唐人屋敷跡 (観光情報) (観光情報) | 長崎観光 VELTRA(ベルトラ)
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唐人屋敷跡

JR長崎駅から長崎観光に便利な路面電車(正覚寺下方面行き)に乗車し6分、築町電停で下車し長崎新地中華街を越え7分ほど歩いた先に、中国人居留地であった唐人屋敷跡があります。現在は四堂のみが修復改築して残されていますが、その範囲であった四隅には唐人屋敷跡の境目を示す碑が建てられています。
歴史
1635年から中国との貿易を長崎港が独占的に行っていましたので、唐人屋敷の範囲は現在の長崎市館内町のほぼ全域。総面積約9400坪で、出島の約3倍もの広さがありました。現在の長崎新地中華街が元々倉庫であり、唐人屋敷は木造2階建の長屋が約20棟立ち並び一度に2000人前後が暮らすことができる大きさとなっていました。ここに住んでいた在住中国人が、明治維新後に唐人屋敷が廃止された事をで元の倉庫であった現在の長崎新地中華街に移り住み、中華街として発展していきました。

見どころ
現在残されているのは四堂だけと、当時の唐人屋敷の規模を実感するのは難しいですが、当時の範囲四隅に設置された境碑を巡るとその大きさを実感できます。残されている四堂は、立派な反り屋根を持つ土神堂、基壇に合端合わせという沖縄的建築要素が見られる観音堂、レンガ塀に囲まれた天后堂と、明治30年(1897)に福健省泉州出身者によって建てられた福建会館は中国式の建物に一部木鼻や欄間は和風の造りになっており和洋折衷を感じることができます。そのいずれも焼失、また原爆で倒壊したため、唐人屋敷時代そのものの造りを見るのは難しいですが、観音堂入口のアーチ型石門は当時のものといわれています。

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JR長崎駅から長崎観光に便利な路面電車(正覚寺下方面行き)に乗車し6分、築町電停で下車し長崎新地中華街を越え7分ほど歩いた先に、中国人居留地であった唐人屋敷跡があります。現在は四堂のみが修復改築して残されていますが、その範囲であった四隅には唐人屋敷跡の境目を示す碑が建てられています。