江戸時代にはすでに存在していませんでしたが、現在の模擬天守は1958年4月に天守台の半分を使って建てられたものです。築城時期や天守台の大きさから推測して、かつての天守は望楼型になっており、現在よりも一回り大きい3重4階の天守だったということです。また、江戸時代は歴代城主の多くが幕府の重役に出世した、ということから出世城と呼ばれていたといいます。多くの城主が存在し、またその時代の歴史も感じることができる場所です。
自然の石を加工せずに積み上げた野面積みの石垣は当時のままです。浜松市のセントラルパークとして人気があり、天守閣の中には関連資料や武具などが展示されています。最上階は展望台になっているので美しい浜松の眺めを楽しむことが出来ます。春には桜を楽しむこともできます。