風趣に富んだ古民家ホテル「ryugon」宿泊と選べる雪国ガストロノミー体験 雪国の「ひと」「食」「文化」にふれる1泊2日の旅＜食事付／南魚沼＞

約200年前の庄屋や豪農の館を移築・改装した古民家ホテル「ryugon」は、いつ訪れても、雪国の「文化」「ひと」「食」とふれあえる、心ほどけるお宿です。

雪国らしさが散りばめられた館内には、いつもの日常からホッと一息つける、様々な施設をご用意しております。お気に入りの空間を見つけてどうぞごゆっくり。思い思いのひとときをお過ごしください。

「白い囲炉裏」が目を引くryugonのラウンジでは、お飲み物やお菓子などをお好きなときにご利用いただけます。宿泊者のお客様には、アペリティフ（食前酒）として、地元の日本酒や季節のカクテルなども無料でご用意しております。

開放的な和室からプライベート感のあるソファ空間もございますので、リモートワークにもお使いいただけますよ。お好きな時にお好きな場所で、ごゆっくりお寛ぎください。

【利用時間】
ラウンジ: 7:00〜24:00
アペリティフ: 17:00～19:30

※チェックイン前のお荷物預かり、ラウンジ利用も可能です。

ryugonのライブラリーには、歴史書や小説をはじめ、旅行記など雪国にまつわる読み物も収められています。心の赴くままに、目に留まった本を手に取ってみて、お気に入りの空間で贅沢な読書時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

重要文化財にも指定された幽鳥の間、坂戸山の自然を身近に感じられるアウトドアテラス、また「かまくら」や「雪景色」をイメージした家具を配したコモンラウンジなど、お部屋以外のスペースでも気分を変えて、珈琲を片手に、自分だけの「龍言時間」に籠ることができますよ。

ryugonの周辺は、思わず深呼吸したくなる豊かな自然で溢れています。夕食前にちょっとそこまで散歩してお腹を空かせてみたり、e-bikeに乗って田園風景のなかを爽快に駆け抜けてみたり。その日の気分に合わせて、心地よく身体を動かしてみましょう。

木々が風に揺られる音や森から漂う香り、自然を身近に感じることができるのがこの地域のよさです。大自然のパワーをチャージして、ぜひ心も身体ストレッチしてみてくださいね。

★選べる無料体験オプションで「E-bikeレンタル」を選択可能！
ご予約時にご希望をお知らせください。

身体を動かしたあとは、心ほぐれる癒しの湯時間をご満喫ください。ryugonの大浴場は、その昔に米蔵として使われていた建物を移築した、風情溢れる木造平屋土蔵造り。やわらかで湯あたりしづらいアルカリ性単純泉を、六日町温泉から引湯しています。坂戸山の麓に抱かれた豊かな自然を眺めながら、ゆっくりと羽を伸ばしお寛ぎください。

山の雪解け水を使って醸された日本酒「八海山」から生まれたシャンプー、トリートメント、ボディソープなど、こだわりのアメニティも備え付けています。

ご夕食は、メインダイニングにて「雪国ガストロノミー」全9品のフルコースをご用意いたします。和食の技術を基本としながらも、ryugonならではの斬新さを料理に取り入れた新しいスタイルの郷土料理です。お食事の時間を通して、雪国の暮らしや食文化を感じていただけるよう心がけております。

✏︎ 雪国ガストロノミーとは…
山菜やきのこといった山の恵みや発酵食品、雪室（ゆきむろ）で保存された野菜など雪国の暮らしに欠かせない食材を中心にした料理です。旧龍言の伝統を受け継ぎ、レストラン中央部には囲炉裏を配置。旬の素材を職人がじっくりと焼き上げます。ぜひ地元産の日本酒やワインと共にお楽しみください。

【1】雪国とせ（雪室で熟成させた保存食の盛り合わせ）
- 菜飯、いとこ煮 、わっぱさみ、のっぺ煮、きっこうし漬け
【2】日本海天然鮟鱇汁
【3】日本海天然鮮魚盛合せ
【4】山の恵み豆乳ブリュレ
【5】蓮根餅 立て焼き ※ダイニング中央の囲炉裏で焼くお料理です。
【6】佐渡鰤大根 エスプーマ
【7】A5ランクにいがた和牛低温ロースト
【8】お食事
- 魚沼産コシヒカリ塩沢地区限定一等米
- けんちん汁・ごはんのおとも
【9】甘酒と豆乳ヨーグルトのアイス

