ドバイの気候の特徴は？気になるベストシーズンや最適な服装も紹介！

ドバイの基本情報

アラブ首長国連邦（UAE）最大の都市

世界一の高さを誇る超高層ビル「ブルジュ・ハリファ」、ペルシャ湾に浮かぶ美しい人工島「パーム・ジュメイラ」、世界一大きなショッピングモール、人気のデザートサファリが楽しめる広大な砂漠など、 観光資源豊かなドバイ。 治安もいいため、世界中から多くの観光客が集まります。

イスラム教国家としての特徴

ラマダンの時期

ヒジュラ暦の9月 にあたるラマダン。イスラム教徒にとっては、神への信仰心や家族との絆を深める大切な期間となります。 日中の断食で有名ですが、外国人観光客は食事を我慢する必要はありません。 ただし断食中の現地の人々への配慮として、飲食店はパーティションで仕切られた状態で営業しています。

お酒について

イスラム教国家のため、街中にあるスーパーやレストランではアルコール類を販売していません。お酒が飲みたいときは、 ホテル内のレストランやバーを利用 しましょう。ホテルの宿泊者以外でも気軽に利用可能なのでご安心を。

日本からのアクセス

エミレーツ航空が 1日1便ずつ直行便 を運航しています（2020年時点）。出発空港は成田国際空港、羽田空港（東京国際空港）、関西国際空港で、いずれもドバイ国際空港に到着します。フライト時間の目安は 約10～11時間。 日本との時差は マイナス5時間 で、サマータイムは実施されていません。

ドバイの気候の特徴

砂漠気候

「ドバイ＝中東の暑い国」というイメージがあるかと思いますが、 時期によっては昼と夜の寒暖差が15℃ 近くとなることもあります。暑い国だからと薄手の服しか持っていかないと、日没後に冷えて体調を崩してしまう可能性も。出発前に最高気温と最低気温をチェックして、体温調節ができる上着を持っていきましょう。

夏季と冬季

一般的に、 夏季は4月～10月 、 冬季は11月〜3月 とされています。 夏は最高気温が50℃以上 になることもあり、湿度も高いため非常に過ごしづらいです。熱中症や脱水症状を起こさないためにも、日中外を出歩く時間を最小限に抑える、こまめに水分補給をするなどの注意が必要です。また日焼けが気になる場合は、日焼け止めや日傘を持参しましょう。帽子やアームカバーなどの日焼け防止アイテムもおすすめです。一方 冬の平均気温は20℃～25℃ と過ごしやすく、日中も比較的快適に出歩ける天気のことが多いです。

観光のベストシーズン

ドバイ観光のベストシーズンは、 温暖で過ごしやすい11月から3月までの冬季 と言われています。また 毎年12月下旬から2月にかけて、ドバイショッピングフェスティバル という大規模なセールが行われます。モールだけでなく小売店でもお得なセールをしているので、買い物がメインの目的であればこの時期がおすすめです。ドバイ公式観光局でも紹介されていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

年間の平均気温

ベストシーズン、閑散期、それぞれの平均気温が気になるところですよね。月ごとの平均最高気温と平均最低気温をまとめましたので、ぜひ参考にしてみてください。

1月........最高24℃、最低15℃

2月........最高25℃、最低15℃

3月........最高28℃、最低17℃

4月........最高32℃、最低20℃

5月........最高37℃、最低24℃

6月........最高39℃、最低26℃

7月........最高41℃、最低29℃

8月........最高40℃、最低29℃

9月........最高39℃、最低26℃

10月......最高35℃、最低23℃

11月......最高31℃、最低18℃

12月......最高26℃、最低15℃

こうして見てみると、年末年始はとても観光に適した時期。「GWか年末年始、お正月休みしか旅行に行けない！」という人にとって、ドバイはおすすめの旅行先だと言えますね。

雨が多い時期

気温の面では11月～3月がとても過ごしやすいドバイですが、 12月～3月は比較的雨が多い時期 とされています。とはいえ、 最も降水量が多い2月でも日本と比べると3分の1程度 ですので、そこまで旅行に影響はないでしょう。また夏は湿度が100％近くとなることもあり、外を数分あるいただけで滝のような汗が出てきます。

風の強い時期

風が強い傾向がある時期としては、1月～6月が挙げられます。

また、ビーチ沿いはより風の強さを感じたり、砂漠で強風が吹くと熱風となり体感温度がさらに熱く感じることもあるので、事前に天気予報を確認し、風対策や日焼け止め対策などをしっかりと行ってください。

