスポットで、手に取ると星の形をした砂が見られる美しいビーチとして知られています。奇跡の島とも呼ばれる 「バラス島」 は、サンゴ礁でできた小さな島でシュノーケリングだけでなくフォトスポットとしても圧倒的な人気を誇り、美しい絶景が広がっています。また近年ではダイビングポイントとしても人気を呼んでいます。他にも「イダの浜」や「まるまビーチ」等、シュノーケリングにぴったりなスポットがたくさんあります。
マングローブSUP
SUP（サップ）とは「Stand Up Paddleboard」の略称です。西表島の河は波が少なくSUPには最適な場所。専用のボードに乗ってのんびり漕ぎ進むジャングルクルーズもまた貴重な体験の一つ。ボードは意外にも安定性が高く初心者でも手軽に楽しめます。
洞窟探検（ケービング）
もっと西表島の大自然を満喫したい方にオススメなのが、洞窟探検です。西表島には、無数の鍾乳洞が存在します。安全のための装備は欠かせませんので、プロが案内する安心のツアーに参加しましょう。沖縄No.1の落差を誇る「ピナイサーラの滝」まで網羅したトレッキングツアーとセットで行けば、充実した1日になること間違いなしです。
星空鑑賞＆ナイトサファリ
西表島はジャングルや海だけではありません。国内初の星空保護区に指定され、有数の満天の星空を観察できます。また夜は夜行性の動物が一気に活発になるので、昼間に出会えなかった動物たちに会えるナイトサファリもオススメ。運が良ければ絶滅危惧種の「ヤシガニ」に会えるかも。
西表島から近い由布島
西表島からたった15分先にある近隣の由布島には水牛車で渡っていくのが定番のアクセス方法。満潮時でも深さ1mに満たない遠浅の海を通ります。水牛は水が大好きでかつては農耕用として活躍しましたが、現在は観光用として人々から愛されています。由布島は島全体が 亜熱帯植物園 となっていますので、大人から子供まで退屈しない1日が過ごせます。パンフレットで見たことある沖縄ならではの風景たち。必ず訪れたい場所です。石垣島発で、西表島・由布島・竹富島の3つの島を行く便利で欲張りなツアーもあるので効率よく訪問されたい方にはそちらもおすすめです。
選びきれない豊富なアクティビティが満載！
西表島には島内や付近の離島を含め豊富なアクティビティがあります。陸で亜熱帯ジャングルの希少な野生生物を観察するコースから海でシュノーケリングや海水浴など、どれも魅力たっぷりです。うまくツアーを組み込めば持ち物の用意の手間も省けます。ここはまさに秘境の地！是非訪れてみてはいかがでしょうか。
※交通機関や施設の料金、時間等は予告なく変更になる場合があります。最新情報は公式サイトも合わせてご確認ください。
やってみよっか？
