与那国神話巡りツアー　島ガイドと絶海の孤島に伝わる伝承と伝説を紐解く！＜3時間／与那国島＞

日本最西端の地で知られる与那国島。年に何度かは隣接する台湾が見える日があるほど、国境に位置しています。
そんな絶海の孤島では、謎に包まれた海底遺跡など与那国でしか出会えない固有の景色がたくさん。自然が生み出した地球の息吹を感じるような荒々しい景観と、対比的にゆったりと流れる島時間や独特な伝統文化が染み込む人々の生活を感じることができます。

ガイド：田中雅洋（たなか　まさひろ）
島ガイドならお任せ！ロマンと不思議が詰まった与那国に魅せられ、飛び込みでガイド業をスタートして早13年の与那国で唯一の島ガイド。

【ツアーで心がけていること】与那国島はダイナミックな自然や未だ残る多くの謎、魅力が点在する島です。一期一会の与那国島との出会いを大切に、お客様のリクエストを聞きながら、ツアーをコーディネートしています。

【長くツアーを続けている理由は？】長い時間が経っても、私が魅了された与那国島は変わらずここにあります。縁があってこの地に引き寄せられた方に、その素晴らしさをお伝えしたく地道にやっていたら、13年が経っていました。

国境に位置する孤島だからこそ、与那国島には数多くの神話や伝説が言い伝えられています。そんな有名無名の史跡を辿り、古代の思想に想いを馳せる神話紐解く旅へご案内！

定番スポットから、島を良く知る現地ガイドだからこそお連れできる穴場まで、当日のベストスポットにお連れします。

国の名勝地にも指定されている絶景ポイント。祖納の南西にそそり立つ、標高100ｍの天然展望台です。眼下に集落やナンタ浜が一望できます。15世紀末期に活躍した女酋長の居住伝説や、男より犬を愛した悲しく奇妙な「イヌガン伝説」が残る地です。

15世紀末当時、与那国島では人口を減らすための、人減らしが行われていたとされており、この悪法を廃止させ、平和な島に蘇らせたのが伝説の女酋長サンアイ・イソバと言われています。
ティンダバナは彼女の拠点として知られ、神秘的な雰囲気が漂います。

与那国島のシンボルともいえる、島の南東部の海岸にそびえ立つ岩。
その昔、海鳥の卵を取ろうと、この岩に登って下りられなくなった若者がおり、神に祈りを捧げて眠りについたところ、眼を覚ましたら無事に戻れていたという伝説があると言われています。
立神岩が海の中にポツンと1つだけ突起している不思議な岩。ユニークなその姿とその周りに広がる美しい海との対比から生まれる、神秘的な雰囲気を楽しみましょう。