おすすめの服装

ベストシーズンにあたる11月～3月 であれば、日本でいう 春の服装（長袖長ズボン） がちょうどいいでしょう。日中は日差しが強いですが、日没後は冷え込みます。薄手のカーディガンやパーカーを組み合わせるなど、体温調節しやすい服装がおすすめです。 4月～10月 であれば、 半袖と半ズボン でよいでしょう。また冷房が効いたモール内用に、上着を1枚持っておくと安心ですね。砂漠ツアーに参加する場合は、砂嵐対策としてストールやサングラスも忘れずに準備しておきましょう。

ドバイのおすすめ観光スポット

ブルジュ・ハリファ【Burj Khalifa】

ダウンタウン・ドバイの中心にそびえ立つ、 ドバイのランドマーク的な超高層ビル です。124、125階にある「アット・ザ・トップ」、または148階にある「アット・ザ・トップ・スカイ」という展望台からは、高層ビルが立ち並ぶドバイの街並みを一望できます。

ドバイ・モール【The Dubai Mall】

世界一の広さを誇る巨大ショッピングモール。 約1300店舗 が集まったショッピングゾーンをはじめ、飲食店、水族館、映画館、スケートリンクなどのレジャー施設も入った観光名所です。イスラム建築のアーチを模した屋内スークもあるので、一日中楽しめること間違いなし。

ジュメイラ・モスク【Jumeirah Mosque】

ドバイで最も美しいといわれているモスク です。一般的にモスクはイスラム教徒以外立ち入り禁止となっていますが、このモスクはツアー形式で内部を見学させてもらえます。なお見学の際は、 服装やマナー についてあらかじめ確認しておきましょう。男性も女性も肌の露出について厳しいルールがありますので、以下の点に注意してくださいね。

女性

・肌が透けない長袖の上着を着ること

・くるぶしまで隠れるズボンまたはスカートを履くこと

・体のラインが出るタイトな上着やスキニーパンツはNG

・スカーフなどで髪の毛を隠すこと

男性

・長袖または半袖（タンクトップNG）

・長ズボン（半ズボンNG）

・ビーチサンダルNG

ドバイ旅行におすすめのホテル

リビエラ・ホテル【Riviera Hotel】

ロビーに 日本人専用のデスク がある4つ星ホテル。英語が少し心配な方にも安心ですね。 日本語のホームページ もありますので、気になる方はチェックしてみてください。

ソフィテル・ドバイ・ダウンタウン【Sofitel Dubai Downtown】

ブルジュ・ハリファ/ドバイ・モール駅から徒歩わずか2分 の好立地にあります。高級感と洗練された都会的な雰囲気を兼ね備えた5つ星ホテルです。窓からブルジュ・ハリファを眺めることが出来る部屋もあります。

ブルジュ・アル・アラブ【Burj Al Arab】

「7つ星ホテル」と言われている、ドバイを代表する高級ホテル。公式の格付けでは5つ星（最高ランク）ですが、7つ星と謳っているだけあり全室がスイートルーム。 物価の高いドバイの中でも特にラグジュアリーな、憧れのホテル です。

ドバイ旅行におすすめのレストラン

ローカル・ハウス・レストラン【Local House Restaurant】

ラクダバーガーをドバイで初めて提供したことで知られているレストラン。 ラクダバーガー（Dh50） 以外にもさまざまな中近東料理が楽しめます。ガイドブックにもよく登場する、話題のレストランです。

アル・ナフーラ【Al Nafoorah】

本格的なレバノン料理 が楽しめるレストランで、ジュメイラ・エミレーツ・タワーズ内に入っています。 お得なビジネスランチコースはDh120～。 ディナーで利用する場合は、量が多めなのでシェアして色々食べてみるといいでしょう。

アル・マハラ【Al Mahara】

店内に大きな水槽があり、 優雅に泳ぐ魚たちを眺めながら食事が楽しめる高級シーフードレストラン。 ランチ、ディナーいずれも 予約が必要 なので、気になる方は早めにブッキングしておきましょう。1人あたりの予算はランチでDh500、ディナーだとDh800くらいです。

ドバイで食事やアクティビティを楽しむなら現地オプショナルツアーがおすすめ！

暑さが厳しいイメージのドバイですが、季節によっては観光に適していることがわかりましたね。見どころ満載のドバイ観光、効率的に巡るならベルトラのオプショナルツアーがおすすめです。初めてのドバイ観光にぴったりな半日市内観光ツアー、砂漠を満喫できるデザートサファリ、ブルジュ・ハリファの展望台チケット、高級レストランの事前予約など、魅力的なアクティビティがたくさんあります。上手に活用して、自分だけの素敵なドバイ旅行を計画してみましょう。

※交通機関や施設の料金、時間等は予告なく変更になる場合があります。最新情報は公式サイトも合わせてご確認ください。