久米島の東部にある西奥武島の南側の海岸にあります。西奥武島は離島ですが、久米島からは橋で繋がっているので車でも気軽に行くことができます。久米島空港からは車で25分、兼城港からは20分という近さです。バス営業所からは空港線に乗り、バーデハウス前で下車し徒歩3分の距離にあり、レストハウスの裏の防波堤の下に広がっています。また近隣には温泉施設やキャンプ場などもあり、駐車場や綺麗なお手洗いなども完備されています。
歴史
自然が作り出したとは信じがたい、亀の甲羅のような不思議な形の岩ができたのは約2千年前と言われています。海中の噴火により放出された溶岩が冷えて固まる時に、規則的な亀裂がはいったことによりできたと考えられており、長い年月の間の波の浸食で表面が平になりました。その模様が六角の畳を敷いたようなので「畳石」、または亀の甲羅に似ていることから「亀甲岩」と呼ばれるようになりました。全国的にもとても珍しい岩です。
見どころ
白い砂浜の先に広がる亀の甲羅模様の畳石は1000個以上が連なり、大きなものでひとつの直径が2m近くになります。全国的にも珍しい形のこの岩は県指定の天然記念物でもあります。波が引いた時にいくとより多くの岩が見やすくなります。波が引いた時には隙間にできた水たまりに小さな魚がいることもあり、子供達でも沖縄の自然を楽しむことができます。また岩の先には青々とした沖縄の綺麗な海が広がっており絶景ポイントです。
