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伏見酒蔵めぐり

伏見はかつて「伏水」と書かれていたほど、質の高い伏流水は豊富な地です。桃山丘陵をくぐった清冽な水が水脈となって、山麓近くで湧き水となってあらわれます。伏見が日本を代表する酒どころとなったのも、この天然の素晴らしい水に恵まれていたことが大きな要因です。また、伏見には「金名水」「銀名水」など多くの名水伝説が残っています。水質はカリウムやカルシウムなどをバランスよく含んだ中硬水で、最適の条件を満たしているのです。
歴史
伏見の酒の歴史は古く、日本に稲作が伝わった弥生時代に始まったと言われています。それ以来、脈々と受け継がれてきた酒造りの伝統が花開いたのは安土桃山時代のことです。豊臣秀吉の伏見城築城により伏見の町は城下町として大きく栄え、人口6万人の大都市を形成、酒の需要が急激に高まる中で改良も加えられ伏見の酒も一躍脚光を浴びました。さらに江戸時代になると伏見は港町として発展し、伏見の酒は旅人の口コミで売れていきました。しかし米が何より重要であった時代、豊作・凶作による米価の変動を防ぐため、酒の造石高は幕府により制限を受け、経営が困難になる蔵が続出、その後鳥羽・伏見の戦いでは酒蔵のほとんどが焼失しましたが、明治になって勢いを取り戻し、手k名の酒どころとして、全国に名を轟かせるようになりました。

見どころ
春の京都では上賀茂神社と城南宮で平安時代の面影を残す「曲水の宴」という行事が行われます。酒を注いだ盃をオシドリを象った杯台に載せて、庭園を流れる小川に流します。小川の畔では平安装束に身を包んだ歌人が座し、酒盃が自分の前に流れ着くまでに和歌を詠み、短冊にしたためて盃の酒を飲みます。ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。また月桂冠大倉記念館を中心に昔ながらの町並みが残っており、徒歩で散策するのも風情いのある景色が楽しめます。

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伏見はかつて「伏水」と書かれていたほど、質の高い伏流水は豊富な地です。桃山丘陵をくぐった清冽な水が水脈となって、山麓近くで湧き水となってあらわれます。伏見が日本を代表する酒どころとなったのも、この天然の素晴らしい水に恵まれていたことが大きな要因です。また、伏見には「金名水」「銀名水」など多くの名水伝説が残っています。水質はカリウムやカルシウムなどをバランスよく含んだ中硬水で、最適の条件を満たしているのです。