妙立寺(忍者寺)は、1583年に前田利家が祈願所を建立したのが始まりで、1643年、3代目藩主利常によって移築建立されました。その後、能登石動山、新堅町を経て、1950年代に現在地へと移築されました。開運の祖として、宗派にこだわらず様々な人から崇拝され、たくさんの参拝客を集めてきました。1862年には、葛西により一部が焼失してしまいますが、前田家の援助により、すぐに修復されています。修復を期に、正門も鶴来街道側へと変更されました。
妙立寺(忍者寺)の見どころは、建物の中に施された仕掛けです。本堂正面に埋め込まれている賽銭箱は、敵の侵入時には落とし穴として使用されました。物置の戸を開くと隠し階段があり、地下へと脱出できます。また、本堂の階段は床板を外すことができ、敵の来襲時には落とし穴になりました。その他、加賀平野や金沢城を見渡すことが出来る物見台、歴代藩主が使用していた格式の高い茶室の附属した謁見の間など、興味深い仕掛けや部屋があります。
当初、金沢市内はレンタカーで周るつもりでしたが、渋滞対応や道順のロス等を考慮し、こちらのガイドツアーを利用させて頂きました。思った通り、観光タクシーには専用の駐車場が各観光スポットのベストな位置に完備されており、駐車場を探す手間なく周れまし... 続きを読む
閉じる渋滞を加味したコース配分が出来ていなかったようで、少々残念でしたが、とても親切丁寧なドライバーさん&サービスでした。