ラウンジのモーニングサービスでは、焼きたてのパティスリー（パンやクッキー）を無料でご用意しております。淹れたての温かいコーヒーやソフトドリンクとあわせてぜひお楽しみください。お部屋にお持ちいただくこともできますので、朝はゆっくり過ごしたい方や朝食を軽めに済ませたい方にもおすすめです。

【利用時間】
7:30～11:00

※追加料金（+ 2,750円）で和朝食のご用意も可能です。ご希望の場合はご予約時にオプションにてお申し込みください。

南魚沼に暮らして数十年。関さんは雪国の食を知り尽くした郷土料理名人です。旬の食材と雪国の保存の知恵を生かした料理はまさに熟練の技。ryugonの料理長が「関さんの煮物には敵わない」と話したというエピソードも。

実は関さんは民謡の名手でもあります。運が良ければryugon「幽鳥の間」で開催される「伝統小唄と三味線ライブ」を観られるかもしれません。津軽三味線の奏者は関さんの旦那さん。ご夫婦の息の合った演奏が魅力です。

一緒にクッキングを楽しみながら、名人だからこそ知るお料理のコツや知恵、雪国の文化や音楽について等、気になることはなんでも聞いてみてくださいね。

古き良き雪国の台所「土間」スペースで体験！50年も前から使っているかまどが残っていたり、お漬物の香りがほのかに漂っていたり…。どこか懐かしさを感じる田舎のおばあちゃん家のような空間です。

そんな昔ながらの土間空間で、みなさまには「ごはん炊き」と「汁物作り」をしていただきます。地元で暮らす郷土料理名人のおばあちゃんと一緒に、雪国ロ－カル体験をお楽しみください。

ごはん炊きは、かまどに火を入れるところからお手伝いいただきます。南魚沼産コシヒカリを雪どけ水で研いで、大きな羽釜で炊き上げますよ。

お米は塩沢地区の契約農家「宮田農産業」さんから直接仕入れている一等米で、コシヒカリ特有の粘り気と炊き上げた時のつやが特徴的。かまどで炊き上げるとより一層輝きを増すそうです。

かまどでご飯を炊くことは、地元の人でもなかなかできない特別な体験。炊飯器と比べれば手間隙はかかりますが、郷土料理にも勝る、作り手の想いがぎゅっと詰まった美味しさです。

汁物作りは、具材を切るところからご一緒に！火の通りにくいものから順に切って鍋に投入していきます。地元産の食材をどっさり入れて、ryugon伝統のかまどでグツグツと…。

昼夜の寒暖差が大きい雪国・新潟では、甘みのある作物が育ちます。それはお米だけでなく、野菜も同様。野菜の旨味がたっぷり滲み出たお汁を味わうことができますよ。出来上がりをお楽しみに♪

土間クッキング体験中には、おばあちゃんがてきぱきと手を動かしながら「雪国の知恵」を伝授しれくれますよ。旬の食材を美味しく調理するコツや、長く厳しい冬から生まれたこの地ならではの保存食文化など、「わぁ〜試してみたい！」と思うものばかりです。

何気ない会話で盛り上がったり、この地域の暮らしや日常について飾り気のない言葉で話を聞くことができるのは、土間クッキングならではの楽しみの一つ。またおばあちゃんに逢いにきたくなる、そんな心温まるひとときです。

羽釜からパチパチという音と甘〜い香りがしてきたらご飯が炊き上がる合図。一緒に作った汁物と炊き立てごはんに加え、季節を閉じこめたおばあちゃん手作りの山菜料理を本漆のお膳でいただきます。

ツヤツヤふっくらの羽釜ごはんは、何度でもおかわりしたくなる感動の美味しさ！旨味が凝縮された小鉢のおかずも、ごはんのおともに一口食べればもうお箸が止まりません。体にも心にもやさしく沁み渡る、雪国のスローフードをご堪能ください。