九十九島は、長崎県の佐世保港の北25キロメートルのところに転々と島が点在する海域のことであり、観光地にもなっています。実際の島は208個あり、風景の美しさも魅力の一つです。アクセスとしては、佐世保港までは高速バスや電車で行くことができます。それから島々の中でも黒島などは、フェリーに乗っていくことができます。車で行く場合はフェリー会社への予約が必要な場合もありますので、事前に確認しておくことが必要です。
歴史
九十九島の見どころは、展望台から見える景色です。陸と海が入り組んだ地形ですので、自然の美しさを楽しむことができますし、夕焼けも非常にきれいです。展望台までの景色も美しいので散策する価値があります。船で島をめぐるツアーなどもあり、特徴ある島々を巡ることができますので人気です。さらには、無人島に上陸できるツアーもあったり、シーカヤックが楽しめたりするなど、ほかでなかなかできない体験ができることも魅力の一つです。
見どころ
九十九島の歴史は古く、江戸時代にはすでにこの呼び名があったとされています。九十九というのは数ではなく、たくさんの、とか素晴らしいなどといった意味からその呼び名で呼ばれていました。初めての日本地図を実測で作った偉人である伊能忠敬もここの自然を目の当たりにして測量したといわれています。島々の中では、黒島が江戸時代に禁止されていたキリスト教を信仰していた、隠れキリシタンの住む島として有名であるなど、歴史のある島です。